ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




また、食べてしまいました、生姜焼き。カレーの香辛料には中毒性のある物質が入ってるらしいんですけど(だから何日か続いても食べられるらしいんですよ)、これにも、さてはなんか(笑)。か、僕の頭から出てるのか(;^_^A。

 

---追記---

今日は、大切な追記です。

先ほど帰ってパソコンをつけてみると、一通のメールが届いていました。友人の女性からでした。是非、読んでみてください。

「わたしは今日、この映画の絵が頭からはなれないの。

終戦記念日の朝。
なにげなくつけていた教育テレビで、
「さようなら沖縄」というアニメ映画が始まった。
http://www.cinemawork.co.jp/cwhp/list/tsushimamaru.htm

はずかしながら、
私は、この対馬丸について、なにも知らなかった。

第二次世界大戦、数え切れない悲劇の中で、
こんなこともあったなんて。しかも、
戦後まで、秘密にさせられていたなんて。


対馬丸撃沈事件。(以下、ネットで探した解説。)

昭和19年に戦争の足音が徐徐に近づいてくると、
沖縄の人々は県外へ移動するよう指示されました。
対馬丸は疎開する県民、
とりわけ学童集団疎開のこどもたちをたくさん乗せて
8月21日に九州へ向けて那覇港を出港します。
しかし、海はすでに戦場。
対馬丸は翌22日夜10時過ぎ、
米潜水艦ボーフィン号の魚雷攻撃によって
沈められてしまします。
乗船者1788名(船員・兵員含)のうち約8割の人は
海底へと消えてしまいました。

。。以上。。


タイタニックの映画を思い出してほしい。
おおきな船が、海に沈む状況の恐ろしさ、すさまじさ。
しかも、対馬丸は、
豪華客船なんかではなく、老朽化した船であり、
乗客のほとんどが、
あんな、きらびやかな人たちではなく、
小さな赤ちゃんを含めた子供ばかりだ。

沈没の理由も、氷山なんかじゃなく、
同じ人間の手による、突然の魚雷襲撃だった。。





船の底に穴が開き、船体は、一気にななめにかたむき、
現実をしらずに船に乗っていた子供たちが、
雪崩のように海に落とされていく。
目の目で友達が死んでいく。
生き残った数名の子供も、
その事実を話したら処刑すると脅されながら、
今度は沖縄の空襲にあうことになる。




あの豪華なタイタニックの、
贅沢な客船の沈没シーンよりも、
このアニメのこのシーンを見ての私の恐怖心のほうが、
比べようもなかったのはいうまでもない。


子供にはまだわからないと思ったけれど、
私は泣きながら、
戦争はぜったいだめだよ、といいながら、
最後までいっしょに見せた。

大きくなったらもう一度、見せたい。
今迄知らなくて、ごめんなさい。
という思いにさせられた。

ああいう子供たちの犠牲のもとに、
平和ぼけっていっていいくらいの、ぜいたくな、
平和な毎日があるんだ。」

以上、急いで本人の許可を取って、そのまま載せさせてもらいました。「私のでよいなら」と快く快諾してくれました。

憶えてくださっている方もいらっしゃるかもれませんが、これを送ってくれたのは、4月25日のブログ「ちっちゃなちっちゃなセッション相手。」、で紹介した、僕とピアノでセッションしたコウちゃん、のお母さん、Mちゃん。札幌に住んでいる、僕の高校の同級生です。

パソコンから見てる方は、Mちゃんのメッセージの中のリンクにある「あらすじ」も、是非、読んでみてください。彼女のメールには、今、沖縄では、この事件で生き残った子が、おじいちゃんになっていて、解説をしてくれているのよ、とも書いてありました。もし、観光で沖縄を訪れる機会があったら、是非立ち寄ってほしい、とも。

僕も知りませんでした。教えてくれて、ありがとう。ビデオ、絶対に見ます。

しかし、そもそも生姜焼きの写真の下に、この追記を書くのはどうか、と少し悩んだんですけど、早く知ってもらいたかったのと、なんだ生姜焼きの追記かー、と思いつつも、それでもこれを読んでくれた、今読んでくれているあなたには、きっと、これを知って欲しいと、歴史が、子供達が言っているんだ、と思って、敢えて今日、ここに書きました。読んでくれて、ありがとう。

では。

---再追記---

自分で掲っけた写真見て、無性に腹立たしくなってきたんだ。

あーっ、ちきしょーう!子供達に、おいしいしょうが焼き、食べさせてやりたかったよ!絶対に、もう戦争なんて!!!どうしてもやりたいなら、やりたい奴が、どっかの一本の木も生えてないような(木にも迷惑だから)遠い遠い無人島で、勝手に素手で殴り合えよ!お前らには、絶対に、おいしいモノなんて、食わさん!

・・・と思う、夜です。すみません、取り乱しました。



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今年はテレビでやらないんですかね、「火垂るの墓」。観たら絶対にボロボロになっちゃうんですが、やっぱり、決して忘れちゃいけない事が描かれているのですから、毎年必ず放送すればいいのになぁ、と思います。

戦争で焼け野原になった東京を、そして日本を、たったの10年で、見違えるように復興させた日本人。歴史的に見ても、その時の目覚しい復興は、奇跡だと言われているそうですね。世界的に見ても、他にまったく例が見当たらない程の、本当に驚異的なエネルギーをもってして、僕達のおじいちゃん、おばあちゃん達の世代は、戦争の痛手から、苦しみ、悲しみから立ち直り、今の日本を作ってくれたんですね。ありがたい事ですよね。

ところで、「三種の神器(さんしゅのじんぎ)」って言葉を聞いた事がおありでしょうか

本当の意味は、天皇家に代々伝わる宝の「鏡、剣、玉」を指す言葉なんですが、それになぞらえて、家庭における「生活を、新しく豊かにする、憧れのモノ」として「冷蔵庫、洗濯機、(白黒)テレビ」を、こう呼んでいたんですね。戦争が終わって10年経った頃、「もはや戦後ではない」という経済白書の言葉で有名な、昭和30年代のお話です。

そして、それからさらに10年ほど経って、昭和40年代に入ると、三種の神器は「クーラー、クルマ、カラーテレビ」に変わります。そして最近では「デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビ」を、それと呼ぶそうです。うーん、こうして並べてみると、最初の「三種の神器」から今の「三種の神器」まで、考えてみたら、どれも毎日のように必ずテレビでやたらとCMを観るものばかりですよね。神器の特売、大安売りだ!(安くないけどね。)

しかし、どれも一度買えば、最低でも10年は使えるものばかりなのに、よくもまぁ毎年毎年、「最新型、新発売!」「昨年の従来製品より、こんなに電気代がお得!」とかって言って、新しいのを販売してますよね(笑)。きっと、10年以上先に販売する凄いものまで、もう開発されているのに、「まぁ、小出しにしようよ。」って言って、ちょっとずつだけ改良して、売ってるんですよね。「切れない電球を作ることは実はもう全然出来るんだけど、そんなん作って売っっちゃったら電球が売れなっちゃうからさー、理論」みたいなものじゃないですかね(笑)。

しかしアレですね。どれだ!?・・・あ、いやー、テレビだけは、時代が変わっても、常に「神器」なんですね。我々がいかにテレビに依存してるか、という(笑)。昔、友人に「試しに一ヶ月間、一度もテレビをつけなかったら、『生活』が変わったよ。面白い発見が一杯あるよ。やってみたら?」と勧められたことがあります。うん、面白そう。実に興味はあるのですが、結局、今だ実行出来ておりません。やっぱり気付かないうちに、依存症になってるんですかね(笑)。どなたか、試してみてくださいませんかね(笑)。

お話は変わりますが、昨日、スリランカで孤児院が空爆され、60人以上の女子児童が一瞬にして亡くなり、120以上が大怪我をしたそうです。しかも、自分の国の、スリランカの政府軍の爆撃によって、です。全ての子供に、それぞれ親が、家族が、兄弟が、いたはずです。一体、何人の人の心を、破壊したことでしょう。子供達にはこれから、楽しい将来が、待っていたはずなのに。幸せに生きる権利が、あったはずなのに。自国民を守る、というのが「国」の最大の存在理由なはずなのに。

世界中で6千万人という被害者を出した、かの大きな戦争。今おじいちゃん、おばちゃん達の努力のよって、皆が沢山の神器に囲まれるまでになった、この日本の片隅で、僕らは暮らしています。僕達は今なお、あるいは今また、戦争をしている国のニュースをテレビやネットを通じて、知ることができます。知ることが出来れば、考えることが出来ます。考えることができれば、伝えることができます。とにかく、戦争は、もう、ゴメンです。この狭い地球で、何を取り合い、争う必要があるというのでしょうか。自分達の子供を殺してまで、なんてね。

写真は。残念ながら三種の神器には名前が挙がっておりませんが、これが僕にとっては、神器のひとつです。MONOの消しゴムと、紙で出来たシャープペン。いつまでも平和に、譜面を書いたりしていられる世の中であってほしい、そして、そうしたいものです。今日は、終戦記念日ですね。僕には、何ができるのかな。

では。



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時たまひっじょーに食べたくなる一品なのであります。じゃん、豚の生姜焼き定食。昔から大好きなんですよね。実は昨日のお昼にもよそで食べたのに、また今日も食べてしまいました(笑)。ずんずん進む食べ物ファンブログ化(笑)。

---追記---

追記っつったって、こうなったら、(正常な状態で(笑))家に帰ってきたときくらいは、せめて写真を大っきくしたい、という、AB型のAの一面が出ているだけでして、えー、大したことは書けません

生姜焼き定食と、心底、深くお付き合いした時期があります。大学に通っている頃なんで古い話で恐縮なんですが、学校のそばに、夜はちゃんとしたステーキ屋さんなんですけど、昼間は学生向けに安いランチをやっている小さなお店があったんです。

僕の通っていた大学の学食が、「よくぞまぁここまで。」というくらい、正直、・・・美味しくなかったんです(笑)。まぁその分、もの凄く安かったんですけどね。なので、仲の良かったゼミの仲間と、よくそのステーキ屋さんのランチを食べに行っていたんです。そのお店のランチの中でも一番安い、生姜焼き定食を。うーん、でも確か、650円だったと思いますから、学生の身にしてみたら、まぁ、ちょっと贅沢だったかもしれませんね。いや、人生で食事が出来る回数は、意外に思っているほど、多くないので、大切にしなければ(笑)。なんつって。バイト代の大半は食べ物に消えた可能性、大(笑)。

本当に、毎日のように食べてました。だってね。なんつってもね、そのお店、

「ご飯とお味噌汁、お代わり自由。」

だったもので(笑)。生姜焼きの量も多くて、おかずに困ることがないのをいいことに、毎回、お茶碗に3杯はまず確実に、そして、お腹と背中がくっついてしまった日には5杯(!)、とか、食べてました。お店の人にもすっかり憶えられてしまってましたね。まぁ、食べ盛り(?)だった、ということで。あはは。

残念ながらもう今では、さすがにそんなには入りませんが(沢山モノを食べるのにも、体力がいるんですよね)、生姜焼き、というと、今でもふと、あのお店の生姜焼き定食を思い出しますね。卒業して何年かして行ってみたら、そのお店、無くなっちゃってましたけど。どこかに移転してくれていたなら、いいんですけれどね。いやぁ、その節は、大変お世話になりました

あ、今日は大変な停電がありましたね。幸い、まだ家におりましたので、直接の影響は無かったんですけど、皆さん、大丈夫でしたか?都心の電気系統が案外脆くて、ビックリしましたねー(怖)。

ではでは。



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昨日とは打って変わっていいお天気の日曜日でしたねぇ。なんつって、ほとんどの時間を密閉されたスタジオでアセアセしてたんですが(笑)。あ~、しっかしお腹へったなぁ~。何食べて帰ろうかなぁ。あ、明日のHEY×3、ちろっと出まーす。

---追記---

えー、お腹、一杯

何を食べたのかって?そ、そりゃあもうね、けっこうに遅い時間ですし、こう、なんといいますか、身体に優しいものをね・・・当たり前じゃないですか。

ら、

・・・ラムしゃぶ。嘘、こんな重たいもの、だめですよ

 

・・・ら、らっきょう。足りん足りん。

 

えーと、ラジオ、食えん。ら、ライター、明るい。あ、ラッパ、いいすね(笑)。らー、、らー、、「ら」って、しりとりの時、けっこう難しいですよね(笑)。

らーらー、羅漢果。あんまし知らないかな(笑)。

ら、

・・・

 

はいはい、ええ、もうね、そうですよ、それそれ。それ頂きましたよーだ(笑)。

はい、ラーメン。あ、しりとり、負け(笑)。

では、今から10キロほど走ってきます。しゅたり。

嘘です。ぷしゅして、寝ます

ではー。



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ゴロゴロ~と雷、ザッパザッパ~と雨が降ってるのに、お盆休みに入る前に、どうしても楽器メーカーさんに行っておかなくちゃならなくなりました。クルマに乗り込んでラジオを点けると、ちょうど「えー、ただ今、神奈川県東部に大雨洪水警報が発令されました」とか何とか。「今かー」。ワイパーをキュッキュ、キュッキュと最速にしても、サッパリ前が見えない中、「KORG(コルグ)」という会社に、予定よりちょっと遅れて、やっとこさ辿り着きました。

KORGというのは「YAMAHA(ヤマハ)」「ROLAND(ローランド)」と並んで、まぁ日本の3大シンセサイザーメーカーの1つです。ライブやテレビでキーボーディストの使っている楽器をチェックすると、まず大抵、この3つのメーカーの製品が一台以上は入っていると思いますよ。ぼくも何だかんだと必要に迫られて買っているうちに、この3つのメーカーだけでも、全部合わせて15台以上は持ってます。それに海外メーカーの製品も併せたら・・・(笑)。それぞれに愛着や思い出があって、使ってなくとも、なかなか売ったり、ましてや捨てたりって、できないんですよ。家にも数台ありますが、大半は倉庫を借りて、そこに大切に仕舞ってあります。

あ、そもそもシンセ(サイザー)って、わかります?簡単に言えば、電子的に音を作って、加工して、色々な楽器に似た音から、自然界に存在しない音まで、実にさまざまな音色を作れる、鍵盤楽器です。キーボードをやっていると、どうしても必要になってくるんですね。ピアノだけ弾く人なら、ピアニスト。オルガンだけなら、オルガニスト。これにシンセも加わると、もう面倒なので(?)、「キーボーディスト」、なんて呼び方が一般的なのかもしれません。鍵盤なら、一応、なんでも!みたいな感じですかね。

でも、それぞれ楽器によってタッチも違うし、一口にシンセと言っても、最近のでは1000種類以上の音色が入っているものも沢山ありまして、その音色によって、弾き方も変えていかなくちゃいけなかったり。でも、そういう事を考えながら、四苦八苦してプレイするのも、楽しいんですけれどね。

80~90年代は、まぁ、あのバブルの頃と時期がダブるわけですけれど、「打ち込みサウンド」といって、シンセの音色がふんだんに使われた曲が溢れてましたけど、ここ最近は、古き良きもの、より暖かみを感じるもの、シンプルなものが求められているということでしょうか、ヒット曲などの中にも、素朴なピアノやオルガンの音を、前よりもよく耳にするようになりました。確かに、いかにも、というシンセの音色ばかりをずっと聴いていると、少し疲れたりします。グランドピアノや、オルガンは、そんなことないんですけどね。

とはいえ、シンセはやっぱり必需品。そして、ピアノやオルガンはもちろん、僕もシンセ、大好きなんです。ほんとね、シンセだけ語らせても、ブログ軽く100日分は書けますが、多分ね、100日後には、ガラっと、読んで下さる方の層が変わってることでしょうけれど(笑)。

写真手前左のが僕が持っていったものです。昨年の奈美恵ちゃんツアーでは、メインシンセとして大活躍してくれました。今日、KORGさんには、ちょっとした質問と、このシンセのメンテナンスをお願いしに行ったのですが、ショールームにディスプレイされていた沢山の機材を前にして、あれこれ突っ込んだ質問をしても、ちゃんと丁寧に答えていただいて。ついでに、共通の知り合いのキーボーディストのちょっと面白い裏話なども聞けて(笑)、楽しい時間を過ごしてきました。

僕ねー、いつか、持ってるシンセ全ー部、一部屋に並べたいんですよねー。あー、並べるだけじゃくて、そういう専用の部屋、ってか早く言えばスタジオが欲しいってことなんですけど。いいなー、夢だなー。勿論、グランドピアノも、ハモンドオルガンも置いてねー。あー、いいなー

帰りには雨もぼちぼち小雨になってくれていました。良かった良かった。さて、今日はもうちょっとお仕事。シンセの音作りもせねば。しかしこれが楽しくてですね、すぐに時間過ぎちゃうんですよ。ってことは、ぷしゅ、は何時になるかなぁ(笑)。

あ、さっき「キーボーディスト」って、ググってみたらですね、一番上に、ウィキペディア(Wikipedia)でヒットしたんですけれど。なんてことでしょう。説明の下の、「日本の代表的なキーボーディスト」の中に、なんと僕の名前が。ビックリしましたYO!恐れ多いですYO、YO!しかし、「川村ケン(スタードッグズ)」って(笑)。すごいなー、柑橘系の威力(笑)。

では。



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僕が小学生高学年の頃、70年代の終わりですが、知らない方の為に解りやすく言ってしまえば、今のスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)のような、「ンチャッ、ンチャッ」という「スカ」と呼ばれるリズムをベースにしたロックバンド、「マッドネス」が大流行りしました。日本でもホンダのシティというクルマのCMソングでヒットを飛ばしました。彼らのデビュー曲で、「One Step Beyond...」という曲がありました。

思わず身体が動いてしまう、クールなスカのリズムに乗った、ダークな色気のあるサックスの音色。基本的に歌詞は無くて、時折「One Step Beyond~!!」とドスの効いた声の叫びが入る、3分半これだけ、という(笑)。逆にそれが、もの凄いインパクトだったんですね。これだけなら、世界中の誰でも覚えられますしね。当時、「おぉ、大人の音楽だ!」と漠然と思ってましたが、ホントに今聴いても、かっこいいんです。「One Step Beyond」。日本語に訳せば「一歩、向こう側へ」とでもなるのでしょうか。

さて、僕のこのブログには1つだけ、ブックマークがあります。「Switch」という、僕が在籍「している」バンドのサイトです。もうながらく開店休業中だったのですが、この度、諸事情によりまして、今月一杯でバンドを解散、同時にサイトも閉鎖することになりました。メンバーがぽつぽつと最後のメッセージを書き込んでいますが、僕も昨日、区切りとして、サイト内のBBSに、ギターのばんさんの「お知らせ」に返信するカタチで、メッセージを書きました。

Switch オフィシャルサイト(携帯からも可)

http://www.switch-switch.com/

たぶん、このブログに遊びに来てくださっている皆さんには、まずまったく馴染みの無いバンドだと思います。柑橘系二人組の「すみれ」というツアーが始まると同時に、活動を休止してしまいましたから。この時間の流れの速い業界で考えたら、もうずいぶん古いお話です。最初は、まず僕がすみれツアーで忙しくなったのが原因で、スケジュールが合わなくなり、その内、元々忙しかったメンバーにも、それぞれ仕事のスケジュールが入り始めてしまいました。そして結局、それから一度も音を出すことなく、この度の解散に至りました。

活動休止期間中にも、時折「今、なんのツアー中なの?」とか、「頑張ってね!近々、飲もうよ。」等と、メールなどで連絡は取っていたのですが、よくよく考えてみれば、メンバー全員揃って会ったのは、2003年のバレンタインデーが最後です。結果的に、最後になったライブの日です。

定期的に活動することがその命題のひとつでもある「バンド」って、なかなか難しいんです。特に僕らみたいなサポートミュージシャンには。時には何ヶ月も仕事らしい仕事が無い日が続いていたかと思うと、ある晩、突然電話が鳴って、「ねぇ、来月から半年間、空いてる?○○のツアーでキーボード探してるんだけど。やってみない?」「あ、はい、是非やってみたいです!」。こんな感じですから。それが、メンバーそれぞれの電話が、同様に鳴るんですからね(苦)。

勿論、それでも「絶対にやってやる。」という思い入れを全員が強く持ち続けられれば、継続も出来るんだとは思います。やっぱり、そこで止まってしまう、バラけてしまう、というのには、それなりに理由が、正直、時には見たくない現実が、あるんですよね。それを認める強さ、というか冷静さくらいは、なんとか持ち合わせているつもりです。「あいつと、どうしても一緒に。」という思いが、どれだけ強いか。それが弱ければ、結局最後には別れてしまうんです。こう書くと、まるで、恋愛のようですね(笑)。でも、本当にバンドって、言ってみれば、恋愛なんですよ。

なので、昨日、最後のメッセージを書くのは・・・いくら活動中止、いや、事実上停止してしまっていて、もはや再開することはないだろうということも解っていたのに、やっぱり、それなりに、苦しかったですね。でも、仕方の無いことです。僕も、頷(うなづ)いたのですから。

そして、One Step Beyond、一歩、向こう側へ。またそれぞれ、自分の階段を登っていくんですよね。

これを読んで下さっている皆さんも、日々色々おありのことと思います。表面上、周りにどう見せていようとも、誰にだって必ず、悩みも、心の闇も、あるものですからね。でも、いつでも目の前の階段を、ゆっくりでいいですから、一歩一歩自分の足で、登って行きましょうね。時折ある踊り場では、休んでも、それこそ踊っても(笑)OKですから。エスカレーターで楽に上に行くよりも、いざという時の脚力がつきますし。そして、食べすぎた時の運動にも、なりますしね(笑)。登りましょう、階段

 

さて、お知らせです。

この秋~冬にかけて行われる、清木場俊介くんのツアーに参加することになりました。10月~12月にかけて行われる20本超のツアーの前に、まずは9月にファンクラブツアーも予定されています。そう、ってことはつまり、リハーサルがもう目前ってことなんですよね。がんばりますよー。チケットの一般発売は明日からだそうです。詳細は下記にてー、チェキラッ(古っ、笑)。

清木場俊介オフィシャルサイト

http://www.kiyokiba.net/p/index2.html

清木場モバイル(i-modeのみ)

http://kiyokiba.jp 

では。



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「二度あることは三度ある」

【意味】
性懲りも無く、またラーメンの写真を載せること。

【言葉の由来】

人間トシをとると、ギャグに切れがなくなり、代わりにしつこくなる。とかく繰り返しによって人の笑いを誘おうとすることから。

「またー?」「またですかー?」「またかよ!」「またやりやがったか!」「またたび!」「また貸し禁止!」「マタイ受難曲!」「またサブロウ!」「あほ○×△#!」、という書き出しの、お叱りと呆れのコメントをいただける事を十分に想像しつつも、まぁ載せてみましょう。で、完璧にスル~されたりしてね(笑)。

えー、と、ここまで書いておいてご期待(?)を裏切るようでアレなんですが、さすがにこれは今日の写真ではないんですよ。別に三日や一週間、美味しければ全然食べられるんですけど。日本全国、どこのどんなラーメンでも大好きですしね。でもまぁ、きっと、やめた方が、いいですよね(笑)。

えー、でですね、こちらは国立競技場代々木門傍の、夜中はタクシーの運ちゃんでもの凄い行列が出来る、かの有名な千駄ヶ谷「ホープ軒」のラーメンです。一部の人間には「獣(けもの)ラーメン」とさえ言われている(ケダモノ、ではありません(笑))、良くも悪くも、アクと匂いと押し出しの強さにおいては東京でも5本指に入るであろう、並みの女性でスープまで完飲できる方は、まずいないだろう、と推測される重みのある、強烈な一品です。量も相当あります。

5日の出演日のお昼に、「Oh?ホープ軒?まだ食べたことないNEー」というマリオさんを、またしても連れ出し、僕も数年ぶりに訪れましたが、さすがに半分がやっとでした。まだ朝ごはんを食べて2時間しか経っていなかった、というのもありますが(笑)。あ、でも朝ご飯といっても、コーンフレークですよ。僕は基本的に毎朝、コーンフレーク。ノーマルのものに、玄米フレーク、フルーツグラノーラ、、オールブラン等、気分によって、3~4種類のフレークをミックスして頂いています。皆さんが思ってたより、健康的でしょ(笑)。

ちなみにマリオさんは「Ohー、いけるNE-、うまいYO-」と、しっかり完食してましたが、さすがにスープは残してました。万が一、冷めたところを見たら、一滴たりとも飲めなくなりそうな、それはもう強烈なスープですから(笑)。でも、たまに食べたくなるんですよね。人って、不思議ー、人って不健康ー

で、今日は仕事の合間にモスバーガーに出かけ、僕の定番でもあります「テリヤキチキンバーガー(通、又はバイト経験者は「テリチ」、と言います。どうでもいいですね(笑))」と、マヨネーズだけで食べさせるのはここだけだと思われます、とにかく激ウマの「フィッシュバーガー」、と言いたいところなんですが、ひょいと見たメニューにあった「夏季限定」という謳い文句に誘われて、今日は新商品、「ナン・タコス」とやらを注文してみました。

サイドメニューはこれまた定番の「オニポテ」、ドリンクは「コーラ」です。ファストフードやピザには、やっぱりコーラ(スプライトも可)でしょう(笑)。時折、ウーロン茶等で食べている方を見ますが、あれはー、僕に言わせればですね、美味しい炊きたての白いご飯と一緒に、逆にコーラを飲んでいるような、そんな違和感を感じるんですよね。「いや、一応、ダイエットの意味もあって。」と言われるならバ、そもそもファストフードはオススメしませんぜっ(笑)。うっそー、いいんです、どっちでも、何でも。個人の趣味嗜好ですものね。どうぞどうぞ、お好きにどうぞ。僕は、どうしてもコーラがいいんです。普段はあまり飲まないんですけれどね。この時ばかりは、ビールでもなく。

さて、ナン・タコスとやら。初挑戦。でもまずは、いつものテリチを二口ほど頬張ったあと、おもむろに一口。ぱくり。

む。・・・ふむ。これは、随分とさっぱりしたお味で。シャキシャキレタスとジューシートマトと大好きなトルティーヤチップスの歯ごたえのハーモニーは素晴らしい。しかし、うーん、なんとも今ひとつピンと来ない。「先にテリチ食べちゃったしな。うん、これは、朝とかにこれだけで食べたら、ヘルシーでいいのかも。サッパリしてて、これはこれで、いいかも。」

と、半分ほど食べ終え、モグモグしながらコーラを一口。コーラの炭酸も、なんだかカラ廻り気味。ふとテーブルに置かれた、ナプキン入れにあった、ナン・タコスの写真に目をやると。

ふーむ。この茶色い肉みたいのは・・・。

 

何だろ。これ、違うメニュー?いや、ナン・タコスだ。

 

・・・もぐもぐ。

 

僕のには入って・・・ないねぇ。

 

うーん、ひょっとするとこりゃあ

食べかけのナン・タコスをカウンターに持っていって、「あのぅ、これ、もしかしてひょっとして」、と訊ねると、二人ぐらいバイトさんを経由して、最終的に奥のキッチンから出てきた女の子が、僕の手のナン・タコスをみるや否や、何か思い当たったような顔をして、「あ!」

「すっ、すみません!すぐに作り直しますから!」

あはは。僕も初めてだから、判らなかったんですけど、要するに彼女がタコスミートを入れ忘れたという(笑)。すぐに申し訳なさそうに、アツアツのを作って持ってきてくれたけれど、もうお腹一杯で。それでもせっかくなので、半分以上は食べましたけどね(笑)。ミートの乗ったナン・タコスは、サッパリどろか、一転、ホープ軒のラーメンのように随分コッテリして(感じ)ましたとさ(笑)。今度はナン・カレーに挑戦します。季節限定だし。そしてカレーが乗ってなかったら、ビックリ(笑)。しかし、限定というコピーに簡単に釣られる、売り手の思うがままの客(笑)!それは僕っ!いやぁ、上客ですよね(笑)。

あ、清木場俊介くんバンドとしてのテレビ出演、もう1本、オンエアーが決まりました。8月19日「月刊 MelodiX!」という 番組です。昨日の分と合わせて、改めてまとめて、書いておきますね。ちょっと深夜なのですが、どうぞご覧になってくださいませー

8月11日(金) 深夜24:50~ 日本テレビ系列「音楽戦士~music fighter~」
8月19日(土) 深夜3:20~  テレビ東京系列 「月刊 MelodiX!」
8月26日(土) 夕方18:00~ フジテレビ系列「ミュージックフェア21」

それではー。



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「ミイラ取りがミイラになる」

【意味】
人を探しに行った人が、探されるがわになってしまうこと。説得しようとした人が説得されて、相手の意見にしたがってしまうこと。ラーメンを食べてもらおうとブログを書いた人が、自分で書いたブログを読んでラーメンが食べたくなってしまい、また食べてしまうこと。

【言葉の由来】
ミイラを取りに行った者が、帰れずに自分がミイラになってしまったこと。ラーメンを食べに行った人が、帰れずにラーメン屋になってしまったこと。

なりませんっ(笑)。ってか、そう簡単にはなれませんっ

えー(笑)、学生の方は、間違っても鵜呑みにしないように。それぞれ最後の一文は、あくまでどっかの誰かさんの個人的な事情で、諺(ことわざ)とは関係ありませんからね。

というわけで、今、またラーメンを食べて帰ってきました(笑)。あ、昨日の写真のは国立競技場のすぐそばにあった、「萬馬軒」さん、というお店のです。仕事前にマリオさんと連れ立って行きましたが、美味しかったですよ。で、今日は「横濱屋」さん、という、まぁ、ここらでは結構有名な、「家系(いえけい)」と言われる神奈川県を中心にした一大ラーメン勢力があるんですが、その一翼を担うお店ですね。ラーメン屋さんにもこういう、勢力とかグループってのが結構あるみたいで、面白いですね。

何と!あの!キアヌ・リーブスも来店した!と言う、(えー、これは、果たしてそんなにすごいのでしょうか(笑)?キアヌは好きですけどね。)恵比寿の名店、「香月」で長年に渡り苦しい修行をし、のちに、スープの味を巡って大ゲンカ、仲間割れをし、結局その大元である秘伝のスープをおのおの分け合って暖簾分けをした、「香月七人衆」という、ラーメンの鬼達がいる!なんて話を聞いたことがあります。実際、良く似たメニューを採用していたり、ラーメン自体も確かに似ていることから、ふと入ったお店でそれらしいラーメンに出会うと、「おい見ろ、この麺、このスープ。ズル。うん、こりゃあ、あのマスターは、例の七人衆の一人だぜ、きっと。」「おう、きっとそうだ。何番手だろうな。ズルズル。」などと、まるで忍者ものの映画のような会話を、本当にしていたんですよ(笑)。

あれから十数年経った今、「香月七人衆」で検索しても、まったくそれらしい情報が得られませんでしたので、あの頃、きっと僕は誰かにだまされていたんだと思います(笑)。あるいは、あの「七人衆」が秘伝のスープと身元と潜伏先を隠蔽するために、政財界、マスコミ上層部、ネット業界に圧力をかけて、自分達の歴史をこの世から抹消しようとしているのかも、知れません。なにせ、あのダ・ヴィンチ・コードにも七人衆の謎が隠されていたという説も。んなもん、あるかいなー。あはは。

カレーは家でもそこそこのものが、作れますよね。僕も自分で作りますが、時間の無い時は市販のルーを数種類ミックスして使い、それに数種類のハーブやスパイス、チャツネやトマトペースト、ミルク、ソース、チョコレート、すりおろしたリンゴ等、まぁ思いつくままに色々とポイポイ入れてみたりすると、結構に食べられるオリジナルものが出来上がります。流しで洗えるぎりぎりの大きさのプロ用の寸胴も持っています。カレー好きの友人が「寸胴買って、さっそくカレー20人前ほど作ったのはいいけど、流しに入らなくて洗えなくてさー、結局、風呂場で洗ったんだよ。ひどいもんだったよ。」と言っていたのを前もって聞いていたので、僕はちゃんと採寸して買いました(笑)。ちなみにチキンカレー専門ですけど(笑)。何故かって?だって、おいしいんだもーん(←37歳(笑))。

えー、お寿司だって、例えば散らしとか、手巻き寿司とかね。家でも結構楽しめますよね。パスタやハンバーグや、数多(あまた)ある鍋物、煮物、焼物、炒め物。まぁ大抵のものは、ちょっと腰を据えて研究すれば、家のキッチンでもそこそこ美味しく作れるわけですよ。

でもね、ラーメンは、あれだけは、なかなかどうして。あの複雑なスープは難しいと思うんですよ。そりゃ、鍋物の後のスープで作るラーメンも美味しいですけど、あれは偶然の産物。やっぱり沢山の具材を緻密な時間計算のもと、十数時間~数日間もかけて煮込んで作る「本物の味」は、やっぱりプロにお任せしたいところです。まぁ、鶏がらなどを使って、サラッとお家で美味しく作ってる方も大勢いらっしゃると聞きます。家庭で作るラーメン、これも是非、いただいてみたいものですが。ってか、自分で作ってみればいいのか(笑)?うーん、でも、ラーメンは僕にとって、不可侵領域。または聖域。・・・ってほどでもないんですけど。ま、いつかトライしてみます。

えー、というわけで、結局また食べ物の話で終わってしまいましたね(笑)。最後にお知らせを。清木場俊介くんのバンドの一員として、以下の日程で音楽番組に出演します。よろしかったら、是非ご覧になって下さいませ

8月11日(金) 深夜24:50~ 日本テレビ系列「音楽戦士~music fighter~」
8月26日(土) 夕方18:00~ フジテレビ系列「ミュージックフェア21」

---追記ってか、訂正でっす---

さっき、27日(日)って書いちゃいましたが、26日(土)でした。すみません。27日に録画すると、きっとちびまる子ちゃんとサザエさんが録れてます(笑)。それはそれで楽しいですけどね(笑)。

ではーん。



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台風もちょっと待ってくれたようで、機材水没の危機は回避でしました。雨のライブも絵にはなるんですけどね。しかし水害、水の事故となると、恐ろしいですよね。お気をつけて!水分ならラーメンのスープ、これはいいですなぁ(笑)。

---追記---

写真をおっきくしたし、せっかくなので、何かもうちょっと書きましょう(笑)。

えー、何書こう(笑)。・・・考え中、考え中!(平成教育委員会の声で)。あ。ラーメンと言えば、ですよ。みなさん。こほん。故・伊丹十三監督の「タンポポ」という映画を観たことありますか?

あのね、もし未だで、でもラーメン好きなら、だまされたと思って、一度観てみてください(笑)。山崎努さんと監督の奥さんの名女優、宮本信子さん主演の、友情と愛情の和製マカロニウエスタンな映画ではありますが、はっきり言って、もう要するに、「ラーメン好きのラーメンの為のラーメン映画」ですから(笑)。

これを観たら必ず翌日、いや、どんなに忙しくても三日以内には、あなたはラーメンを食べることになるでしょう。ふらふらと思わず暖簾をくぐるあなたの姿が、私には見えます。気が付けば、思わずレンゲのスープを、美味しそうに何度も何度もすすっているあなたの姿が、目に浮かぶようです(笑)。いやー、でも本当に、あの視覚と味覚がバッテリーケーブルで直結されてしまうような(笑)、強烈なラーメンの誘惑には何人たりとも、まず抗えないこと請け合いです。名作です。

あ、意外に僕、映画の前半に出てくる、宮本信子さんがトントントンってまな板の音を響かせながら作って、山崎努さんが「いただきます。」と、子供と食べる、「朝ごはんのシーン」が大好きなんです。あのシーンを見ると、(こう、書いてて思い出しただけでも)、これは白いごはんとお味噌汁が食べたくなるんですよね(笑)。

・・・やばい。ほんとに食べたくなってきた

では。ぐぅ。



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「高校に入ったら、バンドやりたいんだ。川村も一緒にやんない?」

「バンド?んー、別に、いいけど。やったことないけど。」

小学生の時に仲の良かった友人K。中学は別々だったのですが、たまたま同じ都立高校を受験したんです。その試験会場で再会し、家が比較的近所だったこともあって、一緒に帰り、その後も合格発表を一緒に見に行くことになり、まぁ、どうにか二人とも合格。その帰り道の、電車の中での会話です。

K「でさ、俺、ギターやろうかなと思ってるんだけど。」

僕「へー。じゃあ、おれもギターやってみたい。やったことないけど。」

K「あはは、ダメだよ。ギターは俺がやるんだから(笑)。川村は他のにしろよ。」

僕「ギター二人いちゃだめなの?」

K「ダメダメー。一人でいいんだよ。合格したらエレキギター買ってくれるって、親にも約束してもらってるし。」

僕「えー、マジかよ、ずりーよ。いいなー。エレキギターかっこいいじゃん。」

K「あはは。エレキ!エレキ!」

僕「あ、まてまて。じゃあさ、ジャンケンしようぜ、ジャンケン。で、勝ったほうがギター。」

K「えー?何だよそれ(笑)。まぁいいや、じゃ一応ね。一応、じゃんけんしてみるだけだよ、い・ち・お・う、ね。」

僕「よっしゃ。勝つ。」

 

じゃーあんけぇーん・・・ぽいっ。

 

K「・・・

僕「・・・

K「さ、いつギター買いに行こうかなー(笑)」

僕「・・・くそぅ。あ、ちょっとまて、じゃあ俺は何をやればいいんだ。マネージャーか?」

K「うーん。なんでもいいよ、ギター以外なら(笑)。あ、オマエさ、小学校のときピアノやってなかったっけ?いいじゃん、あれで。」

僕「えー、ピアノー?もうとっくのとーにやめちゃったよ。できないよ。やだよー。」

K「いや、結構かっこいいんだぜ、バンドのキーボードって。」

僕「えー、そうかなー。そうなのー?じゃあ・・・、うーん、でも、おれにできるかなぁ。」

保育園の年長の5歳から習い始めて、小学校4年生まで、遊びたいのにやらされる練習が面倒くさくて、自転車で遠い教室に通うのも嫌で、そもそもピアノの面白さがわからなくて、幾度と無く「やめたい、やめたい、やめさせて」とダダをこねる僕に、終に母親は根負けしたんです。これはあとで聞いた話ですが、あまりに悔しくて涙がボロボロ出たんだそうです。ごめんよ、母さん(謝ることばっかりです、ほんと)。その後は、遊びで弾く事も、学校で触ることも一切無く、5年間、鍵盤にまったく触れていなかったものですから、正直もう、「ドレミファソラシド」の弾きかたすら忘れていました。

帰り道、Kに誘われて一緒に本屋に立ち寄り、「キーボードマガジン」という雑誌を手に取りました。そんな雑誌があるなんてことも、その時、初めて知りました。23年ほど前の、春の話です。

さて、明日はサッカーA3の最終日。俊君とメンバーと、今回の国立競技場での最後のパフォーマンスになります。前回、前々回は試合開始前に出たんですが、明日は一試合目と二試合目の合間に出ることになりました。ちょっと雨が降りそうな予報も出てますが、無事に選手達とお客さんを盛り上げて、そして僕達も盛り上がってこれることを祈ります。おいしい、ぷしゅ、の為にもね(笑)。深夜に、また放送があるみたいですから、。もしよろしかったら観てくださいねー

では。



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ちょー暑い一日だったですNE!えー、仕事の後、今日はちょいとハードロックな仲間のソフトな誕生日会(笑)に来てまして、わいわい皆でお好み焼きをつついております。旨っ!皆さんもしっかり食べて、夏負けしちゃだめですYO(笑)!

----追記-----

ソフトな誕生日会のはずが、結局二次会、三次会、と尻上がりに盛り上がりまして、帰ってきたのは、えっと・・・4時過ぎだったような。しかし、何がオカシイって、三次会が「餃子の王将」だっという。主役だった友人M(京都人、ロンゲ、赤いTシャツ着用。)が、これまた僕に負けず劣らず、食べるのが好きでしてね。「行っちゃう?」「ええよー、行っとこかー。」夜中の3時に、ビールと餃子とニラレバ食べてしまいました。もー、かなんなー。なので、今日はこんにゃくだけにします(笑)。

しかし、この同い年で15年来の友人が、このブログをこっそり読んでくれていたことが昨夜、判明。そんなことまったく知らなかったので、ビックリしました。「えへへ、まいにち、きっちり読んでるでー。かわむら君、ウルトラマン終わったら泣くんやろー(笑)?」って。かなんなー(笑)。



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いやはや、贅沢です。横目でちらちらTVで桜庭の奇跡の戦いを観ながら、真っ白な照明に映える芝の上を走る巻選手達を応援して、合間に何度も流れる俊君の熱い唄と、バックの古いハモンドオルガンの音(笑)を聴きながらの、ぷしゅ。

----追記----

帰ってきました。うーむ。何でうーむ、なのかと言いますと。

メンバー皆で、ニ試合しっかり観た後「お疲れ様」をして、マリオさんと少し近くの駅まで散歩がてら歩いて、電車に乗ったんです。ラッシュとは言わないまでも、座席は全部埋まってて、立ってる人もそれなりに居る、まぁ混み具合で言ったら「中」といったところでしょうか。

すると、同じ駅から乗ってきた、灰色のTシャツに同色のハーフパンツ、白いスニーカー姿の、30歳位の男が車内中ほどに立った僕らのちょうど後ろの、もうきっちり埋まってる座席に、無理やり座ろうとしたんですね。女性と男性の間、というか、もう上に。なので、女性の方がビックリして立ち上がり、ドアの傍へ逃げました。そりゃビックリしますよね、突然自分の上に、知らない男のお尻が下りてきたら。

その男は、当然どいてくれた(どかした)女性にお礼を言うでもなく、かばんと足を床にボンッと投げ出し、今度は突然ポケーっとしはじめました。僕とマリオさんとは、「なんだ、迷惑なヤツだねぇ。もしかして、少し・・・(省略)」と、言っていたんですが、まぁそれからは静かに座っていたんで、どかされた女性には気の毒だとは思ったんですが(窓際でしかめっ面してましたから。そりゃ、当たり前ですよね。)、もうさほど気にしてなかったんです。あとは、土曜の夜の静かな車内でした。マリオさんと仕事の話などをしながら、普通に電車に揺られていたんです。

そして、二駅ほど進んだときにその男が突然、もの凄い大声で「ギェーッ!!!」と奇声を上げて、座席の窓を、拳で後ろ手に「ドーーンッ!!」って力一杯、叩いたんです。もう、「ハッ!?」って、ビックリして。近くの人も皆、一瞬ビクーッって、飛び上がったんじゃないかな。端の方からも、皆さん顔を乗り出して、その男のことを確認しようとしてました。「何だ何だ?」って。僕は、マリオさんと顔を見合わせて「・・・こりゃいけん。」

その後も、ポケーっと、広告でも眺めているようにキョロキョロして、おとなしくしていたかと思うと、突然、「ギェーッ!!!」「ドーーンッ!!」。おいおいー。まじかいなー。かんべんしてくれよー。男の周りに立っていた人達は、一人、また一人と他の車両や、両サイドへ移動していきます。静かにしていたかと思うと、突然、発作のように奇声を上げて、力一杯窓を叩く。数分毎に、この繰り返し。

放送禁止用語は使えませんので、なんといいますか、口幅ったい言い方になってしまうんですけど、まぁ要するにはっきり言えば、少々体のある場所の働きが薄弱といいますか、まぁ、ぶっちゃけ、アブない男でした。

男の左横には、目を瞑って寝てる(寝たふり?)男性、右側には女性の二人連れが座ってましたが、女性達は刺激しないようにあえて動かないのか、怖いので逆に無視しようとしてるのか、一見平然とお喋りを続けていました。僕とマリオさんは、ちょうど男に背を向ける格好で立っていましたが、僕らの目の前には若い女性と、その横には小学生くらいの女の子を膝枕に寝かせたお父さんが座っていました。

もしあの窓が割れたら、男は自業自得でいいとしても、窓を右手で叩いていたので、あの右側の女性達は絶対に怪我をする。もっと考えれば、あの発作が奇声と窓を叩くだけでマックスならまだいいけれど、もし、この上があって、辺りかまわず暴れ始めたらどうする?小さな女の子もいるのに。

マリオさんが「Oh,We can't relaxねー」と、苦々しく言いましたが、本当にそんな感じで。車内は妙な緊張感に包まれてしまいましたが、僕らは、半ば苦笑いしつつも、二人して眉間にシワを寄せて、目の前の暗い窓に映る男をずーっと、監視せざるおえなくなりました。僕らだって、おいそれと怪我をするわけにはいきません。でも、怖いから、とか、気持ち悪いから、と逃げるわけにもいきません。

あー、別に、強い桜庭選手の素晴らしい試合を観た後だったし、というワケでもないんですけど、まぁ成人男子の、社会人としての(ある種向こう見ずな)義務感といいますかね。マリオさんも身長が180cmありますし、トレーニングしてますからね。何かあったら、最低でも二人がかりでなら、この、さほど大きくもない男一人くらいなら、なんとか取り押さえることはできるだろう、という頭は二人ともありました。それは、しなきゃ、と。それにしても、ほんとに、困ったもんです。僕らは全然口を聞かないまま、結局、男を車内に残し、降りる駅に着いてしまったんです。もの凄い気がかり。どうしよ。

結局、降りる前に、車両番号と、男の見た目、服装をきっちり頭に入れ、降りた駅で駅員さんに「杞憂かもしれませんけど、今、乗っていた電車の車内にちょっと不審な男が乗ってたので」、「誰か駅員さんを付き添わせてください。」と、男の特徴を伝えて、駅を出ました。駅員さんも、「え?不審者ですか!?」と、少しビックリした様子でしたが、素早くメモ用紙を取り出し、時刻表を見てその電車を確認するなど、きちんと対応してくれましたので、少し安心しましたが。

車内で、大声で奇声を上げ、窓を力一杯叩く。これは、正直、迷惑な行為です。でも、それだけなら(と言っていいのか解りませんが)、許容範囲ギリギリ許す、見逃す、見て見ぬフリをすればまぁOK、だってちょっとあのヒトは・・・、というのが、よくある実際の対応なんだとしても。でも。もしもあの男が、あの後、本当にガラスを割ってしまって、それで誰かが傷ついても、あるいはもっとパニックを起こしてしまい、万が一誰かが取り返しのつかない犠牲になってしまったとしても。たぶん、彼は、罰せられることはないんでしょう。そんなニュース、あまりにも多いですよね。「犯行時、被告には判断能力が無く・・・、よって無罪を主張します。云々」。あんまりですよね。なので、とういうか、とにかく、なんだか、ただ見過ごすわけにはいかなかったんです。

今の彼は、僕が見るには、まだ残念ながら一人で出歩かせては、いけない人なんだと思いました。でも、プリペイドカードを手に持っていましたから、たまたま今日だけ、電車に乗ったのではないとも推測できました。彼の家族は、あるいは彼を管理する立場にある人は、どう思っているのでしょうか。そんなことを考えていたら、なんだか、妙に切なくなりました。あれ以上、何もできなかった、非力な自分にも。

あー、なんかちょっと重たい話書いちゃいましたが、もし読んで落ちちゃったら、すみません。大丈夫、もう、書いて落ち着きましたから。さて、明日も午前中から仕事です。夏本番ですね。強烈に暑いけど、本格的に大合唱を始めた蝉達に負けないように、張り切って出かけてきます!

ではー。



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土用の丑の日ですからねー。食べましょう食べましょう、アンギラ・アンギラ、フランスを。

アンギラ・アンギラ?フランス?は?何言ってんの、このシト。と、速攻でハテナマークが出た方、大丈夫ですよ。最後まで読んでいただければ、あなたも明日からは「ちょっとフランス食べに行かない?」って、言ってますから。ほんとかな(笑)。

鵜飼の鵜が、どうにもヌルヌルして、捕るのに難儀をしたから、「うがなんぎ」で、「うなぎ」、という説があるそうです。ま、名前の由来はさておき。

うなぎ。謎の生物です。かのギリシャの大哲学者にして、生物学者のアリストテレスは、生涯に渡り、ものすごい数の動物の研究をしたのに、うなぎに関してだけは、「これは泥の中から自然発生する生き物です。よくわかりません。おしまい(※)。」と、研究を放棄してしまった(笑)、というほど、謎なんです。野生のうなぎの産卵シーンや、卵を見たことのある人は、まだこの世にはいないそうです。どこで生まれてるのか、本当に謎の生き物だとのこと。なので、昔の人は「水辺の葦が変化したものだよー」とか、「人の髪の毛が水に落ちて、うなぎになるのさ」って、本当に信じていたそうですよ。

その寿命、なんと50年。そして、何も餌を食べなくても、2年近く生きていた例もあるという、強靭な生命力。ミシシッピー川の河口から遡って、アメリカを縦断、あのナイアガラの滝を登って(!)、エリー湖にまで到達するという、信じられないようなスタミナ。そして少し湿ってさえいれば、電柱だって登ってしまう、という、そんなん見たら絶対に眠れなくなりそうな、まるでホラー映画のような運動能力(笑)。あ、ちなみに「うなぎのぼり」っていう言葉は、このうなぎの、もの凄~い遡上能力からきてるんですよ。

ビタミンC以外の全てのビタミンを豊富に含んでて、DHA、EPA、良質なたんぱく質もふんだんに。美容と、健康に、そして滋養と強壮に、最高の食材なんですよね。一年中食べてたっていいんですよ。うなぎ屋のご主人は皆さん、肌がテュルッテュルだとか(笑)。

「土用の丑の日」に食べるってのは、日本のエジソンと言われております、エレキテル(静電気発生装置ですね)の発明で有名な平賀源内さんが、知り合いのうなぎ屋さんから「源さんよー、こうも暑くちゃ、うなぎがさっぱり売れないよー、なんかいい案はないかねぇ?」と相談を持ちかけられ、「うーん、じゃあ。」ってんで、『土用の丑の日、うなぎの日。食すれば夏負けすることなし』というキャッチコピーを作ってあげて、店に掲げさせたところ、これがなんと大当たり。で、書いたその日が、たまたま土用の丑の日だった、というだけのことだそうです(笑)。翌日に相談されてたら、えー、丑の次だから、「寅の日」になるのかな?なので、有名なコピーも、今の僕らの習慣も変わっていた、と。源さんの気まぐれ。200年前の、ほんの思いつきなんです(笑)。

「うなぎをやりますと、頭がハキハキしてまいります。」と、なんとも粋な江戸の表現を『食味道楽』という名著に記したのは、歴史小説の大家、子母澤寛氏(※)であります。「常日頃は、菜っぱの煮びたしだの豆腐、せいぜい焼魚に煮魚くらいだから、たまに鰻を食べると、脳ミソから目玉まで潤滑油が廻ったように思ったのであろう。」と、その表現をこれまた粋に分析なさったのは、僕の敬愛する作家、料理家の向田邦子さんであります。

江戸の昔は、一匹丸ごとを串にざくっと刺して、道端の露店で売ってたようです。一匹、今の価格で50円くらいだったそうですよ。おやつ代わりに、大人から子供まで、よく食べられていたそうです。そう、うなぎはもともと高級店で食べるようなもんじゃなくって、庶民の味なんですよね。

僕らが日本で食べているのは、今は80%が中国産といわれてるものです。これ、「アンギラ・アンギラ」という種類で、稚魚は主にフランスから海を渡って中国に入ってくるそうです。なので、うなぎ業界ではこのアンギラ・アンギラちゃんを、生まれ故郷を名を取って「フランス」と言うんだそうです。ちなみに国産のものは「アンギラ・ジャポニカ」。ジャポニカちゃんの稚魚は、フランスちゃんのおよそ5~7倍以上の値段で取引されてるんですってよー。どこへ行く、庶民のおやつよ。

僕がお昼にいただいのも、たぶん、ってか絶対、フランスちゃん。だって600円程のお弁当でしたから。でもね、並べて食べなきゃ、まー、そうそうわかんないですよ。僕には、わかりません。あの、美味しそうなタレの匂いで、もぅ、十分オッケーですから。生ツバごっくんです(笑)。本当はね、炊きたてのご飯で食べたいところだったんですけど、今日はなにかと普段のサボリのツケが廻ってきたせいか、忙しくて。でも、せっかくの土用の丑の日(笑)、ということでしっかり頂いておきました。え、そりゃあハキハキですよ(笑)。

最後にひとつ、ちょっとおっかない話していいですか?だめなら、このブロック、飛ばしてくださいね(笑)。あ、いいんですか?しょうがないなー(笑)。あのね、この、フランスちゃん、身体がジャポニカちゃんより柔らかいんだそうです。なので、泳ぐ時に・・・ね。こう、鎌首を持ち上げるようにね、頭を水面から出して、泳ぐんだって。見たことないですよね、そんなうなぎ。ネッシーかっつのー(笑)。沢山いると、かーなーりー、怖いらしいですよ。いや、怖いでしょ、きっと。あーあ、これでフランスちゃん、食べれなくなっちゃったりね(笑)。いやいや、食べて下さいな。ほんとに身体にいいしね。

そうそう、7月24日のブログで紹介した、阿部薫さんのサイト内、「Speak」という日記のコーナーに、先月末のへきるちゃんのライブの時の模様が(主に楽屋の(笑))写真付きでアップされてましたね。僕も油断してるところを撮られてましたね(笑)。あ、ダチョウの卵を飲んでるところもありましたー。もっぺん、URLを載せておきます。「振り向けばトコヒョツ!」http://k-abe.org/

さて、明日も国立競技場に行って来ます。こないだのは僕もオンエアー見損ねちゃって(笑)。またテレビ東京系列で、明日は、夕方から放送があるみたいです。サッカー好きの方は勿論、そうでない方も、良かったら見てやってくださいね

あ、「うなぎ」っていう、役所広司さん主演の映画、ついこないだ観ましたけど、面白かったー。おすすめします。ちょっと、重たくて、暗いところもありますけど、ほんのりと温まりますよ。

ではー。

(※)コメント欄にて、誤字を指摘していただきまして、あわてて訂正させていただきました。おっちょこ・・・なもので、それにしても、よりによって大作家の名前を(泣)。申し訳ありません。ご指摘、ありがとうございましたー。・・・おまけに「おしまい。」を「おいまい。」って書いてましたね。んー、「老いまい。」まぁ、うなぎは老化防止にも良くて、なんて言い訳はともかく!すみませんでした。ご指摘、ありがとうございました。大してハキハキしてないことが判明しましたので(笑)、もう一杯、いただくことにしますね(笑)。



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今日のスポーツ報知、27面。熱唱する俊くんの後ろで、見事に歌ってましたねー。新聞に悪いことじゃなくて載るのは嬉しいことなのですが、それにしても、もんの凄い顔だなぁ、とちょっと恥ずかしくなりましたよ。あんな顔してやってるんですね、僕は(笑)。

昨日は、国立競技場で一緒に演奏をしたマリオ(堀川真里夫)さんと、試合観戦の後、ご飯を食べに行きました。そして、焼き鳥とビールで盛り上がっているうちに、何故か「『オープンウォーター』を観ようよ。」ということになり(笑)、ウチに遊びに来てくれました。外で飲みながら映画を一緒に観よう、と友人を誘ったのも初めてでしたが、「いいね、いいね!」と、喜んで遊びに来てくれたマリオさんノリの良さ、最高です

しかし、何で『オープンウォーター』だったんだか、今でもさっぱりわからないんです(笑)。だって、サメだらけの海に、カップルが二人っきりで置き去りにされてしまう、というちょっと、っつーか、かなりコワい映画なんですよ。いや、映画自体は、実際にあった話の映画化で、ほとんどが二人が海に浮かんでるシーンという、シンプルな作りでありながら、その会話や息遣いから、じわじわとこちらにも怖さと緊張が伝わってくる、良く出来た映画なんですよ。僕もマリオさんも海遊びが好きな分、海の怖さもよ~く判るので「うぐわー、この状況は、やっばいよー。」などと、ハラハラしながらも、盛り上がったのですがね、グラス片手に。

マリオさんは、昨年の安室奈美恵ちゃんのツアーにもベーシストとして参加してらしたので、半年近く一緒に演奏させてもらったんですが、実に驚くべき才能をもった人でしてねー。あ、ツアー中はね、僕の英語の先生でもあったんですよ。大分や、松山、宮崎などで一緒に温泉に浸かりながら、英語でお喋りしてもらった思い出がありますねー。よく二人で温泉探しては、早起きして行ってたんですよ。

マリオさんは、フィリピンと日本のハーフで、沖縄生まれ。英語はペラペラ。ジャズミュージシャンのお父さんに、一番上のお姉さんはモデルで作曲家、そしてすぐ上のお姉さんは麗美さんという、20年程前にあの松任谷夫妻の全面的なバックアップで大々的にデビューして活動されていた有名な歌手、という音楽一家のご出身。

マリオさんね、楽器が何でも出来ちゃうんですよ。主にベーシストとして第一線で活躍していて、最近ではBoAちゃんのバンドのバンマスもやっておられますが、実は鍵盤もお得意で、昨年広島で行われた俊くんの夏の野外イベントでは、僕の代わりに(僕はその日は日産スタジアムで「死ぬ(笑)」予定が入っていたので。)キーボードで参加してるという。昨夜も無理やり泣いてせがんだら、僕の部屋のMP9500で、ジャズのスタンダードナンバーを一曲披露してくれました。いや。素晴らしかったですよ。「もー、突然弾かせないでよー(笑)」って、照れてましたけど。いや、ほんと、素晴らしかった。

そしてね、アメリカのボストンに、バークリー音楽大学というジャズ、ロック系のミュージシャンなら世界中の誰でも知っているという、超有名な音楽学校があるんですが、その昔、マリオさんもここに留学されてたんですね。しかしなんと、その学校にはギターで行っていた、という(笑)。しかも、超優秀な成績で卒業してるんですね。「音楽がどんどん解るのが楽しくて、もう夢中になって勉強していたら、最後の方に取ってたクラスには、授業があまりにも難しすぎたみたいで、生徒が僕ともう一人しかいなかった(笑)。」んだそうです。なんじゃそりゃー。

そして、驚くべきことに。今回の俊くんの国立競技場では、なんとね、ドラマーとして参加してるんですよ(笑)。なんでも、「実はドラムが一番長くて、3歳からやってるんだよね。」とか。これは昨夜聞いた話なんですが、14歳の時には沖縄の、一昔前では一番有名なハードロックバンド(本人希望により名前は出しませんが、ホントに有名なバンドなんですよ。僕もCD持ってますし。これはマリオさん前任者の時のですけど。)に参加し、倍以上年齢の違う凄腕メンバーの中でドラムを叩いていた、と聞き、またビックリ。僕も聴いて憧れてたバンドですよ。

しかも、作曲家としても映画のサントラなども作って(岩井俊二監督の『Love Letter』他)、何とか賞というスゴイ賞なんかも取ってるしー。ほんとーに、すんごいすんごいすんごい(笑)。

オーケストラのスコアも書けて、ジャズのビッグバンドのアレンジもできて、ロックから、ポップス、ジャズまで、ベース、ギター、キーボード、ドラムを、全て仕事ができて、人に教える(個人教室を持っているんですよ)レベルでマスターしている、という。ほんとね、彼こそまさに、スーパーマリオ(笑)。いやー、いるんですよねー、天才って。僕みたいな凡人は、ひとつの楽器すら、未だ、ままならないというのに。

で、戻るけど、そんなマリオさんと、何でわざわざ『オープンウォーター』だったんだろーか。あ、夏だから?なら「四谷怪談」でも観れば良かったかな?あ、だめだ。マリオさん、怖がりなんだ(笑)。んー、ほんと思い出せない。ま、いっか(笑)。

しかし映画を観終わった後もあれやこれやと楽しく話が弾んじゃって、昨夜はついつい飲みすぎちゃいましたよ(笑)。あ、でもこないだの献血の結果が来ましたが、またしてもバッチリ、全て基準値内。健康でしたよ~

なので、今夜も、もうちょっと仕事したら、ぷしゅしちゃお。

あ、写真は昨日の国立競技場からの眺めです。夕陽に霞む、新宿のビル郡です。

では。



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いやはや、今日は楽しかったー。やっぱり野外はいいです。風を感じるながら仲間と音楽をするのって、とっても気持ちいいものです

まぁ、今日はリーグ戦も初日ということで観客五万人とは行きませんでしたが、試合も見せてもらって、十分に楽しんできました。サッカーとか野球って、僕はテレビではそんなに観ないんですが、生で観るとさすがに面白いものですね。

僕はバスケや卓球をやっていたせいか、ポンポン点が入るスポーツに慣れているんで、サッカーは格別にまどろっこしく感じてたんですよ(笑)。卓球なんて、平均で8秒毎くらいに一点入るんですからね(笑)。そこいくと、サッカーの引き分け試合なんて、だったんです。でも、やっぱり目の前で人間が必死でボールを追って走ってる姿を見ると、感じるところが違うんですね。あっという間に45分が過ぎてしまいますし、知らずに熱くなってる自分がいて。「あれっ?もうハーフタイムなの?短かっ!」って感じで(笑)。

だからね、何が言いたいのかというとですね(笑)、卓球も生で観たら、一緒に「シャーッ!」ってやっちゃいますよ、絶対に、あなたも(笑)。って、そこかいなー(笑)

でもでも、繰り返しになりますけど、本当に人間が身体を使って一生懸命に何かをやっている姿って、やっぱり素晴らしいですね。感動しますよね。あ、人間だけじゃないですね。蟻でも犬でもイグアナでも、一生懸命な姿って、本当に素晴らしいですよね。

でも、やっぱり暑かったので、冷えたお茶割りで一杯、いただきます。あー、おいし

では!



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