言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

無数の失敗の中に宝石のきらめきがある

2014-07-04 06:42:21 | アイデア・事例

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は夕方から前が降り出し、今朝になってもしとしとと降り続いています。
典型的な梅雨の降り方。
しかし、長崎では昨日、1時間あたりの雨量が史上最高という豪雨になったというニュース。
10年以上も前にも長崎豪雨があり、有名な眼鏡橋も流されたということがありましたが、今回はそれ以上の雨量とは、信じられないことです。
今回は橋は流されなかったようですが。

今朝は5時過ぎに起き出し、昨日の報告書を書き、先ほど送ったところ。
今日は東京ビッグサイトとぐんまちゃん家に行きます。


さて、本題ですが、昨日の続きのようなものになります。

最近のテレビドラマの低調(視聴率の低下)について、です。

とくに最近のフジテレビのドラマは、社長が現役でバリバリやっているときのリメイクのようなものばかりが多いと思いませんか?

夏クールのドラマも2つあります。
HERO」と「若者たち」。

前者は“過去の栄光をもう一度”版で、後者はリメイク。
わたし的には、特に後者には思い入れもありますので、どのようにリメイクされるのか楽しみですが。


まあ昔返りもいいんですよ、温故知新という素晴らしい四文字熟語もありますから。


しかしそればかりでは、まったく新しいもの=今までのカテゴリーそのものがないものは生まれません。

ここらで開き直って、いっそのこと落ち目なら地獄の底まで落ちてやろうという意気込みで、チャレンジするという選択肢もあり得ます。

そうすることで、落ちてみたら、そこは天国への入口だったということもあり得るわけで。


まだ海のものとも山のものとも分からない若手の脚本家に、それぞれ1時間枠を持たせたドラマを、シリーズで作らせてみるというのも、今の社長あたりならできるんじゃないのかなあ、なんて。

そんな中からきっと面白い才能が発見できるのではないでしょうか。


ビッグヒットは、数多くの失敗の中から生まれます。

でもその失敗をひとつひとつ恐れていたら、絶対に生まれないものでもあります。

失敗がいやだから昔返りすればいいのか、多くの失敗の中からひとつのビッグヒットを探すのか。


わたしは個人的には視聴率がものすごく低かった今回の「極悪がんぼ」は、見ない人が悪いだけで、面白いドラマだったと思っていますし、月9枠ではチャレンジだったし、ある意味成功していると感じています。

これを続けていってほしいですね。

その中から次の時代を担うテーマがたくさん出てくるのではないでしょうか。


また、今はもうテレビが一番の時代ではないし、テレビでもBSなどではチャレンジしたドラマなども数多く出てきていますから、とにかく大衆受けを狙わない、自分たちが作りたいものをもっと作っていってほしいですね。


「衆愚」という言葉があります。

かつてのローマ時代に行われた民主政治もそう呼ばれることがあります。

多くの意見が正しい、というわけではないということ、です。

たったひとつの意見が正しくて、他の意見が正しくないということも時にはあります。
しかし民主主義という、ある意味“衆愚”なシステムをとっていると、真実から遠ざかっていくということもあります。


ビジネスにおいては、そのたったひとつのとんでもないと他者からは思われる新しいシステム、商品が成功している例は無数にあります。

むしろ100人に聞いて全員が反対するものこそ、次の時代をリードするシステムであり、商品であった例がビジネス界ではいくらでも探せます。

セブンイレブンしかり、たまごっちしかり、ウオークマンしかり、iPhoneしかり………、まわりを見回してみると、たった一人の趣味、意見、発想から生まれた、この時代をリードしているサービス、商品がたくさんあります。


「そんなもの、ヒットするわけがない。誰が買うの」と“みんな”にいわれたら、もしかしたら、それは大ヒットへの一里塚なのかも知れません。

その100人以外の100万人が待ちかねていたものかもしれません。

その“みんな”の意見を押しのける気力があるのなら、チャレンジしてみましょう。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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