桐谷さんでないけれど株主優待生活が人気を呼び、魅力的な優待制度を持っている株は評価が高くなっている。
証券会社が主催する会社説明会などで、質疑応答の時間があると菅らずバカの一つ覚えのように優待制度について言及する人がいる
。こんな質問を得意げにする人がいるとがっかりするし、それで株を買うのかよと思う。
はっきり言って優待制度は株主還元という意味では邪道だろう。
株主に利益を還元するならば、配当を増やすなり自己株買いが正論だと思う。
消費者に直接製品なりサービスを提供している企業にとっては、株主にそれを実際に体感してもらい応援団になってもらうというのは一つの販売促進かと思うが、対企業向けの工業製品なりサービスを提供している企業にとっては自社と関係ない優待サービスを行う意味はないと思う。
その面で言えば飲食業とかの企業が自社の店の利用に使える優待券を配るのはクーポンのちょっといいやつみたいなもので、例えば「ワタミ」が優待券で一人1回千円まで割り引くのは制度としては評価できる。店に行って飲み食いして1千円だけで終わることはないからね。
でも今や株主優待に個人投資家の眼が大きく向けられていて理屈通りいかない面がある。機械とか電気の業界でも優待制度を新たに設けるところも出ていて、それが個人投資家に人気で株価を下支えしている面もある。
邪道と思っている私も実は優待狙いで小売業を中心に持っている株がいくつかある。でも前述した「ワタミ」は最近どんどん業績が悪くなってきているので売ってしまいましたが…
持っている株の一つに「魚力」があってここは100株で年に1回年末に3千円相当の海産物詰め合わせが来た。もらうことのないお歳暮を優待で補うつもりで楽しみにしていたものです。
ところが7月31日に突然「魚力」が優待制度を廃止した。それも株主には何のお知らせもなくネットで見て初めて知った
。
当然ながら株価は急落。この発表直後に1日で300円以上落ちている。7月31日2427円の株価が8月1日は2100円、それから中国ショックで下がり続け、8月25日には1646円
。
なんじゃこれ~
名前通り海産物を扱っていて、丸栄にも出店しているので優待の詰め合わせも株主へのPRにはなっているはず。理由としては優待は100株以上、1000株以上で一律なので公平性に欠けるとのこと。それはそれで正論で例えば200株の株主と100株の株主と一緒かと言われると公平に欠くのですが、それならば少なくとも優待に使った原資を全部配当に回しなさい。配当は前期と比べて2円増配なのですが、それは優待廃止発表前の予想と同じ。
株主としては1株300円落ちたのだから配当を300円積んでほしいくらいです。経営が苦しいからまずは優待を見直しますというのならば納得できるのですが、既に決まっていた2円の増配でお茶を濁すのはいかがなものでしょう。
魅力的な優待が持っている株価を支える効果をあまりにも過小評価していたとしか思えません。同じ業界の「魚喜」が無配ながら経営が苦しくてやめていた優待制度を復活したとたんに株価がぐんと上がったということを考慮したうえでの英断だったんでしょうか。
株主優待は邪道なのですが、株価維持策としては有効です。小売業にとっては自社への応援団にもなるので維持してほしかったと思います。実際増配で株価を300円上げようと思ったらいくら配当すればいいのかということでしょう。そう思うと邪道の優待制度も株価維持策としてはコストパーフォーマンスがいいみたい。
優待をやめるなら会社の思う公平な株主還元をして株価をちゃんと維持してほしいものです。
と、愚痴になってしまいましたが、優待制度は諸般の理由で突然打ち切りになることもあるので気をつけましょう。
証券会社が主催する会社説明会などで、質疑応答の時間があると菅らずバカの一つ覚えのように優待制度について言及する人がいる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
はっきり言って優待制度は株主還元という意味では邪道だろう。
株主に利益を還元するならば、配当を増やすなり自己株買いが正論だと思う。
消費者に直接製品なりサービスを提供している企業にとっては、株主にそれを実際に体感してもらい応援団になってもらうというのは一つの販売促進かと思うが、対企業向けの工業製品なりサービスを提供している企業にとっては自社と関係ない優待サービスを行う意味はないと思う。
その面で言えば飲食業とかの企業が自社の店の利用に使える優待券を配るのはクーポンのちょっといいやつみたいなもので、例えば「ワタミ」が優待券で一人1回千円まで割り引くのは制度としては評価できる。店に行って飲み食いして1千円だけで終わることはないからね。
でも今や株主優待に個人投資家の眼が大きく向けられていて理屈通りいかない面がある。機械とか電気の業界でも優待制度を新たに設けるところも出ていて、それが個人投資家に人気で株価を下支えしている面もある。
邪道と思っている私も実は優待狙いで小売業を中心に持っている株がいくつかある。でも前述した「ワタミ」は最近どんどん業績が悪くなってきているので売ってしまいましたが…
持っている株の一つに「魚力」があってここは100株で年に1回年末に3千円相当の海産物詰め合わせが来た。もらうことのないお歳暮を優待で補うつもりで楽しみにしていたものです。
ところが7月31日に突然「魚力」が優待制度を廃止した。それも株主には何のお知らせもなくネットで見て初めて知った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
当然ながら株価は急落。この発表直後に1日で300円以上落ちている。7月31日2427円の株価が8月1日は2100円、それから中国ショックで下がり続け、8月25日には1646円
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
なんじゃこれ~
名前通り海産物を扱っていて、丸栄にも出店しているので優待の詰め合わせも株主へのPRにはなっているはず。理由としては優待は100株以上、1000株以上で一律なので公平性に欠けるとのこと。それはそれで正論で例えば200株の株主と100株の株主と一緒かと言われると公平に欠くのですが、それならば少なくとも優待に使った原資を全部配当に回しなさい。配当は前期と比べて2円増配なのですが、それは優待廃止発表前の予想と同じ。
株主としては1株300円落ちたのだから配当を300円積んでほしいくらいです。経営が苦しいからまずは優待を見直しますというのならば納得できるのですが、既に決まっていた2円の増配でお茶を濁すのはいかがなものでしょう。
魅力的な優待が持っている株価を支える効果をあまりにも過小評価していたとしか思えません。同じ業界の「魚喜」が無配ながら経営が苦しくてやめていた優待制度を復活したとたんに株価がぐんと上がったということを考慮したうえでの英断だったんでしょうか。
株主優待は邪道なのですが、株価維持策としては有効です。小売業にとっては自社への応援団にもなるので維持してほしかったと思います。実際増配で株価を300円上げようと思ったらいくら配当すればいいのかということでしょう。そう思うと邪道の優待制度も株価維持策としてはコストパーフォーマンスがいいみたい。
優待をやめるなら会社の思う公平な株主還元をして株価をちゃんと維持してほしいものです。
と、愚痴になってしまいましたが、優待制度は諸般の理由で突然打ち切りになることもあるので気をつけましょう。
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