川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

NHKの夜九時のニュース

2009-12-14 18:40:22 | 韓国・北朝鮮
 昨日は東京でのフォーラム、今日は新潟港埠頭での追悼集会「あの日を忘れない」に出席して18時頃に帰ってきました。これらの報告はまたの日にします。
 
 今夜9時のNHKのニュース番組で「北朝鮮への帰還事業から50年・脱北女性の切実な思い」が放送されるそうです。新潟の追悼集会の模様も紹介されるかもしれません。ごらんになってください。

 北朝鮮帰国第一船が新潟港を出て50年目の日、日本への帰郷を果たせないままなくなった日本人妻や在日コリアンに思いをはせ、多くの友人たちと追悼のときをもてたことはまことにありがたいことでした。

 追加 7時のNHKニュースで追悼集会が紹介されたのを見ました。ぼくの姿も映っていました。

 帰還事業から50年 追悼集会

           (NHK12月14日 19時3分)
在日韓国・朝鮮人と日本人の妻ら9万人以上が北朝鮮に渡った「帰還事業」が始まってから14日で50年がたち、最初の船が出港した新潟港で、日本へ戻ることもなく亡くなった人たちの追悼集会が開かれました。

昭和34年から昭和59年まで25年間続いた帰還事業では、在日韓国・朝鮮人と日本人の妻ら9万3000人余りが、当時、「地上の楽園」と宣伝されていた北朝鮮に渡りました。背景には、日本での貧困や差別がありましたが、北朝鮮でも厳しい監視の下、苦しい生活を強いられ、その後の消息が確認できない人も少なくありません。集会は、50年前の12月14日、最初の船が出港した新潟港で行われ、帰還事業で肉親が北朝鮮へ渡った人たちなどが参加しました。このうち、日本人妻として北朝鮮に渡ったおばを亡くした、広瀬直子さんが遺族を代表してあいさつし、「帰還事業とは何だったのか、おばはユートピアを見たのか、国は何をしていたのか、さまざまな思いが去来します。再び会うことがかなわず残念でなりません」と話しました。続いて、参加者が次々に献花し、日本へ戻ることもなく亡くなった人たちを悼みました。北朝鮮から逃れてきた人たちを支援している団体の代表で、集会を主催した坂中英徳さんは「北朝鮮に残された人たちは高齢になっている。この問題は現在進行形であり、政府は、日本人妻など里帰りさえかなわない人たちの帰国に向け、北朝鮮と交渉してほしい」と求めました。

  出典http://www.nhk.or.jp/news/k10014399551000.html