言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

地域ブランドを作る?

2015-07-28 09:02:21 | 生き残るということ

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



早朝、バリバリバリッ! という音で目が覚めました。

5時半頃から雨が降り出し、いっときは大雨になりました。

気持ち良かったですね、こういう激暑の朝の雨って。

ゴミ出しに外に出ると、涼しい風がなんとも気持ち良くて。

今もまだ曇っていて、また雨がやってきそうな、そんな感じです。

今日から少しはまた気温が下がりそうですね。

昨日も一昨日に引き続いて激暑でしたので、2、3℃ぐらい下がったって、それほど差はないわけなんですけどね。
まあ気の問題でしよ。

昨日は久しぶりの桐生で、暑い最中出掛けましたが、車のキーが作動しないんですね。

電池がなくなった?
でも代えてからそれほど経っていないのに、なんて思いながら付属のキーで開けてエンジンをかけました。

バッテリーは代えたばかりなので、よかったですが。

しかし目的地に着いて試しにキータッチしてみると、ちゃんと作動したんですね。

何か電池が熱さ惚けしていたようです。


前置きが長くなってしまいました。
本題です。

昨日桐生に行ったのですが、そこで初めて、実際の篠原涼子さんモデルの桐生の観光ポスターを目にしました。

大きさがB倍版とA全版(?)の2種類で、本人だけがモノクロになっているものとフルカラーのもの。
合計で4種類も作ったんですね。

モノクロ版がよかったですね。

その会社の展示もそのモノクロにすることになりました。

ポスターのデザインとしては、本人の写真と下部に桐生の織物の伝統的な柄が数種小さく並んでいるだけのシンプルなもの。

英文字で真ん中に「KIRYU」とあります。


東京などの駅に貼られた場合は、ものすごく良いポスターだとは思いますが、果たしてそれで桐生の観光ポスターになっているのかというと、やはり、何度も言うようですが、疑問です。

「桐生」という街の名前を広めるにはいいのですが、それだけで、そのポスターからは何の魅力も出てきていないわけです。

ただ女優篠原涼子さんを生んだ街、というだけのことでしかないのかなあ、という感想しか出てきません。


ところで昨日の仕事先では、その企業の製品を広めるために「桐生」という街の名と一緒に広めていこうということになりました。


その企業が桐生の梅田川という渓谷沿いに保養所というかスタジオというか、そういった建物をひとつ持っています。

冷泉ながら温泉もあり、建物から一歩出ると渓流に直に触れることもできるというロケーションです。

そこを利用して、そこからの桐生ブランドの発信をしていこうということになりました。

その提案書というか企画書の中身を少しやってみようと、自分自身でも思いました。


心を動かすものができれば良いですね。

昨日本を読んでいたらたまたまこんな言葉ありました。

『心を運ぶ。』

心を運べる企画書を作りたいものです。



さて、昨日からの続きの物語です。

『報われなかった社員』第2回目です。

ここからどうぞ。


販売をまかされたバイヤー、売り場の担当者、それに販促関係者は頭をひねった。

まず販促担当者は、送られてきたパンフレットのイラストを見て、まずその通りの販促方法を試みた。

チラシにも気の効いたヘッドコピーをつけ、イラストも日本の素人園芸家にも判りやすいような説明を加えて掲載した。

さらに売り場では、鉢植えの土の上に実際に敷き詰め、温室の歩道にもいっぱい敷き詰めた。


しかしお客さんの反応は今ひとつだった。

次には、鉢売りの観葉植物の土に敷き、その原価を上乗せして販売したところ、ここの観葉植物は少し高いという評判が立ち始め、あわてて元に戻した。

損失にはならなかったが、2、3ヶ月はそのために苦戦し、一度逃げたお客はなかなかもどっては来なかった。

そうして今のところ使い物にならないレッドウッドの樹皮の価値は、さらに下がっていった。

売り場ではだんだんと厄介者扱いされ始め、隅の方に隅の方へと押しやられていった。

しかし社長直々の仕入れであったため問屋に返品するわけにもいかず、売り場から撤去するわけにもいかなかった。

チラシにも載らなくなった。

レッドウッドの樹皮は急速に色あせていった。

そしてますます取り残されていった。

仕入れた社長さえ、そんな商品があったかどうかさえ忘れていく始末だった。



                       つづく

それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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