怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

益田ミリ「キュンとしちゃだめですか?」

2024-10-26 18:24:01 | 
私は今までかわいいとかキュンとすると言うのは無縁に生きてきた。
女の子がかわいいなどと言って高価な買い物をすることは全く理解できない。
質実剛健。
実質本位。
見かけはともかくとにかく役にたてばいいを旨としてきた。
おかげで若かりし時にプレゼントなぞを贈る時に選んだものは武骨なまでの実用的でいたって不評。
かわいいとかの感性をもう少し磨いておけばもう少しもてたかもしれない。
さて今回取り上げる益田ミリさんの本は、キュンとする時とかかわいいとか思う時のあれこれ。

まずは「キュンとしちゃだめですか?」ですが、40歳を超えた益田さん、キュンとする瞬間がわかかりし時とは微妙に違ってきているみたい。
人生いろいろ、喜びも悲しみも幾年月、いつの間にか若い編集担当者の何気ないしぐさにキュンとしてしまうのです。
でもじいさんになった私ですけど、歳月を経てもやっぱりわからない感覚です。
もう1冊は「かわいい見聞録」
このかわいいと言う感覚も私にはよく分かりませんが、こういう感性なのかというのが何となくわかった感じで、心の中でふふんと思ってしまいます。

自分には縁がなかったのですが、心の世界が少し広がった気分です。
硬派の本を読む読み通す気力が衰えた疲れた時の心の箸休めとしては最適の2冊でした。
一緒に写っているのは五木寛之の「からだのサプリ」ですが、既に齢90歳にもなろうと言う五木さん、いまだにこの本に書いてあるように医者嫌いで滅多に洗髪もせずにあちこちを駆け回っているみたいですけど、常人ではまねできないのでは。

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