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原宿食サミット 食と家族

【第3回原宿食サミット:スタッフレポートDAY1「食と家族」】

6月開催の食サミットへのご来場、誠にありがとうございました。

東京も梅雨が明け、やっと夏本番。お子様の夏休みもあり、ご家族で食卓を囲む時間も増えるのではないでしょうか。そんな折、ぜひ、サミットでのお話を味わっていただきたく、セッションレポート連載投稿していきます。ぜひ、お楽しみください!

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6月10日に行われた食サミットDAY1。
その第1部のテーマは、「食と家族」です。

パネリストとして株式会社クックパッドの小竹貴子さん、医療法人社団栗林歯科医院の栗林研治さん、モデレーターとして株式会社プロノバの岡島悦子さんが登壇し、「個食(孤食)が増える今、どのように家族は関係性を繋ぎ直して未来を作っていくべきなのか」を話し合いました。

まず最初に岡島さんが問いかけたのは「家族における食の役割」について。

小竹さんは最近観たという映画『長いお別れ』を例に食卓の重要性について説明し、「時間が少ない中でも食事を通してつながろうとする」ことの大切さを語りました。

また栗林さんは「家族だけでなく、職場でのチーム形成の際、関係性を強くするには食事が重要」だと話し、近年院内に設置したという食育担当のことについて説明しました。

食育担当の主な業務は「患者さんやその家族に歯の治療後の食事のレシピなどを紹介」することですが、このような取り組みを行った結果、「食の話をするだけで双方に信頼関係が生まれ、距離感を縮めるきっかけになっている」といいます。

後半は家族を持つことの豊かさについて話題が展開しました。
その中で、岡島さんが「現在、子育てにはお金がかかるということを気にする人が増えている」という現象に触れると、「お金持ちの方だけが幸せな家族が持てるというのはおかしい」と小竹さん。

「経済的な理由があっても、家族を持つという幸せは実現できる。
それを実感できるのが食卓なのではないか」と問題提起を行いました。

最後に、栗林さんは「歯は生涯で大切なもの。子どもの歯を守るためには、食事や毎日の習慣のなかで、フェイス・トゥ・フェイスで向き合うことが何よりも大切」だと語り、

小竹さんは「テクノロジーが進むにつれ、人と会う場所は変化する。でも食は変わらない。
だから、食の大事さは今後も見直される。その中で、家族が豊かになるものとして位置づけられるようにしていきたい」と締めくくりました。

(©柴崎卓郎)
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ご登壇の岡島さん、栗林さん、小竹さん、ありがとうございました!

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