怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

母の老人保健施設入所

2022-04-26 09:38:09 | 介護
早くも母が老人保健施設に緊急入所して1月余り。
3月中はショートスティの扱いで4月になった時点で老人保健施設に正式入所になりました。
それまでは母のディサービスがある火曜日と金曜日は8時30分には実家に行って、母の出かける支度をして、送り出し、母のいない間に掃除洗濯をするのが、年金暮らしの唯一の仕事。
母が施設に入るとディサービスには行かないので当然ながらその仕事がなくなる。
そうなると毎週のルーテインがなくなってしまい、曜日の感覚がなくなった。
ディサービスの日は朝もサッサと支度して出かける必要があるので、カレンダーに色鉛筆で丸が打ってあってあり、4月のカレンダーには丸が打ってあるのだが、今となっては無用の情報に。
緊張感がなくなったせいか朝起きた時は今日は何曜日か分からないままテレビ番組で曜日を確認する日々となってしまった。
それでも一応火曜日と金曜日は夕方に洗濯物を取りに行って洗濯をすることは残ったので、かろうじてルーティンが残っている。
洗濯している間に、母の身の回りの残っているがらくたでも片付けようと目に付いたところを整理しだしたのですけど、まあ、どうしてこんなものが取ってあるのかと言うようなもののオンパレード。ちびた鉛筆とかメモ紙代わりの広告チラシを切ったものとかゴミとしか思えないものですが、母がいる時に捨てようとすると烈火のごとく怒って喧嘩になっていました。
文句を言われないので、どんどん捨てるのですが、部屋に色濃く残っていた母の気配を消している感もありちょっと切ない。

何故か封筒とか紙に包んだお金もあちこちにあり、ゴミだと思って紙を捨ててはだめでイチイチ確認しなければいけない。
本人もどこにお金を入れているか覚えていなくて、まるで百舌の早贄状態。
一応ありそうなところは全部チェックして回収し、財布とか現金、通帳は誰もいない実家に置いておけないので、我が家に持って帰りました。
面会は原則禁止なので母の様子はよく分からないのですが、洗濯物を取りに行った時に聞いたところ、まだ腰は痛いのですが、徐々に良くなっているのかすぐに動こうとするので、再発の危険もあって要観察みたいです。
こんなところに閉じこめて早く家に帰ると騒ぐのを恐れていたのですが、意外にもそんなことはなく、会話は成り立たず誰かも分からないのでしょうけど話し相手がいるので、一人暮らしよりはいいと言っているみたいなのでほっとしました。
とにかくおとなしくしていてください。
コメント
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