怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

11月11日瑞穂公園テニスコート

2017-11-12 16:37:34 | テニス
週間予報では土曜日は雨でしたが、前線は夜のうちに通過してしまい、晴れてきました。
午前中に所用で白鳥公園近辺まで行ったのですが、堀川の上を雲が流れていき、陽を浴びていると暑いくらい。

公園の池の柵にはカモメが隙間なく並んでいます。
鴎の水兵さん、並んだ水兵さん…ですか。

ところでこの日はヤッターマンとはげ親父にえみちゃんは市大で事業団が主催する講演会があるとかで欠席です。
ヤッターマンは終わった頃にしげすしへ行って飲んでいると言ってましたけどね。
天気は時折雲がかかるのですが、晴れています。でも前線通過するとよくあるのですが、風が強い。北西の風6~7メートルで、これはテニスをやるにはつらい。でも風で中止というのはないと思うので行くしかない。
この日は14時30分からなので13時40分まえには家を出て瑞穂公園テニスコートには10分前に着いたのですが、森の熊さんが一人いるだけ。
コートはすでに空いていたのですが、一人だけなので手持無沙汰です。
それでは時間前ですが乱打を二人で始めましょう。
そうこうしていると1059さんが登場。3人になりました。
しばらく乱打をやって一休みしているとヨイショが登場
何とかこれで4人になって一安心。
日が傾いてくると休んでいる時は寒い。

山崎川の桜も葉がどんどん落ちています。
風が強いので早めに終わって寿司屋へ行こうと少し練習してから早々に試合にします。
最初はヨイショと組んで1059、森の熊さん組と対戦。やっぱり風が強いので結果は風任せになるところもあったのですが、1059さんの前に落とす小技に対応できずズルズル負けてしまい、最後のゲームは粘ってデュースを重ねたのですが、結局負けて0:4。
一休みしていると30分遅れでタケちゃんマンが登場
早速試合に入ってもらいます。
タケちゃんマンと組んで森の熊さん、1059組との対戦では、うまく風を味方につけて3ゲーム連取。先程の試合のリベンジでもう1ゲームと思ったのですが、ここで慢心したのか、落としてしまい3:1、まあ、勝ててよかった。
次の試合は森の熊さんと組んでヨイショ、タケちゃんマン組と対戦。この試合も最初2ゲームは調子よくとったのですが、ここから2ゲーム連取されてしまい、終わってみれば2:2の引き分け。結構長い試合になって終わった時は16時。
日も陰ってきて、この時点での気温は14度。

風がある分体感気温はもう少し低いかな。
それでは少し早いですけどコート整備していつものしげすしへ行きましょう。
丁度ヤッターマンから早くも寿司屋にいますというメールがありました。
急いでいかなくては。


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「終わった人」内館牧子

2017-11-09 07:54:19 | 
小説の面白さは、身につまされることと我を忘れることということを聞いたことがある。
これは定年退職をし、外郭団体で隠居のような生活を送っている私にとってまさに身につまされる小説。団塊の世代がちょうど主人公と同じ世代になることもあってよく売れています。
でも、ちょっと身につまされすぎて途中で読むすすむことが辛くなるほど切ない。

主人公は東大法学部を卒業し、メガバンクに就職し、バリバリ仕事をして順調に出世したのだが、最後は出世競争に敗れ子会社へ転籍。
う~ん、銀行って国家公務員の上級職と一緒でどんどん振り落とされて、子会社に飛ばされるんですよね。いわゆるボード入りして取締役になるのは同期で一人か二人かというとこ。
その子会社を63歳で定年退職するところから話は始まるのですが、退職当日の送別のセレモニーは「生前葬」みたいだという感想。まあ、歯の浮いたような送別の言葉とともに花束貰ってハイヤーで送ってもらうなんて恥ずかしいことですよね。私もそれが嫌で3月31日には職場の人たちと大宴会してヘロヘロで帰りましたけど。これはこれで迷惑だったかな。
前半は退職後の無聊を如何ともしがたく煩悶している姿の描写。マイナスオーラーを出しまくって家でぐじぐじしているとあまりにも情けない。
家にいてお中元を受け取るのだが、今までは山ほど来ていたものが今年は2つだけ。つくづくそう言う類のものは会社の役職に来ていたものと思い知らされます。まあ、私は仕事柄そういうものには縁がなかったので退職しても何にも感じませんでしたけど。代わりに株主優待株を持っていましたので優待品がお中元、お歳暮代わりだったんんでこれは今もいただけます。
40過ぎてから資格を取って美容師として働いている妻からは何もすることなく家にいるとうっとうしがられ、旅行でも行こうかと言っても1泊ならば行ってやってもいいよと言われる始末。恥を忍んでハローワークにも行くのですが、東大卒の銀行の本部部長という経歴から恐れをなされて逆に断られてしまいます。ボードまで行かなくてもそれなりの学歴と職歴ではちょっとそこらの中小企業に入るのも敷居が高いみたいです。
仕方ないから最初は嫌っていたフィットネスクラブとかカルチャースクールに行くのですが、平日の昼間には当然ながらジジババばかり。年寄ファッションに身を包み、終わってランチでジジババ話をする。最初はそういうところを嫌悪していたのですが、徐々にそれもありかとなじんでいく。
そのうちあまりにも暇なのでもう少し何かしなくちゃと大学院入学を目指す。ところがそのために行ったカルチャースクールの受け付けのバツイチアラフォーの女性と食事をする機会があって舞い上がる。こうなると気持ちは止まらないんでのめり込んでいくんですよね。と言っても食事をするぐらいですけど。妻も娘もあまりに覇気のない姿に恋でもしたらとけしかける始末なので、丁度いいタイミングだったんですけど、家族にそんなこと言われるのもなんだかな~そういうのは家族から勧められるものでもないでしょう。まあ、娘には女性にとってめし付き一般親父はありがたい存在だからと鋭く指摘されるのですけど。
でもやることもなくて暇を持て余しこうなっていく心の動きは本当に身につまされます。
ところが話はここから急転直下、激しく転回していきます。
フィットネスクラブで知り合ったIT会社の社長さんから経歴を見込まれて顧問就任を打診されます。こうなったら張り切ること。大学院もフィットネスジムもカルチャースクールも、そして彼女もどうでもよくなってしまいます。必要とされるところで働くということは大変な喜びということでしょう。
いみじくもなじみのママさんから就職する前はスーツが息をしていなかったけど今はスーツが息をしていると言われます。何となくわかるな…
そうやって張り切って仕事をし、社長からも高く評価されていたのですが、突然社長が急死。取締役たちに請われて社長を引き受けることに。
話はそこから二転三転していくのですが、これ以上書いてしまうと興味をそぐので、あとはどうか実際に読んでみてください。
最後はちょっと悲惨な結果になって故郷の盛岡に一人帰っていくのですが、私は実家にはもう呆けた母しかいなくて、15分以上話していると頭が癇癪起こしそうなので顔は出すけどなるべく15分以内で帰るようにしているんですけどね。
それにしても免許職種とか手に職ある人たちは定年関係なく体が動く限り活躍する機会があるのですが、事務職でジェネラリストでキャリアを積んできた人は熟練も企業内ドメスティックにとどまり他所ではなかなか通用しないし、評価されない。企業を離れるとともにどこからも必要とされなくなってしまうのも仕方ない。
この小説にはいろいろな格言も出てきて結構胸に突き刺さるのも一興です。
ちょっと紹介すると
年齢や能力の衰えを泰然と受け入れることこそ、人間の品格
会社人間としてやり切った、思い残すことはないという感覚を持てないので成仏していない
オヤジの話は若い男と違って面白いとかもあるし、メシ付き一般オヤジは女の子にとって切るにはもったいないだけ
かけがえのない人は「友達としてみている人」のこと。
定年前は朝まで飲んで定年後は朝から飲んで
思い出と戦っても勝てない
私は定年後の今も一応働いているけど残りは1年半。半分「終わった人」から全部「終わった人」になります。成仏しているようなしていないような。幸いなことにテニスの事務方をやっているので、かろうじてその分だけは必要とされているかも。それにしても人生の軟着陸は難しそうです。

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11月3日瑞穂公園テニスコートの後はいつものしげすしへ

2017-11-07 07:05:11 | テニス
終わって6人全員でいつものしげすしへ。
2つのテーブルに3人づつで座ってとりあえずのビールで乾杯。
すぐに出るつまみということでアユの甘露煮を。

見た目はイマイチなのですが、頭から骨ごと食べることが出来ます。
味が染みてつまみには最適。
刺身は、タケちゃんマンが青魚がダメなので向こうのテーブルはカツオの刺身ですが、こちらは白身の刺身。

この日の白身は鱸です。
刺身が出てくるのならここはもう大吟醸でしょう。半分ほど残っている三千盛の大吟醸を出してもらいます。
ヨイショは最初に鮨が食べたいと言い出して、お任せセットを頼むことに。
全部は食べずに半分はこちらのテーブルにも回してくれました。

それでは3人で遠慮なくいただきます。
やっぱり握り寿司は美味しい。
そうこうしていると半分ほど残った大吟醸もすぐになくなりそうなので、一升瓶をもう1本出してもらいます。
ついでにすぐ出るつまみとしてアンコウの肝を。

う~ん、体に悪そうだけど、美味い。
かなり出来上がってきたころに、ひげおじさんが夫婦で来店
お久しぶりです。大吟醸でもまあ、飲みねえ。
森の熊さんはお得意の焼き物で、マグロのカマ焼きとほほ肉焼きを注文していて、遅ればせながら出てきました。
こちらのテーブルはまずほほ肉をいただきました。

半分は隣のテーブルに回したのですが、お返しにカマ焼きが来たのですが、解体した後なので悲惨な現場に。

箸休めに大将が漬物を出してくれました。

でもヤッターマンはこれはパス。
まあ、私も白菜の浅漬けはいいとしても、あとはパスですけど。
そろそろ〆ということでサンマの押し寿司と太巻きを出してもらいます。

タケちゃんマンはさんま寿司はダメなので太巻きでどうぞ。いろいろ面倒くさい人が多いのです。
お茶をもらってからお勘定。
一人3千円で余りは基金に入れておきます。

だいぶ基金に補充できました。
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11月3日瑞穂公園テニスコート

2017-11-04 18:44:08 | テニス
久しぶりの休日の晴天
このところ3週連続週末が雨で、テニスも中止。ほぼ1月ぶりのテニスになります。
16時30分からなので15時35分に家を出ます
神宮東公園を抜けていくともう公園の木々も色づいてきています。

傾きかけた日差しが紅葉を照らしています。
歩いていくうちにどんどん陽が落ちてきます。
山崎川までくると黄昏時ですね。

この日のコートは3番コート。
時間前ですがタケちゃんマン、1059さん、ヤッターマン、ヨイショに森の熊さんと揃っています。はげ親父は欠席のメールがありました。カバちゃんは子どもの試合があるとかで欠席です。
コートが空いたら早速順番に乱打をしていきます。
一とおりやったら、いつものようにじゃんけんして試合になります。
私が5番でいつもじゃんけんは弱い森の熊さんは指定席の6番。
既にライトは点灯されています。ちなみに照明代は680円です。

前の試合は2:2の引き分けでじゃんけんの勝ち残りのヨイショ、1059組と対戦。
この試合は久しぶりの森の熊さんがエンジン全開で運も味方して何と4:0の完勝
ところがこの試合で早くも燃え尽きたのか次のヤッターマン、タケちゃんマン組との対戦ではヤッターマンにサービスエースを連発されて手も足も出ずに0:4の完敗。そういえばこの日はヤッターマンはビールを飲んでいないんだ。
休憩しているとタケちゃんマンが紙袋から何やら配る。どうやら庭の畑で取れたカボス。

去年ももらっているのですが、無農薬で焼き魚にかけると意外に行けます。ありがとうございます。
風もなくて陽が落ちても寒さを感じず、みんな半そででやっています。
そのうち月も上がってきましたが、満月です。

今度は組み替えてヨイショと組んで1059、タケちゃんマン組と対戦。
この試合は最初の1ゲームを取って幸先はよかったのですが、次の2ゲームは連敗。最後の私のサーブはデュースの連続で長いゲームに。最後は精魂尽きて落としてしまい結局1:3の負けでした。最後の粘りがないな…久しぶりということもあって疲れて体が動かなくなっていたんです。
最後は1059、タケちゃんマン組と森の熊さん、ヤッターマン組の試合でしたが両者譲らず長い試合に。6時から始めて6時20分までやったのでこれで本日は終了。いつもなら3試合でタケちゃんマンはリタイアなのですが、今は肘の調子も比較的いいみたいです。
それではいつものしげすしへ。ヤッターマンは来るときに店の前で大将に会ったので6時30分に行くと予約してあったそうです。




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