怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

4月4日瑞穂公園テニスコート

2020-04-06 06:44:57 | テニス
いい天気です。
この日は10時30分からの瑞穂公園テニスコートなので9時50分には家を出て神宮東公園バス停へ。

公園の桜並木は満開です。
バスは定刻に来て10時10分過ぎには瑞穂運動場西へ到着。ちなみにバスに乗り合わせたお客さんは乗車している間で5人だけ。みんな離れて座っていたので密集ではありません。さすがに窓を開けることはありませんが、乗降客がいれば乗降口は開閉するので密閉でもない。密接に話す人もいないので、三密問題はクリアーできています。
バス停から瑞穂公園テニスコートまで歩いて行きますが、山崎川の桜も満開で花見をしながらそぞろ歩いている人が結構います。

もちろん例年と比べると人出は少ないですけどね。
桜の花だけ満開でも花見客は誰もいないとなると福島を思い出すので家族で散歩しつつ花を愛でる人がいるだけでなんかほっとします。屋外ですし、肩組むなどしなくて離れて歩いて行けば問題はないんでしょう。

この日のコートは5番コート。3面あるコートの真ん中ですので両サイドの座席が使えません。
すでにはげ親父、1059さん、ヤッターマン、えみちゃんといます。はげ親父は詩吟の会は休んでいるし、1059さんは卓球がスポーツセンター臨時休館でやれないので二人とも土曜日の午前中の予定がなくなり早くに来ています。
コートが空いたらさっそく5人で乱打をします。ボレーとストロークに分かれて一回りで20分ちょっと。気温も高い(この日の最高気温は20度)ので、汗をかいてしまい、Tシャツ短パンにします。桜も咲いて春本番です。
休んでいる時に遅れてゆうこりんが登場。いつも遅れてくるタケちゃんマンはこのところ欠席で、この日は6人です。
6人でじゃんけんして試合になるんですが、相変わらずじゃんけんはなかなか決まらない。
私は6番でしたので1試合は見学で、最初の試合ははげ親父と組んで1059、ゆうこりん組と対戦。この試合はまだ疲れがないからか3:1で勝利。幸先いいスタートでした。
次の試合は同じくはげ親父と組んでヤッターマン、えみちゃん組と対戦。相変わらず守備範囲が広いヤッターマンと根気勝負のえみちゃんとのロブ合戦で自滅気味で1:3の負け。
ここで組み替えて今度は1059さんと組んでヤッターマン、はげ親父組と対戦。いいところなしであっさり3ゲーム連敗して、これではいけないと最後のゲームは粘ってデュースの連続までもつれたのですが、最後はミスを続けて結局0:4の完封負けでした。
この時点で12時10分過ぎ。もうやめようという声もありましたが、まだ20分近くあるのでもう1試合やりましょう。もう一度1059さんと組んでえみちゃん、ゆうこりん組と対戦。途中10分前の放送が入るという時間がない中でもあっさりとは終わらずに一進一退の展開。劣勢の中、最後のゲームを何とか取って:2の引き分けにできました。
無事時間前の12時25分に終了してコート整備。風が少し出てきたのですが、穏やかな天気に恵まれ気持ちよく汗をかけました。
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再読太宰治「人間失格」「走れメロス・女生徒・富岳百景」

2020-04-03 20:33:34 | 
どうも世間では不要不急の外出は避けなければいけない雰囲気になってきた。
思うに年金暮らしの今となっては最低限の衣食住を除いた活動のほとんどは不要不急。どうすればいいのか。
交通機関を使っての外出も憚られるとなるとやることもなくて独りで近くの公園へ散歩に行って桜の開花状況をチェックするのが精いっぱい。公園には結構手持無沙汰の子どもたちが遊んでいるんですけどね。
こういう時には酒でも飲んで馬鹿話をするのが一番ですが、宴会などはもっての外で、もっぱら家で話し相手もいないまま独りさみしく飲むしかない。
図書館も臨時休館中で、その期間はどんどん伸びている。おかげで借りていた本は全部読んでしまい、予約してある本は準備できたら貸し出すというけど休館しているので予約の順番は進まない。当然ながら順番は来ないので借りられない。
暇を持て余しても読む本もなくなり、仕方ないから本棚に長く眠っていた本を再読してみることに。
手始めに久しぶりに太宰治を読んでみることにしましょうか。

太宰の本はたくさんあるけど、とりあえず講談社文庫で「人間失格」と「走れメロス・女生徒・富岳百景」にしました。
それにしても大学生のころに買った文庫本だと思うけど、値段を見てみると100円と160円。当時は値段と内容を見比べてどれにしようかと迷いに迷って買ったんだろうけどな。奨学金の月額が確か7~8千円で、バイトの時給がいくらだったんだろうか?
もう一つ改めて感じたのは活字の小ささ。高齢化が進んだ今は、五木寛之が自分の著書の文字ポイントを大きくしたらすごく評判が良くて売れたとか。学生時代は字が大きいとスカスカな気がして金返せと思ったのですが、今は昔。
さて「人間失格」ですが、学生時代に読んだ時は、道化の仮面をかぶり悩みつつも何故か女性が寄ってきて流されるままに堕ちていく大庭葉蔵は、ある種のあこがれの人生だったような。まっとうな大人社会に嫌悪感を抱きつつどこまでも堕ちていきたい願望は確かに自分の中にあった。
今齢66になり改めて読み返してみると、確かに自分の中にも大庭葉蔵的なものはあるのだが、そうやって堕ちることは自分にはできないし、できずに良かったといういたって平凡な市井人の感想。まあ、望んでも女性は誰もすり寄ってこなかったのは厳然たる事実として認めざるを得ないんですけど。
そう思うと「走れメロス」をはじめとした日本がまさに戦争に向かう世情の中で執筆された作品群の面白いこと。小説家としての太宰の才能に今更ながら感じ入ります。世の中こんなことを書いてる場合ではないでしょうという時に一人創作意欲満々で軽やかにこのような作品を発表してきた太宰のすごさというか反骨に感心します。
「富岳百景」の軽やかな文体の中に表現された世間の権威の象徴たる富士に対峙して凛と咲く月見草。「富士には、月見草がよく似合う。」それでいて富士に対しては畏敬に似た愛着がある。いかにも太宰らしいそのアンビバレントな感情。
「私には誇るべき何もない。学問もない。肉体もよごれて、心もまずしい。けれども苦悩だけは、その青年たちに、先生と言われて、黙ってそれを受けていいくらいの、苦悩は、経てきた。たったそれだけ。わら一筋の自負である。」なんと正直な心情吐露。
「走れメロス」の「メロスは激怒した。」といういきなりの導入。たちまち物語の世界に引き込んでしまうこの才能。
「駆け込み訴え」の大胆な解釈。キリスト教徒ならば恐ろしくてとても発想できなかったでしょう。
「老ハイデルベルヒ」では齢60を超えて改めてその感情が心にしみこんできました。
内田樹がどこかで書いていたと思うけど太宰の小説を読むと読者は皆これは俺のことを小説にしたのではないかと思うと。読み返してみて初めて分かるところもあって、太宰よりも30年も長く生きていてもその人生の密度はまったく及ばないことを実感してしまいます。
まだまだ太宰の文庫本はたくさんあるので、奇貨として順次読んでみましょう。
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3月28日瑞穂公園テニスコートの後は

2020-04-01 06:59:31 | テニス
終わって男3人で近くのお寿司屋さんへ。
桜並木を横目で見つつ、いつもの玉よしすしへ。

お店に入るとお客は誰もいない。
電気もつけていなくて親父さんが一人テレビを見ていた。
入っていくと慌てて電気をつけて板場に入っていく。
これならば密集空間ではない。
換気も良さそうなので密閉でもないでしょう。
席は小上がりのテーブルに。

結構広いテーブルなので3人で座れば密接でもないでしょう。
他のお客がいないので三密はクリアーできています。
とりあえずビールを2本。ビールはキリンかアサヒかですが、名古屋に工場のあるアサヒスーパードライにしましょう。

これは徴税の人にいつも言われていたことですが、名古屋に工場があるところは税金が名古屋市に入るのでサッポロ亡き後はアサヒにすべきと。
ここは酒飲みのためのおつまみというのが無くて、注文するのはワンパターン。
刺身の盛り合わせを一半で。

刺身は3人で食べやすいように3切れづつにしたありました。右端のものは、アナゴのような食感でしたが見た目も味も違うので食べても何やらわからず、大将に聞くとキンメダイを焼いたものとか。
ビールを2本追加。
ここでこれまたワンパターンのてんぷら盛り合わせを一半。
天ぷらは揚げたてを順番に持ってきてくれます。まずはサツマイモとカボチャ。

続いて菊菜

最後に真打のエビと烏賊のげそが出てきますが、揚げたてを冷めないうちにすぐに食べます。

やっぱり揚げたては美味しい。
ここらで〆に鉄火巻きを頼み、併せてビールを1本追加。

最後にお茶を頂きお勘定。

お勘定は9680円でしたが、余分に払う払わないというやり取りをして、たぶん10500円集めておつりは基金に入れることに落ち着きました。
私は店からすぐのところからバスに乗るつもりでしたが、ちょうどバスが行ったばかりで20分以上待つことになるので、地下鉄の駅瑞穂運動場東まで歩いて行き帰りました。



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