言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

個店に力を!

2013-05-26 09:52:07 | 商店街の再生


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝は薄曇りというか、晴れているけれども、なんか靄っているという感じ。
昨夜は満月に近い月夜でしたが、その月が全体的にぼや~んとしたオレンジ色をしていました。
(そういえば、全然関係ないけど、今、花村萬月の小説を読んでいるなあ)

昨夜は外食したのですが、食事を終え、そのあたりの店を数軒冷やかし、外に出ると、風が冷たく、半袖でむき出しの腕に冷たい風が当たり、思わずさぶイボが出てしまいました。
昼間も、日陰にいると、結構冷んやりとしていました。
でも気温はそれなりにあったようです。

今日はなんか蒸し暑くなるという予報もありました。
週間予報では今週の後半あたりは曇りがちで、なんか梅雨の走りのような感じになるみたいです。
沖縄はとっくに梅雨に入っています。
湿気さえ少なければ、夏も暑くていいんでですが………。


今日は5月26日。
明日になると、私はもう1歳歳をとります。

今○○歳。
若いときの自分では、この年齢はもう爺いという歳で、全然、思考も、力も衰えているだろうと漠然とした思いはありました。
現にその当時の、今と同じ年頃の人を思い出してみても、本当に爺さん爺さんしていますね。

でも自分が今この歳なってみると、全然違うんですね。
思考だって自分では、そこら辺の若い人たちよりも若いなあというときも現にあります。

その気分でまだまだビジネスコンサルタントを続けましょうっと!


さて、今朝起き出して、いつも見るTBSの「がっちりマンデー」ですが、今朝の特集は「『会』ビジネス」でした。

運動会の写真撮影を父兄に代わって行う会社、幹事さんに代わって行う同窓会の企画運営会社、そして山形県の新庄商店会の「100縁(円)セール」が紹介されていました。

わたしが注目したのは、もちろん商店会の「100円セール」です。

市の職員の方が、シャッター街化する商店街を何とか活気づけたいということで、ある日デパートで目にした「100円セール」を商店街で行おうと、嫌がる店主たちを何度も説得して開催にこぎ着けたといううことです。

ミソは店頭で100円の商品を販売しても、清算は店の奥のレジでということです。
商品を買おうとすると、必ずお客様は店内に入っていかなければならないということです。

はっきり言って商店街の商店の中にまで、何も目的がなく入っていくのは、今では少し勇気がいります。
その気分を100円商品を買うということで少なくできるということが一番でした。

そうすることで、今まで知られなかった商品がお客様の前で披露できるというメリットが出てきたわけですね。

これを参考に、今では約250もの商店会でこの催しが行われているということで結ばれていました。


今まで外から中を眺めるだけだったお客様にも、店内の商品を見てもらえるところまではうまく行ったわけですね。
その後のことは追跡取材をしていないので、分かりませんが、わたしはそれほど普段はやはり全然お客様は来ていないと思います。


まあそのときだけは店内の商品を見ていただき、購入してもらうこともあるでしょうが、“活性化”という視点から見ると、イベント時だけの“活性化”でしかないなあという感じが否めません。

批判ばかりして、じゃあお前はどうすればいいというんだ、というお怒りの言葉は、そのままお返ししましょう。
そんなことは自分たちで考え、実行しなければ、絶対に本当の“活性化”にはなりえません。
断言できます。
人から言われたことは、その責任さえ、人にとらせようとするからです。


確かに、わたしは今までそんなイベントについては、ことごとく貶(けな)してきました。
だって、そのイベントで普段の買い物客が増えたという話はとんと聞きませんから。

イベントは何のために行うのか。

ひとつは、日頃商店街で買物していただいているお客様へのご奉仕、利益還元があります。
これは前向きで、このイベントについてなら、わたしは全然貶しません。
もっともっとやるべきだと思います。

もうひとつが後ろ向きのイベント
いなくなったお客様をなんとか呼び戻そうとして行うイベント。

お客様も賢いもので、こうしたイベントにはどっとやってきますが、それはそのイベントが目当てであって、決して商店=個店が目当てでないということ、なんです。

前者のイベントでは、お客様は個店目当てでやってきてくれますが、後者のイベントでは、そのイベントが目当てなんですね。
そこのところをはき違えているところがほとんどではないでしょうか。

まず考えてほしいのは、何のためのイベントか、ということなんです。
それは商店街の個店をそれぞれ“活性化”させるためのものではないのですか。

そのところからもう一度考えてほしいなあと思っています。

イベントでお客様がたくさん来たからって、喜んでいる場合じゃないですよ。

個店が力をつけない限り、どんなイベントをやっても、それはムダ金遣いでしかありませんし、日頃やってこないお客様を喜ばせているだけです。

もっと生きたお金をふんだんに使わなくては。
それほど潤沢にあるわけでもないし。


個店が本当に力をつけるためにはどうすれば…………?


<今日のちょい足し>

ひとつだけ、ヒント。
個店はどんどん新陳代謝で、変わっていくこと、です。
販売する商品をまったく変えるか、営業者を完全に入れ替えるか、とか、ですね。
その時代に合った商品なりサービス(迎合じゃなくてね)を、お客様に積極的に提供するようにしなければ。

銀座で老舗と言われるお店などでも、その歴史を遡っていくと、明治の代から見るとまったく違う商品を販売しているお店だって少なくないですよ。



それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、昨年度は数件の案件をまかされました。

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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
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