社民党の連立政権からの離脱をおそれたせいか、沖縄の基地問題の決着は先延ばしにされ、鳩山首相は普天間基地の移転先を改めて探すように外務・防衛大臣に指示したとのことです。移転先にはグアムが想定されていると「読売」は報じています。
ぼくは勘違いをしていたようです。鳩山さんが国外県外移設という話をしているのはそれなりの当てがあるものだと思っていたのです。グアム、関空、静岡、…。
でもそうではなかったようです。なんだかとても心許ない話です。
国民新党の下地幹郎さんと社民党の阿部知子さんがおととい橋下大阪府知事と会ったようです。それ自体は一歩前進でいいことですが、今頃になってこんなことをやっているのかと驚いてしまいます。
下地議員のブログhttp://www.mikio.gr.jp/blog/index.php
橋下知事にアポなし面会 沖縄の下地議員「考えに感激」
(2009年12月2日22時48分 朝日)
沖縄県選出の下地幹郎衆院議員(国民新党)が2日、大阪府庁を訪れ、橋下徹知事と面会した。両者によると、普天間飛行場の移設問題をめぐり、沖縄の米軍基地の負担を全国に知ってもらうことなどを話し合った。下地議員が主張している基地の機能の一部を関西空港に移す話は出なかったという。
下地議員は、沖縄だけでなく日本全体で沖縄の米軍基地の負担軽減に理解が必要と訴えている橋下知事の真意を確かめようと、「アポなし」で訪問。面会後、「知事の考えに感激した。話を聞いてみたら、と外相や防衛相に伝えたい」と報道陣に話した。
橋下知事は会見で「沖縄の負担軽減のためには、いずれかが受け入れを考えなきゃいけない。各知事が認識すれば政府も動きやすくなる」と述べ、全国知事会でも問題提起する意向を示した。
一方、兵庫県の井戸敏三知事は、橋下知事が基地機能移転の議論の中で神戸空港の名前を挙げたことに「思いつきで話していいのか。日米で深刻な議論をしているのにあまりに無責任」と批判した。
アメリカのオバマ大統領はアフガニスタンでのアルカイダ・タリバン殲滅戦争の遂行を宣言しました。本当に恐ろしいことです。
タリバン勢力がここまで根強いのは何かの理由があるからです。結局のところ、アフガンやイスラム圏の人々の支持があるということでしょう。オバマさんはこれらの人々を皆殺しにすると宣言したに等しいのではありませんか。
出口のない殺戮が続くような気がします。イスラム圏とキリスト教圏の全面戦争の匂いもします。アメリカ社会の荒廃も行き着くところまで行くでしょう。
日本はこの戦争に協力してはなりません。
沖縄の基地の問題はアメリカの世界戦略と深く関わっています。アメリカが破滅的な戦争に踏み切ろうとしているときです。私たちはアメリカとどういう関係を結んでいったらいいのか、私たちの戦略を持って基地問題に向かい合うことが大事です。
自民党はアメリカと一蓮托生しか日本の進路はないと国民を導いてきました。鳩山民主党はどうかんがえているのか?どうもきちんとした考えはなさそうです。
やっかいで困難な問題ですが沖縄の基地問題を通じて私たちはなんとしても新たな路を切り開かなければなりません。アメリカの言いなりになってはなりません。
ぼくは勘違いをしていたようです。鳩山さんが国外県外移設という話をしているのはそれなりの当てがあるものだと思っていたのです。グアム、関空、静岡、…。
でもそうではなかったようです。なんだかとても心許ない話です。
国民新党の下地幹郎さんと社民党の阿部知子さんがおととい橋下大阪府知事と会ったようです。それ自体は一歩前進でいいことですが、今頃になってこんなことをやっているのかと驚いてしまいます。
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橋下知事にアポなし面会 沖縄の下地議員「考えに感激」
(2009年12月2日22時48分 朝日)
沖縄県選出の下地幹郎衆院議員(国民新党)が2日、大阪府庁を訪れ、橋下徹知事と面会した。両者によると、普天間飛行場の移設問題をめぐり、沖縄の米軍基地の負担を全国に知ってもらうことなどを話し合った。下地議員が主張している基地の機能の一部を関西空港に移す話は出なかったという。
下地議員は、沖縄だけでなく日本全体で沖縄の米軍基地の負担軽減に理解が必要と訴えている橋下知事の真意を確かめようと、「アポなし」で訪問。面会後、「知事の考えに感激した。話を聞いてみたら、と外相や防衛相に伝えたい」と報道陣に話した。
橋下知事は会見で「沖縄の負担軽減のためには、いずれかが受け入れを考えなきゃいけない。各知事が認識すれば政府も動きやすくなる」と述べ、全国知事会でも問題提起する意向を示した。
一方、兵庫県の井戸敏三知事は、橋下知事が基地機能移転の議論の中で神戸空港の名前を挙げたことに「思いつきで話していいのか。日米で深刻な議論をしているのにあまりに無責任」と批判した。
アメリカのオバマ大統領はアフガニスタンでのアルカイダ・タリバン殲滅戦争の遂行を宣言しました。本当に恐ろしいことです。
タリバン勢力がここまで根強いのは何かの理由があるからです。結局のところ、アフガンやイスラム圏の人々の支持があるということでしょう。オバマさんはこれらの人々を皆殺しにすると宣言したに等しいのではありませんか。
出口のない殺戮が続くような気がします。イスラム圏とキリスト教圏の全面戦争の匂いもします。アメリカ社会の荒廃も行き着くところまで行くでしょう。
日本はこの戦争に協力してはなりません。
沖縄の基地の問題はアメリカの世界戦略と深く関わっています。アメリカが破滅的な戦争に踏み切ろうとしているときです。私たちはアメリカとどういう関係を結んでいったらいいのか、私たちの戦略を持って基地問題に向かい合うことが大事です。
自民党はアメリカと一蓮托生しか日本の進路はないと国民を導いてきました。鳩山民主党はどうかんがえているのか?どうもきちんとした考えはなさそうです。
やっかいで困難な問題ですが沖縄の基地問題を通じて私たちはなんとしても新たな路を切り開かなければなりません。アメリカの言いなりになってはなりません。