かつては日本でも海外でも、
かつては日本でも海外でも、
北米、南米、ヨーロッパの同世代
それで、「何号が好きだった?」
コンテナによっては、中に
4号カッケー!
2016年カナダ・アメリカ・
フランス合作。
ドナルド・サザーランドと
息子のキーファーが親子役
で出演している。
耐えに耐えて最後に爆発、と
いう西部劇。
アカデミー賞作『許されざる者』
(1992)をかなり意識している
が、作品の作りは遥かに及ばな
い残念な作品。
ラストシーンも『許されざる者』
をもろに模写したような描写だ。
劇中、最後の決戦で主人公は
町の銃砲店でフランス製のル・
マットを自分のSAA以外に求め
る。
.42口径9連発+散弾1発。
銃のシリンダーのセンタリング
ピンのところに散弾銃身まで
ついている9連発+1というとん
でもない銃。南北戦争で南軍が
使用した。
これは現代物のイタリアあたり
の復刻複製銃だろう。
1860年代の実銃ル・マット。
アメリカは暴力の歴史の国だ。
西部開拓時代には、一番の悪
は無法者たちではなく、合法的
に土地を人々から取り上げる
資本家たちだった。
地上げにはならず者を使い、暴
力で「合法的」に土地売買契約
書にサインをさせる。
サインしなければ嫌がらせをし
たり、暴力でいためつけたり、
殺したりしていた。
これは現実の歴史でそうした事
が行なわれてきていた。
地上げの目的は、鉄道開通のため
に地価が上がる事と、鉄道開通
そのものでの莫大な利益目的だ。
金の為に人を殺す。それがアメ
リカだ。これは今でも。
オイルマネーのためには、嘘を
でっち上げて国家ぐるみで貿易
センタービルに飛行機を突っ込
ませ、ペンタゴンにニセ航空機
を突っ込ませ、自国旅客機を国内
で撃墜し、自国民たちを虐殺する。
それを他の「テロリスト」の
仕業だと捏造して宣伝して戦争
を始める。
すべては金の為だ。
対ソ連の為にアルカイダはアメ
リカ国家が育成した。
だが、後年、オイルマネーの為
に「テロリスト認定」にでっち
上げられた。
だが、センタービルに航空機が
突っ込む前にブッシュはビル
激突を公表してしまった。ミス
だ。
そして、事実としてはビンラディン
の家族はアメリカ国家に保護され
て、航空機突入前に国外に退避
している。
すべてがドス黒い陰謀まみれだ。
なぜ?
それは金の為。戦争が必要だから
だ。人殺しで儲けるアメリカ軍産
資本にとっては。
ラストシーン。
主人公は資本家とその手先の人
殺しどもを全員皆殺しにして、
刺されて瀕死の重傷の父に別れ
を告げて馬に乗って町を出る。
町を出るのは、主人公を倒して
名を挙げて金を得ようと殺し屋
たちが集まってくるからだ。
資本家たちが主人公を「テロリ
スト」として手配して賞金首と
する事が目に見えていたからだ。
その立ち去る時、建築途中の町
の建物が映る。
これが本作最大の見せ場だ(違
エンディングは完璧に『許さ
れざる者』を模写している。
語りも内容も。
そして、何よりも本作品の原題
"FORSAKEN"が『許されざる者』
の模倣である。
forsaken とは「見捨てられた者」
という意味だ。
その意味は『許されざる者』と
同じで、「神に見捨てられた者」
という「赦されない人」という
意味である。
だが、本当は神は赦すのだが、
神さえも赦さぬだろう所業を
選んだ人、という意味である。
テーマも本作は『許されざる者』
をなぞり写し描こうとしている。
しかし、本作は、オリジナリティ
においても、オマージュの写し物
としても、かなり完成度は低い。
「残念な映画」である。
描こうとしたテーマが現実のアメ
リカの歴史の核心を突こうとし
ているだけに、実に惜しい。
シュワルツネッガーが初めての
いや、ガンベルトね(笑
っぱみたいな形のブレードば
かりなのだろう。
的には、せめてこれくらい
は先が尖っていないと、
シルエット的な面では好み
ではない。
リバーのような右2本のブ
レード形状。
から先があまり鋭利ではない
ナイフが人気あるのかも知れ
ない。
ただ、これは緊急用であって、
グなどという呼称は無くとも。
けておいたほうがいいよ、
というものであり、キャン
プ=薪の火=ナイフでのバ
トニング、ではないので、
自覚しないと本末転倒にな
る。