言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

見える時間と見えない時間?

2015-07-14 06:09:45 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。




暑いですねえ。

昨日は北陸でとんでもないような38.5℃などという気温を記録したようですね。

この仕事についてから初めてできたクライアントが、その昨日最高気温を記録した上越市の高田。
豪雪で有名な街ですが………。

今日もまた暑いようです。


さて、本題です。

数時間で閉店するという有名ラーメン店の話などをよく聞きます。

スープがなくなり次第とか、営業はお昼の数時間だけとか。

そういうことを見たり耳にしたりして、「いいなああの店は。たった数時間でがっぽがっぽだ」というような人がよくいます。

店頭で販売されている商品を手に取り、「なんだよ、こんなものだったら自分でも作れるよ、簡単に。それもこんなに高い値段にしなくたって」という人がよくいます。


「1年を15日で過ごす相撲取り」などという川柳めいた言葉もあります。

プロ野球選手にしたって、数億円の年俸をとっている選手などには、たまに三振すると、やっかみ半分で、1打席換算にして数百万円などと揶揄されることもあります。


果たしてそうでしょうか。

上辺だけ見ると、確かにそうでしょうが、その前に気の遠くなる時間を使って、たったその1試合3、4打席のためにトレーニングしてきています。


力士だって同じです。

実際に興行としてやるのは15日間ですが、その前には何日も、興行時間などは微塵に思えるほどトレーニングをして、その15日間に挑んでいます。


芝居だってそうですよね。

実際にお客様の前に立って演技するのは数時間であっても、その数時間のために何ヶ月も前から練習してきています。


最初に例としてあげたラーメン屋さんにしても、外に向けての営業時間は数時間であっても、そのために前夜からスープを仕込み、眠る時間を惜しんでお客様のたった一杯のラーメンのために10数時間を使っているんですね。

たとえば、その時間を営業時間に入れるとすると、20時間もかかっていることもあるはずです。

またそのずっと前にはそのスープの味を出すためには何ヶ月も、もしかしたら何年もかけてやっと完成させたものであるかもしれません。



営業時間の短さをうらやむ人は、果たしてそれだけ眠る時間を削ってまで、仕事のために時間を割いているでしょうか。

そんな戯れ言を言う人ほど、怠けたダラダラと時間を送っていますよね。


仕事には実際に見える時間と見えない時間があり、お客様の前では、逆にその見えない時間のことを感じさせないようにするのがプロではないでしょうか。

その見えない時間を威張る方もまたいますが、それではまだまだ本物の仕事人とは言えないでしょうね。

お客様の前ではサラッと、何でもないように仕事をこなす。

これがプロ、それで飯を食っている人です。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。

藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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