言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

第6次産業の中での立ち位置

2013-05-20 09:50:03 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝は晴れてはいるんですが、薄雲も多く、日の光はその薄雲の間からさしているという感じです。
午後にはもっと雲が優勢になり、雨も降りそう。
湿気が多く、気温はそれほど高くないのに、力を入れて動くと、汗が出てきます。
昨日は半袖でいたのですが、思いのほか涼しくて、出ている腕に風が冷たく感じました。

先日例のアベノミクスでの経済政策第2弾として、「第6次産業」の育成という言葉が出てきました。
この「第6次産業」というのが、具体的にどの形態を指すのか、ぼんやりとは分かっていたのですが、具体的に説明しろと言われれば、ちょっと、という感じで今まで過ごしてきました。

アベノミクスでも出てきたので、やっと重い腰を上げて調べてみました。

知っている方にはごめんなさい。

「第6次産業」というは、いわゆる生産という第1次産業と、加工という第2次産業、そして販売・サービスという第3次産業のすべて一つのところでやってしまうということ。
1+2+3=6ということらしいです。
ユニクロなどのSPAもそれに近いですね。
(第1次産業を他に委ねているだけですから)

高度経済成長でひとつの製品を作り上げるのにすべて分業化して、たくさんの人と機械の手を経て作り上げるという産業革命以降の生産方式を、もう一度見直して、21世紀型の生産販売方式になったということもいえますか。

もちろん、作る人と加工する人、販売する人の手は違いますが、その組織はひとつだということですね。

企画・生産・加工・販売を1社でやってしまうということ。
そのためにはやはり規制を撤廃してしまわないとできないこともあります。

最近やっと農業生産法人などもでき、企業として農業生産も本格的にできるようになりましたが、今まではそれができなかったんですね。

それから考えると、これから求められる人財はオールマイティというか、いろいろな方面に目を配ることができるプロデューサー的な人ではないでしょうか。

“あなた作る人、わたし販売する人”ではなく、作って販売できる人が求められ、さらにその前に「何を作るか」を考えられる人が活躍するはずです。

それらをまたシステムとしてできる人。

昔々の物々交換の時代は、作る人がすなわち売る人でしたが、それではまどろっこしいので、その間に立つ人が出てきたわけですが、何だか元に戻っていくような感じになりましたね。

でも元に戻るのではなく、そこに加工する=ものを作れない人が、どのようなものを欲しがっているのかをきちんと理解して加工できる人が間に入ってきました。

さらには加工できないけれど、人がどのようなものを欲しがっているのかが判る人も必要になってきました。

あなたはどの人ですか?

もしあなたが小さなお店のオーナーなら、人が何を欲しがっているのかを、作る人、加工する人に教えることができる人にならなければ、これからの第6次産業全盛の時代には、置いていかれてしまうようです。

作れなくてもいいけど、考えることができる人。

あなたはどの人ですか?


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、昨年度は数件の案件をまかされました。

各地域の商工会議所や商工会の、このブログに目を通していらっしゃる方で上記のような店舗支援や企業支援が必要な方はご連絡ください。

一軒でも多く小さな企業やお店を支援し、次の時代に残せていけたらいいなと真剣に相談に乗っています。
ご連絡はこちらまで。
   ↓
k1948f@nifty.com
027-261-6617までどうぞ。



ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.com
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)