日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

寒くなるとトイレが近くなるワケから「蕪池(かぶらいけ)」

2013年01月21日 | インポート
午前7時頃に班長から電話があり、本日の作業は雨のために中止とのこと。

贅沢な3連休となった。

で、じっくりと新聞を読んでいたら、「寒さと排尿」という記事が目に入った。

普段からなぜだろうかと疑問に思っていたので興味深く読ませていただいた。

毎日新聞の「真健康論」の40回目の記事として、札幌医科大教授の當瀬規嗣(とうせ・のりつぐ)氏が、「寒さと排尿」というタイトルで記載されていたので、その全文を転載して記録として残す。

以下、毎日新聞の記事より転写。

寒さと排尿

 じわっと、寒さがしみるこのごろです。

寒くなると、トイレが近くなります。

そこで、トイレでおしっこを出し終わると、もう一度寒さが身にこたえ、「ブルッ」ときます。

寒いからトイレに行くのに、トイレで寒さを実感するなんて、何という因果でしょうか・・・・・・。

 まず、なぜ寒くなるとトイレが近くなるのでしょうか。

尿は血液中の老廃物を体外に出すためのものです。

腎臓が血液から老廃物を取りだして、血液中の水分と一緒にして尿として排出します。

このとき、一緒に出す水分を加減すると、体内の水分量を調節することができます。

そこで、尿中の水分量を加減するためのホルモンが分泌されています。

そのホルモンをバソプレッシンといいます。

バソプレッシンは脳の下に位置する下垂体から分泌されています。

バソプレッシンの分泌量は、下垂体の近くにある血液の水分量を監視する中枢によって決められます。

血液中の水分量が少なくなると、この中枢の指令で、バソプレッシンの分泌量が増えて、腎臓で尿から水分を回収して、血液の水分量を回復させるのです。

結果として、尿の量は少なくなります。

 バソプレッシンの分泌量は、体の周りの環境の変化によっても調節されます。

その代表的な要素が、体温の上昇です。

通常、体温が上昇すると、発汗がすすんで皮膚を冷やし、体温を元に戻す反応が起こります。

このために水分が必要なので、バソプレッシンを分泌することで尿に出す水分量を節約すると思われます。

逆に体温が低下すると、バソプレッシンの分泌量が減って尿の水分量が増え、しきりとトイレへ行くことになるのです。

 では、排尿するとなぜ、「ブルッ」とふるえが来るのかというと、排尿によって体の熱が失われるからです。

尿は体の中で作られているので、体温と同じ温度になっています。

ですから、通常でも温かい尿が体から出て熱が失われますが、その量はたいしたことはありません。

しかし、寒さで体が冷えてしまっているところに、バソプレッシンの分泌低下で大量に尿が作られ、それが一気に体外に出てしまうので、相当量の熱が体から失われることになるのです。

なので、体の熱の産生を増やすための反応である「ふるえ」が起こるのです。


以上、毎日新聞記事より転写。


寒くなると尿意をもよおす回数が増え、排尿のあとに「ブルッ」とふるえるわけが分かった。


午後は、東彼杵町蕪池の、私が仙人様と呼ばせて頂いている方のステンドグラス工房を見学させてもらいに行った。

色とりどりのステンドグラス作品が展示してあり、普段の生活空間では見る事のないような色彩の組み合わせを見せてもらい、心がはずんだ。

ステンドグラスによる手鏡などの小物の製作体験は、1000円程度からできるそうで、その製作に要する時間は、2~3時間程度だそうだ。

そのステンドグラス工房から眺めることができる風景もまた心を和ませてくれる。

東彼杵町の「いこいの広場」に行く道中の右側に大きな池があり、その池のほとりにカカシが10体ほど立っている。

そこを過ぎてしばらく行くと、T字路があり、そのT字路を右側に入ってしばらく進むと2つ目の大きな池がある。

その池が蕪(かぶら)池で、そのほとりに「仙人様」のお住まいとステンドグラス工房はある。

ステンドグラスの製作体験もおもしろそう。


豊田一喜






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