こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
数年ぶりに梅雨らしい日々が続いていますね。
ここ何年かは、梅雨らしい雨も少なくて、いつの間にか梅雨が開けて即真夏突入、というかそれ以前からずっと真夏が続いたような気がしてしょうがなかったのですが、今年は季節をきちんと踏襲しているような、梅雨らしいこのところの天候です。
昨日も雨は小雨程度でほぼ曇り空。
ちょっとばかり肌寒くて、半袖のポロシャツの上にもう一枚サマーカーディガンを羽織ってしまいました。
今日は昨日よりもちょっと蒸し蒸ししているようで、今のところはそれも必要ないみたいですが、相変わらず空にはミッドグレーの雲が覆っています。
さて、本題です。
昨日群馬にある百貨店の夏のバーゲンのチラシが同時に新聞に折り込まれてきました。
それを手に取って、わたしが最初に感じたことは?
「あれ、B4だ」ということです。
チラシの紙のサイズですね。
例年、昨年までだと、だいたいB3だったように記憶しています。
(もしかしたら昨年もB4だったかも分かりませんが)
夏のバーゲンは、新年のバーゲンと合わせて、年間ではふたつのの大きなバーゲンです。
それがこれ? という印象が最初に来ました。
何か、最近の百貨店の勢いのなさというのが、ここまで来ているのかなあという感情がまず最初に立ちました。
実施する方がこれでは、やはりそれを受ける消費者の方も何か拍子抜け、という感じがしないでしょうか?
セールは勢い、なんです。
その勢いを自ら削いで、どうするのでしょうか。
もちろんわたしの持論としては、前々から言っているように、バーゲンなんか必要のない商いをするのが商人の鉄則なんですけど。
しかしやるんならやるで、もっと徹底しなくちゃ。
何か、シーズンだからまあやるか、“どこもみんな”やるし、というような、やる気のなさが見え見えのチラシのような気がしてしょうがないんです。
お客様を勢いに乗せるには、まず自分の方から勢いをつけなければ!
接客と同じです。
こちらが笑顔になれば、お客様の方だって笑顔になります。
こちらが仏頂面をしていれば、お客様だって仏頂面になります。
そんな仏頂面からお客様は買いたくないですしね。
セールには最初の勢いというものが大事なんです。
空元気でもいいから、元気良さを前面に出さなくては。
それこそマンネリ化しているコピーですが、“梅雨空をぶっ飛ばす”勢いがないと………。
やるんだったら徹底的にやる。
やらないんだったら、ウチはウチだからと、やせ我慢してでも、しない。
どちらか、ですよ。
そうでないと、最初から勢いがなくて、終わってみて、今年のバーゲンは悪かったね、じゃ、話にならない。
初めから自分たちで“悪かった”ようにしているんだから、いいわけはないんです。
さて、連載中の『ある学習塾の変身』は今日で10回目ですね。
ここからどうぞ。
「そんなことだけでは、根本的にこの日進塾の経営がうまくいくということではありません」
本田が真顔に戻って、言った。
「まあそうですよね、今のは、ほんのてこ入れというだけですからね」
「今までお聞きしたところから感じるんですけど、生徒の数も頭打ちですし、これからはさらに生徒の数と言いますか、パイそのものが減っていくわけです。
で、それをとりあいするということになっていくわけですけど、それはとにかく疲れるだけで、労のわりには益が少ないと思いませんか」
「確かにおっしゃる通りですが、じゃあ、どうしろと?」
「生徒の範囲を広げませんか」
「生徒の範囲?って」
遠藤は、本田が何を言っているのか、理解できなかった。
本田が続けた。
「何も小学生や中学生、高校生だけが生徒じゃないということを考えませんか」
「え、え、ええ~?」
本田には遠藤の頭の上に?マークが2つも3つも出ているのが見えたような気がした。
本田は少しほほえみながら、言った。
「団塊の世代以上ですよ」
「はあ?」
「ほら、仕事をリタイアしたあと、もう一度きちんと学びたいという人がけっこういるじゃないですか。
でも大学に行くのは受験しなければならないし、そこまでしてやるのもどうかなあっていう人の方が多いんじゃないでしょうか。
そういう人たちを生徒として募集するんですよ。
もう一度、小学校、中学校の勉強を真剣にしてみませんかって」
「なるほどねえ」
「頭の体操にもなるし」
視点を変えてみるということを、本田は言いたかったのだ。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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