言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「弱きところに勝つ」(孫氏の兵法)

2013-05-01 09:06:05 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


晴れていますが、空気は冷んやりとしています。
五月晴れ、とまではいかないようですが、結構気分のいい天気です。
昨日は朝の内少し雨が降りましたが、予報とは違って、午後は雨が降りませんでした。
むしろ晴れ間さえ見えるような状況でした。


さて、今日は5月1日、5月の始まりです。
スーパー・クール・ビズが今年も始まります。
昔(?)流にいえば、メーデー。
メイ・デイ。

休日ではないけれど、この日は労働者の祭典ということで、戦後数十年間は、さまざまな労働組合の人たち、共産党やその他左翼系の組合労働者が集まってシュプレッヒ・コールを上げながらデモ行進していたという記憶があります。

自分は参加したことなどありませんが、テレビニュースなどではよく目にはしましたね。
最近はどうなんでしょうか。
あまりそういったデモも、集会もテレビニュースで大々的に流されるということもなくなりましたね。

このデモで思い出したのですが、わたしが学生の頃には「産学一体」という言葉は糾弾されるべきものだというイメージがありました。

しかし現在はこの「産学一体」は必須のここととして一般に受け入れられていますし、この「産学一体」があるからこそ、産業も、工業も、さらにはそれらが相まって経済が促進されるのだという認識があります。
時代が変われば、同じ言葉が全然違った意味合いでとられるということのわかりやすい見本です。
現在ではこの「産学一体」の研究のおかげで、産業での素晴らしい発明、製品が出現しています。

「産学一体」のおかげで、そうした技術の発展の速度が増しているということも上げられます。



さて、話は飛んでしまいますが、言葉のことではもうひとつ、一昨日の「ネプリーグ」でのこと。
既にレギュラーになった感のある、今年大ブレイク中の、東進ハイスクールの林修先生の言葉の解説。

「間髪を入れず」
これは「間、髪を入れず」であると言ってくれたこと。
カンパツを入れず」ではないんだと強調していました。

国語の先生であるだけに、日頃からイライラしているんでしょうね。
わたしも一応言葉、文章の職人として、そんな言葉使いにイラッとしている1人です。
林先生が国語の先生で良かった。

わたし的に、もうひとつ気になるのが「綺羅星のごとく」の使い方ですね。
これって「綺羅、星のごとく」が正しいのですが、今は小説家さえ「綺羅星(きらぼし)」と堂々と読む人がいます。
今では辞書にさえ、「綺羅星」と堂々と載せられています(やだねえ!)。
なんか違うなあと、わたしは苦々しく思っていますが………。
古いんでしょうか。絶滅危惧種の仲間入りをしてしまったんでしょうか。

このように、今では辞書にまで採用され、いつの間にかつまらない間違い言葉が正しいと認識されていくことは、もちろんずっと昔から続いてきていることで、わたしだって知らない間にそういった言葉を使っているかもしれませんが、なるたけ元の正しい、その成り立ちから来た言葉を大切にしていきたいと思います。

林先生も頑張って、もっと糾弾してください。
国語のプロとして。


で、その林先生が他の番組のインタビューで、予備校講師の中でもなぜ「現代文」を選んだのかという問いに答えているものがありました。
「唯一勝てるものだったからだ」という答えでした。

予備校講師になることに際して、自分がどの教科ならやっていけるかということを考えてみたそうです。
で、8教科のうち、すでに他の7教科には素晴らしい先生がいたが、唯一現代文にはいなかった。これなら勝てる(1番になれる)と思って現代文を選んだということです。

これって、ランチェスターの弱者の戦略、そのものですね。

本人は「孫氏の兵法」にちゃんとあるということですが。

弱きところに勝つ。

あなたの会社やお店も、勝っている部分、強い部分をさらに強くしていくのが、小さな企業や商店の生き残れる、ひとつの道でもあります。

もちろん道はたくさんありますが、これが一番にとりやすい戦法ではあります。


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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