日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

ほとぼりを冷ます

2007年06月21日 | インポート
「ほとぼり」を辞書で引くと 1.ほてり 2.余勢 3.世人の注意 とある。

ほとんど決まっていた投票日を、国会の会期を延長して先延ばしにするという策で、国民の「ほとぼり」を冷まさなければならないほど、年金問題は選挙結果に重大な影響を及ぼすだろうというのが現政権の見解のようだ。

既に7月22日の投票日ということで準備をしていた自治体にとっては、チラシや入場券の刷り直しなどで、余分な出費を余儀なくされている所もあるようだ。

全て、私たちから集めた税金から出費されるものだ。
無駄な出費だ。

現政権の国会議員の先生方から見れば、私たち国民は、1週間の投票日の先送り程度で、ほとぼりを冷まさせられる民衆と映っているらしい。

現政権が、自分たちのために何かをしてくれるだろうという熱い期待に対する「ほとぼり」を、こちら側から冷ます時期に来ているのかもしれない。

1人で1票しかない、国政に対する意思表示を大切にしなければ。


豊田かずき