日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

小雪舞う

2012年12月24日 | インポート
小雪舞う結の浜の防波堤での魚釣り。

11時ごろに結の浜に着いた。

先行者1名有り、防波堤に座り込み、防寒服のフードを被って釣っておられたので顔がはっきり見えない。

何が釣れますかと問うと、アラカブが釣れるとの返答。

何か聞き覚えのある声のような気がした。

防波堤の先端部まで行き、そこから海を右手にして、仕掛けを落とし、防波堤のヘリをこするようにして釣り進む。

時々、コンコンと当たりがあって、引き込む。

先行者の人が座っている所まで釣り進むうちに、10センチ程度のアラカブが3尾釣れた。

小雪が舞うような空模様になってきていたので、先行者の人は納竿の準備をされていた。

釣果はどうでしたかと尋ねると、クーラーボックスを開けて見せて下さった。

聞き覚えのある声のはずで、同じ仕事場の作業員の人だった。

クーラーボックスの中には、30匹を越えるぐらいのアラカブが入っていた。

「冷蔵庫の中におるごたっ。ひやか。」と言って帰られた。

その後も防波堤のヘリを釣り進んだが、あたり無し。

護岸部分を同じようにこするようにして釣り進む。

時折、お日様が出て温かい状況もあった。

穴が開いている大きなブロックを積んである箇所に差し掛かった時に当たりがあった。

その付近一帯で、10センチ前後のアラカブの子が7匹釣れてくれた。

4時頃には納竿した。

仏教の家に生まれたので、クリスマスなどは関係ないのだが、安いシャンパンとアラカブの味噌汁を味わうことができたクリスマスイブだった。


豊田一喜