言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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個性のアピールの仕方

2014-07-05 10:26:39 | 販売促進コンサルタントの日記

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今日も朝から、というよりは昨日、一昨日からずっと雨。
小雨、霧雨程度なので、傘がなくても何とか歩けそうな、そんな降り方。

気温は低めだったので、昨日は半袖シャツでは肌寒かったし、電車の中も冷房が利いていて、さらに涼しいというか、肌寒かったですね。

昨日は東京も群馬も雨模様でした。


昨日は東京ビッグサイト行われていた「東京国際ブックフェア」に行ってきました。
同じ会場で、キャラクター制作やライセンス、e-BOOK、印刷などのフェアも開催されているということで、何か役立つこともあろうかと、一度行って見ておこうと、今年はいい機会だったので、行ってきました。
招待状ももらっていましたし。
(VIPだって、笑わせる)


会場ではイラストレーターや書体制作者、デザイナーなどのクリエイターたちもブースもあり、その数は優に百人を超えていました。

各自が1ブースずついくらぐらいで出展しているのか分かりませんが、けっこう余力があるんですね。

でもその数は100人以上。
よほどのことでないと、見る方はいくら感心があっても、すべてを見ることは叶わないところ。

わたしは自分の好むイラストやその他自分のテイストに合うものを中心に見て回りました。

で、思ったのですが、たくさんある中からきらりと光るところをどのようにアピールできるかというところで、その正否が決まってしまうなあと感じました。

ほとんどの人たちが、自分の作品をたくさん並べているんですが、どれもいわゆる原寸大のもの(現物で小さいものが多い)なので、中にはよく近づいてみないと分からないというものもけっこうたくさんあるわけです。

しかし百人以上が出展している中を、ひとつひとつ丹念に見て回るという来場者も少ないわけです。

だいたいがざっと流して見ているんです。


ですからこういった展示の場合は、いち押し作品をブースの壁いっぱいに1枚か2枚、大きく展示した方が目立つわけです。

しかし制作者というのは、自分の作品以外にはあまり興味はないという方も多くて、自分のブースづくりだけに専念しているわけで、やはりここには、自分の作品(もしくは自分という個性)が一番上手にアピールできるかと考えれば、おのずと展示方法もけなくてはならないんですが、そこにまではほとんどの人が至っていないし、自己紹介パンフを前に置きながら、黙って通り過ぎていく人を笑顔もなく見ているとか、全然見ていないで、何か俯いて本を読んでいったりとか、そういう人もけっこういました。

いったい彼、彼女は何のためにここに高いお金を出して出展したんだろうと思わせてくれました。


分かる人には分かるからいいんだ、なんていう自負が勝ち過ぎているんでしょうか。

それとも引っ込み思案が、人見知りがそのようにさせている、とでも?


たくさんの同じような作品の中から、自分の作品をアピールするためには、やはり他とは違って形で展示しなければ意味がないんです。


これはお店でいえば、ショッピング・モール内のお店での個性の発揮の仕方、そして路面店での個店のアピールの仕方とまったくおなじことがいえます。

その店の個性をよく分かってもらうためには、その個性を象徴するものを大きくひとつかふたつだけでアピールするのが最善ではないでしょうか。

いろいろなものがごちゃごちゃと店頭に展示されているお店というのは、そのお店の個性が感じられずに、素通りされる率が高いはずです。

そのお店の個性に合った人に立ち止まってもらうためには、個性を際立たせたひとつの象徴、イメージを出すことがまず第一です。


そんなことを感じた1日でした。

脚が痛い。

帰りの高崎線に乗ってから、忘れ物に気づいてしまいました。

会場で貰った興味のあるパンフレット類を入れた袋を、セミナー会場の椅子の下に置いてきてしまいました。
椅子の真下に置いたのがいけなかたっんでしょうね。

会場内で買った特価のモーツアルトのCD(9枚組)も一緒に忘れてきてしまいました。

がっかり。

まあとても安かったので、それほどの痛みはないのですが、もったいないことをしてしまったものです。


あ、ちょっと時間があったので、会場に行く前に、ゆりかもめの新橋駅から地下鉄で一駅だったので、東銀座にあるぐんまちゃん家に寄ってきました。

歌舞伎座の前ということで、けっこう賑わっていましたが、近所の岩手県ショップのように、従業員が店頭に立ってアピールもしていなくて、これではただのアンテナショップでしかない、と感じましたね。


県の税金から出店しているところなんです。

店内の商品の売上も必要ですが、それよりもいかに群馬をアピールするかではないでしょうか。

そのアピールの仕方が何となく下手クソって感じました。

ただ県産の商品を集めて売っているだけ、のような……。

それに商品展示も何かまとまりがない、というか、ストーリーがないというか。

寂しいね。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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