これと言って予定がない日はいろいろなジャンルの本を読んで暇つぶし。
まあ、今となってはほとんどの日がこれと行って用はないのですけど。
そういう時は好きな作家の本で図書館で見つけたものを読んで暇つぶし。
レヴューを書くほどでもなく読んだ本は多々ありのですけど、一応最近はこんなものも読んだと言う備忘録代わりに書き留めておきます。
まずは大沢在昌の「帰去来」

いわゆるパラレルワールドものですけど、主人公は女性の警察官。現実の世界とパラレルワールドとは大きく違うのですが、その中で戸惑いながら成長していきます。
パラレルワールド物は何らかの仕掛けで現実の世界と仮想の世界を行き来するんですけど、どうも話がこんがらがって、かつあり得ない話なのでそこに如何に現実味を持たせるのか作者の力量なんでしょう。でも私の頭の中はやっぱり話がこんがらがってしまいました。
益田ミリの本は3冊。

「上京10年」を図書館でパラパラ読んだら、どこか読んだことあるような…初出は中日新聞の連載だそうです。多分連載を読んでいたのですね。徒手空拳で大阪からイラストレーターになろうと上京して苦労を重ね生活基盤が落ち着くまでの十年。無謀ともいえる中で何とか頑張って食べれるようになるまでにはいろいろなことに遭遇するのですけど、共感しつつ読めます。誠意のない対応やわがままな仕打ちとか酷い接客態度とか、結構益田さん、腹に据えかねてひとこと言っているみたいですけど、相手の心には届かずおざなりの対応だったりしてもやもや感が残るっていうのはよくあること。思い切って一言苦情を言った方がよほど傷ついてしまうと言うのは残念ですが人の世の常。
最後は宮部みゆきさんの「きたきた捕り物帖」。
宮部さん、捕り物帖には他にもいろいろシリーズがあるのですが、今回の主人公は北一という岡っ引きの下働きにもなれない少年。親代わりだった親分が急死して文庫の振り売りをしている。そこに絡むのが、親分のおかみさん松葉、差配の富勘、欅屋敷の下働き的な用人の青海新兵衛、同心の沢井の若旦那、そして正体不明の少年喜多次と魅力的な顔ぶれ。

この本ではそうした面がお披露目しているのだが、まだまだこれから活躍していく雰囲気がたっぷりで、これは続編が待ち遠しい。
いずれもそれなりに楽しめた本なのですが、まとめて読み捨て御免というような対応になってしまい申し訳ない。それでも極上の暇つぶしが出来たことは報告しておきます。
まあ、今となってはほとんどの日がこれと行って用はないのですけど。
そういう時は好きな作家の本で図書館で見つけたものを読んで暇つぶし。
レヴューを書くほどでもなく読んだ本は多々ありのですけど、一応最近はこんなものも読んだと言う備忘録代わりに書き留めておきます。
まずは大沢在昌の「帰去来」

いわゆるパラレルワールドものですけど、主人公は女性の警察官。現実の世界とパラレルワールドとは大きく違うのですが、その中で戸惑いながら成長していきます。
パラレルワールド物は何らかの仕掛けで現実の世界と仮想の世界を行き来するんですけど、どうも話がこんがらがって、かつあり得ない話なのでそこに如何に現実味を持たせるのか作者の力量なんでしょう。でも私の頭の中はやっぱり話がこんがらがってしまいました。
益田ミリの本は3冊。

「上京10年」を図書館でパラパラ読んだら、どこか読んだことあるような…初出は中日新聞の連載だそうです。多分連載を読んでいたのですね。徒手空拳で大阪からイラストレーターになろうと上京して苦労を重ね生活基盤が落ち着くまでの十年。無謀ともいえる中で何とか頑張って食べれるようになるまでにはいろいろなことに遭遇するのですけど、共感しつつ読めます。誠意のない対応やわがままな仕打ちとか酷い接客態度とか、結構益田さん、腹に据えかねてひとこと言っているみたいですけど、相手の心には届かずおざなりの対応だったりしてもやもや感が残るっていうのはよくあること。思い切って一言苦情を言った方がよほど傷ついてしまうと言うのは残念ですが人の世の常。
最後は宮部みゆきさんの「きたきた捕り物帖」。
宮部さん、捕り物帖には他にもいろいろシリーズがあるのですが、今回の主人公は北一という岡っ引きの下働きにもなれない少年。親代わりだった親分が急死して文庫の振り売りをしている。そこに絡むのが、親分のおかみさん松葉、差配の富勘、欅屋敷の下働き的な用人の青海新兵衛、同心の沢井の若旦那、そして正体不明の少年喜多次と魅力的な顔ぶれ。

この本ではそうした面がお披露目しているのだが、まだまだこれから活躍していく雰囲気がたっぷりで、これは続編が待ち遠しい。
いずれもそれなりに楽しめた本なのですが、まとめて読み捨て御免というような対応になってしまい申し訳ない。それでも極上の暇つぶしが出来たことは報告しておきます。