こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
7月第3月曜ということで、今日は「海の日」。
「海の日」が第3月曜日の祝日になってから、今年で20年だということだそうです。
それまでは7月20日がちょうど「海の日」でしたね。
偶然でしょうか。
“梅雨明け3日”という言葉があります。
(以前森田さんがラジオで言ってたっけ)
梅雨明け直後の数日は、日が照りつけ、ものすごく暑くなるということ、らしいです。
その通りに昨日が梅雨明けで、猛暑。
館林では37℃以上に。
今日も前橋でも35℃の予報。
たまりませんねえ。
で、今年初めて、朝から事務室でエアコンのスイッチを入れました。
とにかく暑くって、トイレ掃除の後は汗ダクダクでTシャツの前後が汗でびっしょり。
早速着替えました。
さて、本題です。
昨日はわが愛車の定期点検でディーラーを訪ね、ついでにバッテリーも交換しました。
新車以来ずっと交換していなかったので、そろそろということで。
これは昨年の車検時から、もう寿命は近づいていると言われていたのですが、それをなんとか今まで引き延ばしてきたので、多分今年の猛暑ではエアコンの酷使でダメになる前にということもありました。
点検と交換で約1時間、ディーラーの待合室で飲み物をいただき、持ち込んだ文庫を読んでいました。
その間も、社員の方の動きとか言動を、ここは職業柄注意していました。
まず待つためにテーブルに案内されたら、女性がやってきて、飲み物の注文を取ります。
暖かいものも冷たいものもあります。
笑顔で注文を取ります。
へたなカフェで注文を聞くよりも丁寧に聞いてくれます。
珈琲や紅茶だけでではなく、烏龍茶も、カルピスもあるんですね。
で、注文したカルピスを飲みながら、本を読みながら、耳をダンボにしていると、従業員とお客様の声が聞こえてきます。
とあるテーブルで、お客様が女性に修理のことで聞いているんですね。
と、その女性、笑顔でずっと聞きながら、聞き終えると、修理工場の方へ行ったようで、専門の係をつれてやってました。
するとだいたいは、もう一度そこでお客様に同じことを言わせることが多いのですが、ここではすぐに専門の係が、お客様が女性に尋ねたことに対しての回答を言ったわけですね。
わたしは感心しました。
素晴らしい連係プレーです。
これでなくちゃね。
そうしている間にもわたしのカルピスがなくなると、また女性がやってきて、何かお飲みになりますかという問いかけ。
そうなんです。
ここは何杯でもいただけるんですね。
図々しくもわたしは、今度はアイスコーヒーを注文しました。
先ほどアイスティーを頼んだmy奥さんは、今度はホットコーヒーを。
その前に担当の営業の方がさりげなく、わたしの狙っている車のカタログを持ってきましたが、それもわたしの方からそのクルマと名指しをしなかったのですが、最初に入ってきたときにわたしがそのクルマをじっと見ていたのを目にしていたんですね。
う~ん、まいったなあ。
女性の丁寧な言葉遣いと笑顔、営業の腰の低さ、サービスの質の高さ、いいディーラーです。
よく女性社員の方は、お客様の接待を嫌がります。
「こんなことをやるために、わたしはこの会社に入ったのではない」と。
しかし、お客様のお茶もろくに入れられない人は、やはり仕事も、はっきり言ってできない方が多いのも事実。
今までの経験から言って、美味しいお茶を入れられる人は、男でも女でも、“できる人”、でした。
お茶も満足に入れられない人は、仕事だって、はっきり言って、満足にできません。
お茶を美味しく入れるのを工夫できる人は、同じように仕事だって工夫していい仕事にします。
一事が万事、ってよく言われますが、まさにその通りなんですね。
これは男性の社員にも言えることで、最近では男だってお茶汲みをやらされます。
で、それを嫌がって愚痴る者もいますが、そんな人ははっきり言って、いつまで経ってもまともな仕事ができないのが多いんですね。
人は見てないようで、よく見てますよ。
さて、2週間ほど休んでいましたノンフィクション的フィクションをまた今週やります。
まだストックが少しありますので。
で、今日から始まるのはちょっと短いものですが、『あるスーパーの再生物語』と題して、お送りします。
ここからどうぞ。
そのスーパーは10年ぐらい前までは、地方の市内で5店舗を経営する、地元資本ではなかなかの店だったが、同じ地域の中堅スーパーや大手のショッピングセンターなどの攻勢で、閉店を重ね、とうとう現在は、ある大きな団地内にある1店舗だけとなってしまっていた。
社長は創業の店舗であるここもいずれ近いうちには、閉店せざるを得ないと覚悟していた。
その原因のひとつは、常連客としていた団地住民の高齢化と、どこでもおなじ競合店への客離れである。
古くなった団地は半分ほど建て替えられ、よりいっそう高層になった。
そうして新たに移ってきた客層は若い家族が中心であり、その店にはほんの時たま、たまたまなくなったものを買い足しにやってくるぐらいで、メインの買い物は郊外の大きなショッピングセンターや、近くの中堅スーパーに車で出かけた。
頼みの常連客はさらに年齢が高くなり、客数も少なくなる一方であり、少なくなった常連客の買い物点数も少なくなり、客単価は下がる一方であった。
あと何ヶ月持つだろうか。
社長はもうはほとんどあきらめていた。
従って、これという手も打つことがなかった。
誰の目から見ても、そこはあと数ヶ月、持つかどうかだろうと思われていた。
そんなとき、社長は一人の販促コンサルタントと出会った。
その出会いが、そのスーパーの再生へとつながったのがこれからの話だ。
販促コンサルタントは、まだこの店には希望があると思っていた。
あることをすれば、何とかやっていけるのではと以前から考えていたのだ。
そうして、あるとき大まかな企画書を書いて社長に送った。
社長はもうあきらめかけていたことでもあり、そんな見ず知らずのコンサルタントからの企画書は捨てようと思った。
どうせ最後の骨をしゃぶるつもりだろうと悪く考えたからだ。
そう考えざるを得ない経験が過去にあったから、この期に及んでという気持ちから、余計にコンサルタントそのものを信用し難かった。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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