goo

イタリアから感じた宗教と食の普及

一昨日、昨日とたった2日間イタリアに移動して、、、
支点を変えて、視点をずらして、、、イタリアの食文化について考えた。
それにしても沢山の保存食が存在する国で、そしてそれが自然からの知恵から生まれ、そしてこれが今のイタリアのとても重要な輸出品になっている。
またこの輸出品はイタリアの味として、多くの人を魅了して、、、イタリアに引き込まれていっています。
食からも多くのイタリアファンを作っているような気がします。
この胃袋をも魅了できるのって言うのは本当に凄いと思います。
また自然から知恵を拝借しているところに、この国の職人としての強さを感じました。ぶれる事はないだろうと思います。
でも都会のミラノではなかなか自然との対話など感じる事ができないですが、、、都会と田舎の距離が近い事こそが、ここの強みかなとも思いました。
ふっと、、、どうしてこんなにイタリア料理が世界に広まったのだろうか?って考えてみると、やはりこれは宗教的な繋がりが大きいのかなと思いました。
そこにはもちろんイタリア料理ではなく、兄弟のような関係であるフランス料理も実はこの宗教との繋がりがとても深い様に思います。
キリスト教の普及の御陰で食文化もやはり世界に広まったのかな?と思います。
さて、、、そう言う点から日本食について考えてみると、日本ももちろん宗教的な繋がりが食文化には沢山ありますが、、、
日本の宗教が世界に広まった例ははなく、宗教での世界への普及と言う名の、展開はなかったと思います。
では日本に対して多くの他の国の人が尊敬してくれている事は何かなーって考えてみると、それは精神的なところ、特にこの震災後の世界からの賞賛はこちらで生活しているととても強く感じました。
又はアニミズムの精神に関しての評価が高いと思います。
なので、、、日本食の普及には精神的な側面からの普及活動がもっと必要かなって思いました。
尊敬されている部分を多いに利用するべきだと思います。
でも、、、日本の現実はどうでしょう?アメリカからの政策で、、、日本の精神文化が寸断されているような現実です。
もう一度日本の引き継がれて来た食文化を見直すべきだなって思います。
まーフランスでフランス料理をやっている、、、僕が言うのも変な話なんですが、いろんな事を経験しながら日本を見直していければと思います。
やはり温故知新、、、自分のルーツ、アイデンティを常に意識する必要こそがグローバル社会では必要だなって思います。
違うからこその素晴らしさ、、、その為には伝え事の大切さを重要視しなければと思います。
goo | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  

line