いつの間にか毎週木曜日7時からはCBCの「プレバト」を見るようになった。
プレバトとはどういう意味かさっぱり分からなかったけどプレッシャーバトルの短縮形とか。
その中でも俳句の夏井いつき先生の毒舌と添削が一番のお楽しみ。
お題に合わせて自分でも作ろうとしてもその場ではせいぜいが凡人がやっとという俳句しかできない。
どうも歳時記でも買って勉強しないといけないか。と思っていると夏井先生が「プレバト」で出てくる句のいいとこ悪いとこを説明してくれて具体的に添削した本が出た。
知って得する実作のコツもあって、初心者にはちょうどいい入門書になります。
俳句というのは17音という定型の少ない音の中で映像が浮かぶように、詩情が感じられるようにしなければいけないので、一音でもおろそかにできません。もちろん季語を入れなければいけないので、最も適切な季語をどう入れるかが難しいところ。歳時記が必要な所以です。
俳句の基本形とは、まず季語とは関係のない12音のフレーズを作り、そのフレーズの気分に似合った季語を探す。
この時12音のフレーズには、季語に当たる言葉を入れない。12音のフレーズが楽しそうならば楽しそうな季語を、悲しそうなら悲しそうな季語を選ぶということですが、それは歳時記が無いと難しい。
俳句というのは江戸時代の松尾芭蕉から連綿と続いているのですが、17音なのでどうしても似たような発想で同じような言葉が量産されている。膨大な蓄積がある中でオリジナリティを出すのはハードルが高い。手あかのついた表現ではせいぜい凡人の句にしかならない。容易に類推できる表現は言う必要が無いので言葉の無駄使い。その分を節約して新しい表現をすれば凡人から抜け出せる。さらにいろいろテクニックがあるのですが、これは実際にこの本を読んでください。
ところで先日飛んできた花弁とともに熱田駅のホームに回送列車ががたがたと言いながら待避線に入線して来たのですが、そこで1句
「停車場へ春を連結ガッタンゴットン」
残念ながら、これは基本形とは違い季語を入れない12音から作った句ではありません。情景が浮かぶでしょうか。最初は「停車場へ春を引き連れガッタンゴットン」としたのですが引き連れだとべたかなと思って連結にしたのですが…待避線はレールの継ぎ目が多くて入ってくるとガッタンゴットンの音が大きいんですよね。
写真には飛んでくる花びらは写っていません。ホームに立って回送列車を見て詠んだ句ですが、これだと何処に立っているのか視点がよくわからないか。やっぱり才能なし…添削するとどうなるのか。赤ペン先生に原型をとどめずに添削されるとちょっと悲しい。俳句クラブの垂れ目やまんばさんどうでしょうか。この写真で何かいい句が出来たらぜひコメントしてください。
まあ、お金も時間も必要なく高齢者のボケ防止にもなるので思いついた時に吟行してみたいと思います。とにかく思いついたらたくさん作ってみて、それから推敲すればいいのかな。
プレバトとはどういう意味かさっぱり分からなかったけどプレッシャーバトルの短縮形とか。
その中でも俳句の夏井いつき先生の毒舌と添削が一番のお楽しみ。
お題に合わせて自分でも作ろうとしてもその場ではせいぜいが凡人がやっとという俳句しかできない。
どうも歳時記でも買って勉強しないといけないか。と思っていると夏井先生が「プレバト」で出てくる句のいいとこ悪いとこを説明してくれて具体的に添削した本が出た。
知って得する実作のコツもあって、初心者にはちょうどいい入門書になります。
俳句というのは17音という定型の少ない音の中で映像が浮かぶように、詩情が感じられるようにしなければいけないので、一音でもおろそかにできません。もちろん季語を入れなければいけないので、最も適切な季語をどう入れるかが難しいところ。歳時記が必要な所以です。
俳句の基本形とは、まず季語とは関係のない12音のフレーズを作り、そのフレーズの気分に似合った季語を探す。
この時12音のフレーズには、季語に当たる言葉を入れない。12音のフレーズが楽しそうならば楽しそうな季語を、悲しそうなら悲しそうな季語を選ぶということですが、それは歳時記が無いと難しい。
俳句というのは江戸時代の松尾芭蕉から連綿と続いているのですが、17音なのでどうしても似たような発想で同じような言葉が量産されている。膨大な蓄積がある中でオリジナリティを出すのはハードルが高い。手あかのついた表現ではせいぜい凡人の句にしかならない。容易に類推できる表現は言う必要が無いので言葉の無駄使い。その分を節約して新しい表現をすれば凡人から抜け出せる。さらにいろいろテクニックがあるのですが、これは実際にこの本を読んでください。
ところで先日飛んできた花弁とともに熱田駅のホームに回送列車ががたがたと言いながら待避線に入線して来たのですが、そこで1句
「停車場へ春を連結ガッタンゴットン」
残念ながら、これは基本形とは違い季語を入れない12音から作った句ではありません。情景が浮かぶでしょうか。最初は「停車場へ春を引き連れガッタンゴットン」としたのですが引き連れだとべたかなと思って連結にしたのですが…待避線はレールの継ぎ目が多くて入ってくるとガッタンゴットンの音が大きいんですよね。
写真には飛んでくる花びらは写っていません。ホームに立って回送列車を見て詠んだ句ですが、これだと何処に立っているのか視点がよくわからないか。やっぱり才能なし…添削するとどうなるのか。赤ペン先生に原型をとどめずに添削されるとちょっと悲しい。俳句クラブの垂れ目やまんばさんどうでしょうか。この写真で何かいい句が出来たらぜひコメントしてください。
まあ、お金も時間も必要なく高齢者のボケ防止にもなるので思いついた時に吟行してみたいと思います。とにかく思いついたらたくさん作ってみて、それから推敲すればいいのかな。
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