言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ゴミになるようなノベルティはいらない?

2015-07-16 08:41:24 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日は一昨日よりもまあ数℃ですが、下がりました。
今日は、もう台風の影響で昨夜、というか今日、日付が変わった頃から雨が降り出し、今は強く降っています。

それにつれて、猛暑もひと休み。
でも蒸し暑さはいちだんと!

今日明日はこの天候が続くようです。

そして、この台風が東に去ると、それに向かってまた暑い南の高気圧から吹き込む風で、フェーン現象によって高温になるんでしょうね。

先日の北陸地方の高温はまさにそれでしたね。

そして梅雨明け?

夏本番もすぐそこ、か。


というところで本番、いや、本題です。


一昨日、東京ビッグサイトに、販促関係の展示会があったので行ってきましたが、その多くはPOPツールやDMツール、それに景品やベタ付け用のノベルティグッズの紹介でした。

その他営業支援のコンサルやツールなどもたくさん紹介されていました。

これからいただいてきた資料を整理しなくちゃ。


さて、それらのノベルティグッズなんですが、店名や社名を印刷して、あたかもオリジナルのように見せるものなんですが、そのほとんどは、はっきり言って消費者がそれほど欲しくもないものが多いんです。

名入れの様々なグッズが溢れていますが、果たしてそのグッズが欲しいために、それがついている賞品を買うかというと、そういったことは滅多にありません。

わたしなども、こんなものついていない方がゴミにならなくてもいいのに、とまで思うようなノベルティグッズもけっこうあります。

最近ではよくペットボトルに、何やかやついていますよね。

あれって本当にって便利?
役に立つ?
欲しい?

そのどれでもなくて、すぐに捨ててしまいませんか?

以前はスター・ウォーズのキャップなどコレクションとしては面白いものもありましたが、最近ではそれも廃れたのか、あまりそういったものも見られなくなりました。


捨ててしまう、ということは、資源のムダ、そのものということです。


それでもノベルティグッズを作っている企業では、それがおまんまのタネになるわけです。

しかし、それをおまんまのタネにするんだったら、消費者がその商品よりもノベルティが欲しいというようなグッズを、もっと研究するべきではないかと思いませんか?

それからいうと、グリコのおまけなんかは、おまけと言いながら、それだけでも商品になるようなクオリティの高いグッズをつけています。


単なる名入れボールペンなんか、今は欲しくないですよね。

まああれば便利だけど、それだけで、積極的には使わないで、そのうちにインクが固まってしまい、ほとんどは使いかけで捨ててしまいませんか?

(あれって、芯をちょっと温めるとほとんどはまた使えるんですけど、面倒ですよね、それをするのも)


採用するクライアントにも、消費者にも、生活提案できるようなノベルティを開発することを望みます。

それは今までの延長線上で考えると、いつまで経っても出てきません。

人の仕種をずっと観察し続けることで、それはもしかしたら生まれるかもしれません。


そうするとノベルティからひとつの商品への格上げにもつながるかもしれませんよ。

ノベルティで市場調査して、評判が良ければ商品化するということも可能ではないでしょうか。

そういった長期的な商品開発思考でものを考えることも必要ではないでしょうか。


そうしないといつまで経っても、ゴミにしかならないものばかりですよ。


「いいんだよ、うちは。作りやすいちょっとしたものを作っていれば」なんていう経営者もいるでしょうが、夢もない悲しい企業ですよね、そういう会社は。



それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所
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少し早く行ってみる?

2015-07-15 08:28:08 | スキルアップ

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今日も熱い、というか今日まで熱い、という予報。

普通なら“暑い”という漢字を使うのですが、最近の暑さは“熱い”という漢字がふさわしいように思いませんか?

昨日は久しぶりに東京に言ってきました。


ビッグサイトで販促関係の見本市があったので、行ってきたのですが。
お台場は、暑いことは暑かったのですが、海風が結構あったので、その分だけなんとか、ね。

でも暑かったことは暑い。

ビッグサイトの内部にいる限りは、その暑さもそれほど感じなかったのがせめてもの救いか。


さて、本題です。

今回初めて、高崎から上野東京ラインを利用した(遅っ!)のですが、新橋まで乗り換えなしなので、楽でした。

最近は特急や新幹線で行くことが少なくなり、だいたい普通電車で行きます。

そしてグリーンに乗ります。

その方がゆったりしていいんですね。

途中ゆっくりと本を読んだり、資料を調べたりできます。


それも通勤時間を少しずれていたりすると、グリーは空いているんですね。

だいたい2列シートをひとりで使えるので、資料を広げていたりしても、見られる心配もなく、と言って見られてダメという資料などないんですが、たまにはセミナーなどに行く場合は、座席でゆっくりと原稿をチェックできますので、いいんですね。


それにしてもグリーンに乗り馴れている人はほとんどがやはりSuicaで、天井にタッチするだけで、グリーン券も必要ないということで、簡単に利用できるようになっているんですね。

わたしもブームに乗って、例の東京駅100周年Suicaを申し込んでありますが、まだまだ自分の番に回ってきていません。

秋頃に、というお知らせが来ましたが。


で、話を戻して、と。


目的地に向かう場合は、わたしは時間をずらしていく場合がほとんどです。

それも早めに、です。

早めに目的地に着くと、その分ゆとりができます。


初めての土地なら、その分少し街中を見ることもできますし、それを見てから講演などを始めると、少しその土地になじんだことも前置きとして言えるわけで。

それだけではなくて、珍しいお店を発見できたりする余録もありますので、早く行くことに越したことはないわけです。


また早く行くとしても、その時間が通勤時間にかかる場合は、やはり避けます。

そんなときは仕方がないので、間に合うようにちょうどいい時間に出ることにしていますが。


そうしてまたひとつでもふたつでも新しいアイデアを得ることもできますし、何か違ったことにも気づくことともできるというわけです。


ちょっと、目的地には早く行くということ。

ぎりぎりで行って慌てるよりはいいですよ。

現地ではどんなアクシデントが待っているか分かりませんしね。



それでは、また明日。

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見える時間と見えない時間?

2015-07-14 06:09:45 | スキルアップ

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暑いですねえ。

昨日は北陸でとんでもないような38.5℃などという気温を記録したようですね。

この仕事についてから初めてできたクライアントが、その昨日最高気温を記録した上越市の高田。
豪雪で有名な街ですが………。

今日もまた暑いようです。


さて、本題です。

数時間で閉店するという有名ラーメン店の話などをよく聞きます。

スープがなくなり次第とか、営業はお昼の数時間だけとか。

そういうことを見たり耳にしたりして、「いいなああの店は。たった数時間でがっぽがっぽだ」というような人がよくいます。

店頭で販売されている商品を手に取り、「なんだよ、こんなものだったら自分でも作れるよ、簡単に。それもこんなに高い値段にしなくたって」という人がよくいます。


「1年を15日で過ごす相撲取り」などという川柳めいた言葉もあります。

プロ野球選手にしたって、数億円の年俸をとっている選手などには、たまに三振すると、やっかみ半分で、1打席換算にして数百万円などと揶揄されることもあります。


果たしてそうでしょうか。

上辺だけ見ると、確かにそうでしょうが、その前に気の遠くなる時間を使って、たったその1試合3、4打席のためにトレーニングしてきています。


力士だって同じです。

実際に興行としてやるのは15日間ですが、その前には何日も、興行時間などは微塵に思えるほどトレーニングをして、その15日間に挑んでいます。


芝居だってそうですよね。

実際にお客様の前に立って演技するのは数時間であっても、その数時間のために何ヶ月も前から練習してきています。


最初に例としてあげたラーメン屋さんにしても、外に向けての営業時間は数時間であっても、そのために前夜からスープを仕込み、眠る時間を惜しんでお客様のたった一杯のラーメンのために10数時間を使っているんですね。

たとえば、その時間を営業時間に入れるとすると、20時間もかかっていることもあるはずです。

またそのずっと前にはそのスープの味を出すためには何ヶ月も、もしかしたら何年もかけてやっと完成させたものであるかもしれません。



営業時間の短さをうらやむ人は、果たしてそれだけ眠る時間を削ってまで、仕事のために時間を割いているでしょうか。

そんな戯れ言を言う人ほど、怠けたダラダラと時間を送っていますよね。


仕事には実際に見える時間と見えない時間があり、お客様の前では、逆にその見えない時間のことを感じさせないようにするのがプロではないでしょうか。

その見えない時間を威張る方もまたいますが、それではまだまだ本物の仕事人とは言えないでしょうね。

お客様の前ではサラッと、何でもないように仕事をこなす。

これがプロ、それで飯を食っている人です。



それでは、また明日。

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何もかも詰め込むと?

2015-07-13 09:44:52 | スキルアップ

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ええと、暑いでおますな!

3日続きの30℃超え。
それも35に近い数字で。

昨日は館林で日本一の暑さ。
もう驚くことも少なくなりましたけどね。

前橋も、太田も、そのほぼお隣なもので、やはり暑いんです!
今日はもっと暑くなるようで…………。

と言ったところで涼しくなるわけでもなく。


さて、本題です。

夏に入って、各地では夏まつりとともに商店街を活性化させるいい機会だと、それぞれ、たとえば群馬県内の市町村でもがんばっていらっしゃるようで。


直近では太田でも17日から夏まつりで、ポスターも貼ってあります。

その夏まつりに類する各地域のポスターですが、多いのが、その地域にあるデザイン学校関係の学生にコンペさせて選んだものです。

わたしが勤務していた桐生なんかでも、数回はそうした試みでポスターが制作されていました。

しかしですね、学生のデザイン力がないのか、選び方が悪いのか(選んだ方のデザインを見る力がないのか)、あまり目を見張るものにはお目にかかったことは、残念ながらありません。

声高には言いませんでしたが、そんなポスタープランが上がってきて、そのまんま印刷ということで手元にいただいたデザインを、我々広告に関わっている人間が見たら、そして、一般のデザインを見る力のある人たちから見たら、何でこのデザインが選ばれたのだろうと首をひねるものが多かったようです。


それはですね、はっきり言って選ぶ人たちが悪いんです。

選ぶ立場の人たちにはそれぞれの思惑がありまして、またある意味ある地域の代表格の人たちが、そういった場合に選ぶ人として出てくるわけで、どうしても、ポスターには祭りのすべてのイベントや行事が入っていなくては承知しない(されない)わけです。

そうして選ばれるのは、ありきたりの、祭りのイベントのすべてが総覧できるようなポスターが、必ず選ばれるわけです。


以前一度だけでしたが、コンペに提出された様々なデザインを見せていただいたことがありました。

そしてそのようにすべてを見せていただいた中には、なぜこれが選ばれなかったの? と思うような素晴らしい素質を秘めたデザインも散見できましたが、そうしたものは選ばれないのです。

あれが入っていない、これが入っていない、といういちゃもんが必ず入ってくるからです。

祭りを象徴するものがあればいいじゃないかと私なんかは考えるんですが、やはり地域を代表して出てくる、そのような選ぶ立場の人はある意味地域を代表していまして、自分たちの地域の行事が反映されていても、あの地域のものが入っていないからダメだと。

選んだ人たちが入っていない地区の人たちから悪く言われたくないからということで、あれも反映しなくては、ということになり、結局あれもこれもとたくさんの行事が入ったポスターが選ばれてしまう、またないものは追加させられてしまうということになってしまい、ある意味つまらないものになってしまうんです。

ある意味それはポスターの役目を立派に果たしていまして、それを見ることですべての祭りのイベントなどが分かるようにはなっていますが、それだけじゃまたポスターとしての意味も薄れるんじゃないのか、と思うんです。

なんかポスターとは言いながら、それは大きな単なるチラシでしかないんじゃないの、と言いたいんです。


ポスターにはポスターの役割があります。

夏まつりであれば、その地域と祭りをシンボライズするものがなければならないけれど、そのシンボライズだけの方がインパクトがあるんじゃないでしょうか。


何でもそうですが、あれもこれもすべて詰め込むと、いったいこれは何を言いたいのかということが分からなくなってきてしまい、結局何も言いたいことが分からなくなってしまう、つまらないものでしかないということです。

地域の魅力もそんなものなんでしょうか?



それでは、また明日。

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デッドストックに、もう一度陽の光を?

2015-07-12 10:16:13 | 生き残るということ

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昨日の朝、朝のルーティンのあと、my奥さんに言われて蔓薔薇の巻き付けをやりました。

このところの雨でぐんぐん伸びて、様々な方向に伸び切っていたので、歩行にも邪魔になっていたので、まあしょうがないかということで、やりました。

で、わが右手が下の写真のように負傷と相成りました。



消毒薬を塗ろうと思ったのですが、何を思ったのか、手に取ったのは液体ムヒ。
そのまま塗ったら、しみること、しみること。

まあしみるのはいいけど、え、え、かゆみ止め?

まあいいか。

冷やしたことで痛みもなくなりました。

けがの功名?


さて、本題です。

今朝は6時半頃起き出して、腸内、じゃなくて町内の清掃で近所の公園に行き、この雨の時期に思い切り伸びた草を取りました。

むしるたびに草いきれがプ~ンと。
起き抜けの頭に気付のように香ってきます。


まあそれはさておいて、草をむしりながらいろいろ考えたんですね。

はてさて、この草はもちろんひとつひとつ名前があって、それぞれの生を精一杯生きようとしているわけですが、だいたいにおいてこれらの草は総称して“雑草”と呼ばれています。

いまだにメジャー・リーグで活躍している上原浩治投手は、自分の根性を“雑草魂”と名づけていますね。

でもやはり雑草は雑草で、ほとんどのところでは厄介者扱い、大きく育ってくると、だいたい刈られてしまいます。

しかしよくよく考えてみると、この雑草だって光合成をしているわけで、その一本一本が我々に酸素を供給してくれているわけです。

そう思うと、なんだかむやみと刈り取るのもどうかななんて思ってしまうわけで。

そう思うと、草むしりの手もゆっくりとなるかというとそうでもなくて、やはりどんどんむしっていくんですが。


どうなんでしょうね。

原っぱなどではそのまんまにしておいた方が夏は涼しさも保ってくれるし、酸素だってくれるわけで、雑草も益草だ、なんて、考えてしまったりなんかしてね。


で、ここからはまたビジネスの話になるわけですが。

商品供給の世界でも、昔はたくさん必要でたくさん売れた商品でも、この時代になって必要とされていないようになってきた商品もたくさんあるわけですが、もちろん全然必要とされないものもあるわけですが、それでもどっこい残っている、というような商品もけっこうたくさんあるわけです。


たとえば、炭用のコンロ。

昔はわたしなども、朝晩それでおかずを作らされたりしたわけですが、今ではもちろん全然必要じゃなくて、わが家にも存在しませんが、しかしいまだに生産されていています。

生産されているということは、必要としているところがあるということですね。

たとえば家庭で薫製を作ろうとなるとこのコンロが断然活躍します。


それは当初の使われ方ではなくて、新しいとも言えない使われ方ですね。

ちょっと違う用途というだけのことです。


デッドストックでもうどうしようもないから捨てるか、と考えている商品を、もう一度だけ、ちょっと違う用途、今に時代に合っている用途をひねり出して店頭に上げてみませんか?

今の時代に合った用途をPOPでアピールして。

ということで、今日は日曜日。

デッドストック商品の新しい用途を考えてみませんか?



それでは、また明日。

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客層を極端に絞る?

2015-07-11 10:32:35 | 生き残るということ

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昨日はよく晴れましたね。
最高気温もここ前橋では30℃と、久しぶりの真夏日突入でした。

でもまだ梅雨時ということもあり、けっこう湿気も多く、蒸し暑かったですね。

でもさすがに夜になると涼しくなり、朝方には開けてあった窓から冷風が心地良く入り込んでいました。

沖縄ではゆっくりした動きの台風9号で荒れたようです。


今日は昨日よりもさらに気温が高くなり、前橋では35℃以上の猛暑日になるという予報も出ています。
こりゃかなわんな!

来週半ば以降は関東地方も台風11号が近づき、また前の多い日々が数日続くようです。

それが去ったら………、梅雨明け即猛暑です!


さて、本題です。

昨日夕方のニュース特集を見ていたら、見た目に流行っていないのに、閉店しないお店というミニ特集がありました。

その中で、暖簾も出していないそば屋さんがあり、見ているとお客様がけっこう入っていくお店というのがありました。

なんとそこはタクシー運転手専門の食事のお店で、朝早くから開いているのに、暖簾が出ていないので、知っている人しか入っていかないというお店でした。

インタビューでは、タクシー運転手に頼まれて朝早くから営業するようになり、いつの間にかタクシー運転手専門のそば屋さんになったとのこと。

また店主もそれなりに歳もとってきたので、ということもあるようです。

そして実質営業時間は4時間


あれ、これって、昨日?

そう、わたしがこのブログで、たまたまタイミングよく昨日言っていたことーー営業期間を変える、そのまんまですよね。


行列のできるラーメン屋さんで、スープがなくなり次第終了、実質数時間という営業時間のところも結構ありますが、行列なんてできなくても、上記のように客層を極端に絞ることで、数時間営業で成り立つお店だってあるんです。

客層を極端に絞る(上記の例で言えば、早朝営業しているタクシー運転手という、タクシー運転手の中でもさらに絞り込んだもの)ことで、他のお客様は来なくなり、逆にその客層の口コミで、お客様が極端には増えないまでも、減りもしないというちょうどそのお店に合った客数で推移していく好循環性を持たせた店舗運営だって可能になります。


お客様をどんどん増やしていきたいという若い経営者の方には向かない運営方法ですが、家族だけでやっている小さなお店の場合には、疲れないので健康にもいいし、適当な利益でお客様もハッピー、お店側もハッピーという運営もできます。

もちろん宣伝もいらないということはいいことですよね。

いかがですか。

そういった運営方法もあるということです。



それでは、また明日。

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やってみなはれ!

2015-07-10 09:36:24 | アイデア・事例

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朝5時過ぎにトイレに立ったら、窓から見える電柱に朝日が当たり始めていました。
そうです、久しぶりの朝日、です。

まあ暑い日の朝日というのはうんざりなんですが、今日のはなんだか、おっ、朝日だ! という感じでした。

それほどこのところ晴れの日がなくて、自分の記録を調べてみると、6月28、29日の両日以来の晴れ間です。

でも暑くなるんだって!
前橋で最高気温がなんと31℃! の予想。

昨日は21、2℃でしたので、約10℃近い差があります。

朝から既に、掃除で動くと下着のTシャツがびっしょり。
その上に着ていたポロシャツとともに脱ぎ、今年初めてTシャツ1枚で、今はいます。

出掛けるときはまた下着とシャツにならなければならないけど………。


さて、本題ですが、昨日の続きになりますね。

昨日は、「営業日ではなく、営業時間で考えてみる?」というタイトルで、お店の営業を、お客様のニーズにあった営業時間にしようという提案でしたね。

それでは続きをどうぞ。


やってもみないのに、初めからダメだ、ダメだ、じゃ、本当にダメですよね。

やってみなはれ!
って、昔からサントリーの創業者、鳥居信治郎さんだっていってます。


夜に営業してもお客様が減ってきたのなら、夜は営業なんかしないで、昼間だけで、夜の分も稼ぐようにしたほうが、人事コストも燃料や電気のコストだってうんとおさえることができると思いますが。


また飲食店でない場合は、もっと極端に言えば、数時間だけの営業だけだってやりようによってはやっていけるようにも思います。


ある靴屋さんのの例を上げましょうか。

この靴屋さん、午後3時開店です。

え、え、………?

人の足は歩いたりしていると、午後になってからむくみが出てきます。
ですからその時間に試しに履いてみるのが、いちばん良いわけです。

ですよね?

そのことをきちんとお客様に伝えることで、お客様も納得されるわけです。

だから午後2時か3時頃から開店してお客様に納得のいく靴を買っていただくことができるわけです。

このように、自分の店で販売している商品の特徴とかお客様にとって一番いいのはこういうときですという理由をきちんと言って、その商売をすることが、お客様のためになることで、これこそ正直商売ではないでしょうか。


また飲食店に戻りますが、最近早朝の営業でお酒を出すお店も増えてきているということです。

というのは、夜中に働いている人たちが今の時代たくさんいるわけで、そういう人たちにとっては、早朝は仕事帰りなわけですよ。

仕事終わりにお酒をいっぱいひっかける、と考えると全然おかしくはないわけです。

「朝からお酒なんて」という、朝から働き始める人にとっては眉をひそめるものでしょうが、朝に仕事終わりという人にとっては、朝というのは、昼間働いていて、夜の帰宅時に新橋あたりで管を巻いている酒飲みと同じ感覚なんです。

これはまあ東京あたりでないとうまくはいかないようですけど、地方でだって、ちょっとアイデアを加えれば充分にできないことではないなと思っています。


営業開始時刻、営業時間というものも、これからはもっと考えてみなければならないときにきているんじゃないでしょうか。

何も1日8時間とか10時間とかやらなくてもいいんですよ。

そういった考え方で、あなたのお店の営業時間を考えてみませんか?



それでは、また明日。

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営業日ではなく、営業時間で考えてみる?

2015-07-09 08:28:23 | 生き残るということ

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昨日も午後から小雨が降り出してきました。
外に出てみるとけっこう蒸し暑かったですね。

予報によると、今度の土日は晴れ間が出るようですね、やっと。

東京では7月に入ってからの晴れ間は合計で24分という短さ。
こちらではもう少しあったように思いますが、それでもすっきりとした晴れ間には最近やはりお目にかかっていないですね。

それに伴って、また夏の野菜の出来が悪くて、高値どまりしています。

今日もまた雨の朝。



さて、本題です。


飲食店ではない個店の営業時間は、だいたい10時から19時までというところが多いと思います。

飲食店では11時から14時まで営業して、中休みをとり、また17時か18時から数時間営業するというところが、地方では多いようです。


ここ数年で飲食店などに伺ってよく耳にするのは、個人で営業している飲食店の夜のお客様が少なくなった、ということです。


「夜のお客様が少なくなって、ひどいときにはゼロというときもあります」
ゼロというのは極端ですが、1日に夜だけでは10数人しか来店客がないというのは、たいていのお店で聞くことです。

で、どうすればまたお客様が来てくれるようになるでしょうか、ということなんです。


はっきり申し上げて、いくら努力をしても思うほどは増えません。

そういう社会構造になってきているからです。

食事に行くのならファミレスか、専門店でもチェーン店というのが多くなってきています。


だいたいにおいて、ウイークデーの夜に外食をすることそのものは減ってきているからです。

そんな中で、あなたのお店にわざわざ来てもらうためには、相当な努力と、他の店にはないメニューや味がなければなりませんし、さらにはそこに大きく立ちはだかる価格の問題もあります。


わたしがそういった相談を受けると、最初に申し上げるのは、じゃあいっそのこと夜の営業はやめてしまいませんか、ということです。

そうすrことで、コストもうんと減るし、もし人を雇っているのなら、その人事コストもなくすことだって可能です。


夜に営業して作り出す少しの営業利益と、そのコストを計算すると、疲れだけが大きく、利益は少々かほぼなし、ということになるはずです。


もうひとつは、これは士業の方がよく言うアドバイスがあります。

「じゃあ、ディナーに使っている食材で、昼間用に割安ランチを作って、その味を知ってもらって、夜にも来てもらうようにしましょう」
ということです。

はっきり言って、これをやるとさらに夜のお客様は減ります。

減らなくても、増えることはありません。


なぜなら、何も高いお金を出してまで、夜に行く必然性がなくなるからです。

テレビでもそういった飲食店の店主の言い分が紹介されますね。

「昼間激安ランチを出して、お店のことを知ってもらうんです」とか言って、昼間に激安ランチを出しているところ。

それで果たしてお客様が増えているんでしょうか。

テレビではそれでお客様が増えたと言っていますが、そう言わないとテレビで紹介した意味がないからです。

テレビは数少ない成功例を、あたかもその例がすべて集客アップに役立っている、というような紹介の仕方をしていますが、あれは確かに成功例が少ないから逆に紹介しやすいわけで、たくさんそういったお店があれば、別に紹介してもしょうがないことです。

少数の特異な例を紹介して、視聴率を上げるため、だけのことです。

それを真に受けていたら、あなたのお店はすぐに閉店の憂き目になってしまいます。


それよりも先ほども言ったように、夜のお客様が極端に少なくなってきたのであれば、そして打つ手もそれほどない場合は、きっぱりと夜の営業を辞めるか、もしくは予約だけの営業に切り替えた方がいいと私は確信しています。

「そんなこと言ったって。今まで来てくれていたお客様もあるのに………」とこれまた必ず主人は逡巡します。

お決まりのコースです。

だから予約制にすれば、ということですよね。

そうすれば資材も人も、それに合わせて調整できます。


予約を取るほどの店じゃないよ、ということも言う方もけっこう多くいます。

じゃあ予約がとれるような料理にすればいいじゃないですか、夜だけでも。

昼間は大衆的なメニューでも、夜は超高級ということだって、あり得るわけです。
ただしあなたの腕がそれに伴っていなければなりませんけど。

ずいぶんと長くなってしまいましたので、この続きは明日ということで、あとは明日に続く。

                              続く



さて、連載中の『ある学習塾の変身』は今日で第11回目ですが、残念ながら今日が最終回です。

ここからどうぞ。


「そうなるとお孫さんにも教えることができますよとか、お孫さんとのコミュニケーションの幅が広がりますよ、ってアピールするんです。
どうせ昼間はここ空いているんでしょ。講師の方も少し増やして、2交代ぐらいにしてまわしていけば、まったく倍の講師人数にしなくてもできると思いますが」

「同じテキストを使うこともできるしーー」

「そうなんですよ。今の設備やテキスト、すべて新しくする必要がないんです。
そのまま利用できて、空き時間をうまく埋めることができるんです。
それが一番のメリットですね。
そのせいで家賃が上がるわけでもないでしょうから」

「面白いですね。青春よ、もう一度ということですね」

「そうです、そうです、青春よもう一度、ですよ。
それができると、家の中でもまた存在感が出るからって、けっこう評判になると思うんですが。
名づけて『オトナ学習塾』開講!」

「いいですね、それ! 前向きに考えてみます」

「それじゃ政治家並の返事ですよ」

「あ、そうか。ぜひやってみます。
本田さん、一緒に企画してくれますか」

「考えてみましょう」

「よかった。これで何とかこの日進塾も新しい方向性で存続どころか、もっと繁盛することができるという見通しがつきました。
ホントにありがとうございました」

「いえ、お役に立てればありがたいです。
ところでもうひとつちょっとしたアイデアがあるんですけどね………」

「え、どんな?」

それはまた違う話だ。

いつか機会があれば、またこの続きも話そうと思う。


                   (いちおう)おわり





それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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勢いが大事?

2015-07-08 10:12:41 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



数年ぶりに梅雨らしい日々が続いていますね。

ここ何年かは、梅雨らしい雨も少なくて、いつの間にか梅雨が開けて即真夏突入、というかそれ以前からずっと真夏が続いたような気がしてしょうがなかったのですが、今年は季節をきちんと踏襲しているような、梅雨らしいこのところの天候です。

昨日も雨は小雨程度でほぼ曇り空。
ちょっとばかり肌寒くて、半袖のポロシャツの上にもう一枚サマーカーディガンを羽織ってしまいました。

今日は昨日よりもちょっと蒸し蒸ししているようで、今のところはそれも必要ないみたいですが、相変わらず空にはミッドグレーの雲が覆っています。


さて、本題です。

昨日群馬にある百貨店の夏のバーゲンのチラシが同時に新聞に折り込まれてきました。

それを手に取って、わたしが最初に感じたことは?

「あれ、B4だ」ということです。

チラシの紙のサイズですね。

例年、昨年までだと、だいたいB3だったように記憶しています。
(もしかしたら昨年もB4だったかも分かりませんが)

夏のバーゲンは、新年のバーゲンと合わせて、年間ではふたつのの大きなバーゲンです。

それがこれ? という印象が最初に来ました。


何か、最近の百貨店の勢いのなさというのが、ここまで来ているのかなあという感情がまず最初に立ちました。


実施する方がこれでは、やはりそれを受ける消費者の方も何か拍子抜け、という感じがしないでしょうか?


セールは勢い、なんです。

その勢いを自ら削いで、どうするのでしょうか。

もちろんわたしの持論としては、前々から言っているように、バーゲンなんか必要のない商いをするのが商人の鉄則なんですけど。


しかしやるんならやるで、もっと徹底しなくちゃ。

何か、シーズンだからまあやるか、“どこもみんな”やるし、というような、やる気のなさが見え見えのチラシのような気がしてしょうがないんです。

お客様を勢いに乗せるには、まず自分の方から勢いをつけなければ!


接客と同じです。

こちらが笑顔になれば、お客様の方だって笑顔になります。

こちらが仏頂面をしていれば、お客様だって仏頂面になります。

そんな仏頂面からお客様は買いたくないですしね。


セールには最初の勢いというものが大事なんです。

空元気でもいいから、元気良さを前面に出さなくては。

それこそマンネリ化しているコピーですが、“梅雨空をぶっ飛ばす”勢いがないと………。

やるんだったら徹底的にやる。
やらないんだったら、ウチはウチだからと、やせ我慢してでも、しない。

どちらか、ですよ。

そうでないと、最初から勢いがなくて、終わってみて、今年のバーゲンは悪かったね、じゃ、話にならない。
初めから自分たちで“悪かった”ようにしているんだから、いいわけはないんです。



さて、連載中の『ある学習塾の変身』は今日で10回目ですね。

ここからどうぞ。



「そんなことだけでは、根本的にこの日進塾の経営がうまくいくということではありません」

本田が真顔に戻って、言った。

「まあそうですよね、今のは、ほんのてこ入れというだけですからね」

「今までお聞きしたところから感じるんですけど、生徒の数も頭打ちですし、これからはさらに生徒の数と言いますか、パイそのものが減っていくわけです。
で、それをとりあいするということになっていくわけですけど、それはとにかく疲れるだけで、労のわりには益が少ないと思いませんか」

「確かにおっしゃる通りですが、じゃあ、どうしろと?」

「生徒の範囲を広げませんか」

「生徒の範囲?って」

遠藤は、本田が何を言っているのか、理解できなかった。

本田が続けた。

「何も小学生や中学生、高校生だけが生徒じゃないということを考えませんか」

「え、え、ええ~?」

本田には遠藤の頭の上に?マークが2つも3つも出ているのが見えたような気がした。

本田は少しほほえみながら、言った。

「団塊の世代以上ですよ」

「はあ?」

「ほら、仕事をリタイアしたあと、もう一度きちんと学びたいという人がけっこういるじゃないですか。
でも大学に行くのは受験しなければならないし、そこまでしてやるのもどうかなあっていう人の方が多いんじゃないでしょうか。
そういう人たちを生徒として募集するんですよ。
もう一度、小学校、中学校の勉強を真剣にしてみませんかって」

「なるほどねえ」

「頭の体操にもなるし」

視点を変えてみるということを、本田は言いたかったのだ。


                      つづく



それでは、また明日。

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アイデアは突然わいてくる?

2015-07-07 10:56:18 | スキルアップ

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相変わらずに暗い空で、雨こそ今は降っていませんが、今にも降ってきそうな………。
昨日は、ほぼ全日雨っぽくて、まさになでしこの涙雨?

いかに入り方が難しいか、ということを如実に見せられたゲームでしたね。

今回は完全に監督のミスです。
そう思いますよ。

で、今日は七夕。
棚ぼた、に似ていますね。
ちがうか。

五節句のひとつ。
ですが、何の節句でしたっけ?
1月7日は人日(じんじつ)、といって七草の節句。
3月3日は上巳の節句でひなまつり。
5月5日は端午の節句で男の子祭り。
9月9日は重陽の節句で菊まつり。
で調べたら、7月7日は七夕(しちせき)の節句だそうで、裁縫や字の上達を祈るらしいですね。
“しちせき”って何の意味? わからん。
食べるのはそうめん。

今日のお昼はそうめんだな。
といっても肌寒いし。
じゃあ煮麺(にゅうめん)ということで。


さて、本題です。

アイデアを得るために、あなたはどんなことをしますか?
もしくは、何をしないですか?

人は誰しも、何かを考えながら行動しています。

何にも考えていないで動いているよ、という人でも、無意識下で何かを考えているものです。


人それぞれにそのアイデアが湧いてくる場所というか、時間があります。

それは散歩しているときであるとか、風呂に入っているときであるとか、トイレに入っているときであるとか、車を運転しているときであるとか、人それぞれであります。

脳科学的にいえば、何かを考えたいときには動いていたほうがいいと言われています。

ですから散歩などはいいわけで、京都には哲学者西田幾太郎氏が散歩しながら思索に耽ったという道が、「哲学の道」として有名なところさえあります。

ちなみに桐生の遊園地のそばの吾妻公園にも“哲学の道”があります。
吾妻山ハイキング.ルートの起点あたりにあります。

桐生の遊園地は前橋のルナパーク同様、“昔懐かしい感じ”感いっぱいの、何か心がホッとするようなところです。

たまにはそれで映画やドラマのロケにも使われています。


また話が逸れていきそうなので、戻します。


散歩しているといいアイデが湧いてくるということです。

これは散歩だけに限らず、掃除しているときなども、わたしはよくいいアイデアが湧いてきます。

他には入浴中とか、トイレの中とか、わたしは車を運転しているときや電車に揺られているときにもよくアイデアがわいてきます。

でも同じシチュエーションでもアイデアが全然湧いて来ないときがあります。

それはどんなときでしょう?

それは、アイデアを求めていないときです。
それこそ何も考えていないときです。


いわゆるネタ、ですか?

アイデアを得ようとするときのアイデアの元ですね。

○○したいけど、どうしたらいいだろうか、と言うその○○がなければ、どんなに散歩しても、出てくるわけがないんです。

タネもないのに、そこにいくら花を求めても草だって咲かないわけで。


そのために日頃から何かを考えていることが大事で、散歩中はそのことを忘れていても、何かの拍子にそのアイデアがポッとやって来ます。

考えているときは必死に考えても答えやアイデアが出て来なくても、考え続けることによって、そのときは出なくても、あるときふいにその答えが降ってきます。

このことは、セレンディピティとはちょっと違いますが、それに近い感じなんでしょうね。



さて、連載中の『ある学習塾の変身』は今日で第9回目ですね。

ここからどうぞ。


「偉人の名言やスポーツ選手の言葉などがあるでしょ。
それも子どもたちがやる気を出すような言葉をたくさん集めて、その言葉をページの下にシールにして貼るんです。
挫けそうになるページには、もうちょっと頑張れというような誰かの言葉をちょっと入れておくだけで、それに励まされるってこともあると思うんです」

「ちょっと長い文章になりますけどねえ」

「あ、そうですね。
じゃあ、塾長のちょっとした励ましの言葉なんかどうです?
単なるがんばれ、じゃなくて、ちょっとした具体的なことでもいいんじゃないですか?
ここを乗り切れば、おやつチャンス! とか」

「なるほどね。もので釣る、というと語弊がありますが、ご褒美を具体的に上げるということも、ちょっとしたアイデアですね」

「まあ私がちょっと思いついたことなんで、科学的に統計なんて出てないから何とも言えないですけど、講師の方から励まされるのと同じような効果もあると思います。
いかがですか、個別学習向きのアイデアだと思いますけど」

「予算的にもそれほどの出費にもならないですし、ちょっとやってみますか。
本田さんももともとはコピーライターなんですから、面白くてやる気になるコピー、考えてくださいよ」

「え、じゃあやってみますか。でも高いですよ、ハハハ」

「10個考えてもらって、そのうちの半分はサービスで、ハハハ」

「え、まいったなあ。でも私が言い出したことですし、10個全部コンサルティング料金のうちでということで」

「ありがとうございます!」

ふたりで大笑いしたが、本田はすぐに真顔になった。


                         つづく


それでは、また明日。

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たまには息抜きも?

2015-07-06 10:10:37 | スキルアップ

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何とも衝撃的な幕開けと予定調和的な閉幕。

いつもより30分ほど早く起床し、朝のルーティンを済ませて、テレビのチャンネルを変えたら、なんとまだ開始11分過ぎなのに、0-2。

ええ~! と驚いて呆然としている間にまた一点、また一点。

その時点で見ている方は、完全に近い形で負けを認めてしまった。

何かアメリカは前回の負けが悔しくて、意気込みが違ったんだろうなって感じました。

日本のモチベーションも高かったけど、アメリカのそれはもっと高かったということのように、わたしは感じました。


見ていると完全に力負けでしたね。

でも小柄な日本がよく、大柄なアメリカに食いついていたよね。


さて、昨日も曇り空から夜には雨、そして今朝もまだ昨日の雨が残っていて、半袖では肌寒い。
今日1にともこんなどんよりとした天候が続くんでしょうね。

まあ梅雨だから。


さて、本題です。

が、やはり、ちょっとばかり打ち拉がれています。

あそこまで前半で点を入れられるかなあ?
決勝だよ。


う~ん、まあ、ね。

というところで。
いい加減本題に入ろうよ。


昨日は久しぶりに、自分のデスクで、あるキャッチコピーを考えていまして。

まあだいたい頭の中でできあがってはいたんですが、それを実際にまず紙に書き出し、そして入力。

ある程度ディズプレイの中で推敲し、プリントアウト。

そうしてまた先方から来た資料とプリントアウトしたものを比較し、自分の原稿に赤を入れていきます。


最近こうしたスタイルでの仕事はあまりなかったので、なんか新鮮な感じです。

やはり自分はコピーライターが本業なんだなあと、感心もした次第です。


しかしそれだけじゃ自分の価値はないわけで、コピーに加えての販促のアイデア、さらにはコンサルティングと3段階のスキルでここまでやって来ました。

これからもこのスタイルは変えないで、と。


最近それに加えて、ある時期まとめて書いたショートショートという創作もたくさんあり、それを整理もしてみました。

整理してみると、お得意のホラーとファンタジー、ポルノ、そしてちょっとジーンとくる話の4種類に分けることができました。

これもこれから電子出版に上げようかなと考えています。

誰か表紙のデザインしてくれる?

みんな、読んでくれるかな~?
(耳の後ろに手を当てて、あなたの声を待っています)


これはビジネス・ブログなので、関係ないっちゃ関係ないんだけど、たまには息抜きにどうかな。

肩の凝らない話が多いんですけど。



結局本題らしい内容もなく、今日はこれでおしまいです。


さて、連載中の『ある学習塾の変身』は、今日で第8回目です。

ここからどうぞ。


「なるほど、そうですか。だいたい判りました。
そうですか。よそが作っている問題集、ですか。
オリジナルじゃないんだ………」

「はい。どこでもだいたいそうですよ。
ですから、あとは先生の個人的な力がその塾を左右するということですね」

「そうですか。
ところで、先ほど私がちょっと考えたことがあるんですけど、それもテキストのことなんですが」

「テキストで何か?」

「今のテキストは確かに、達成感を感じることができるということでは、とてもいいテキストですね。
ですからそれにもっと達成感を与えるために、そのテキストのページの下にあと何ページやれば、これをやり遂げられるというようなことを要所要所につけ加えてみてはどうでしょう。
できたら塾長の手書きで」

「え、だってそのテキストは買っているんですよ。それに全部手書きするなんて、とてもじゃないけど、時間がないですよ」

「誰が全部手書きしろっていいました?」

「だって本田さんが――」

「手書きで入れればっていいましたけど、手書きしろとは言ってませんよ」

「だって、じゃあ………」

「塾長が手書きしたものをそのままシールにすればいいんですよ。
そのシールを貼っていくんです」

「あ、なるほどね」

「シール代なんて安いものですよ。数千枚印刷したって、2、3万円です」

「そんなもんでできますか」

「できるでしょ。でもそれだけじゃないんです、私が考えたのは」

「え?」


                         つづく






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バーゲンに変わるものは?

2015-07-05 10:14:22 | 生き残るということ

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7月最初の日曜日………。
といったところで、別に感慨はないんだけど、つい言ってみたかっただけ。

昨夜も雨。
日中は今日も昨日も、ほぼ曇り状態で、時おりは小雨。
湿気だけが横溢。
う~んーーー。


というところで、本題。

一昨日、近所のショッピング・モールにいき、夏のバーゲンの状況を眺めてきました。

ウイークデーということもあり、バーゲン中とは思えないほど、普段と変わらない雰囲気でした。

各ショップの店頭に掲げられている30%OFFとか50%OFFという数字が、何か寂しげな感じで目に入ります。
さらにその上に重ねてタイム・サービスさらに20%OFFなどというショップも。

このところ夏のバーゲンにふさわしくない夏日にも届かない日々が続いているので、なんだか盛り上がりも少ないんでしょうね。


いっそのことバーゲンなんてやめてしまえばいいんでしょうが、さらには、本当ならバーゲンなしでその季節のものが売り切れるのが一番いいんですが、いつしか大半の消費者が、欲しいものを普段の買物で目につけておき、バーゲンになってから購入するというような形になってきていまして、それがもう当たり前になってきています。

バーゲン以前に購入する人は、ほんのひと握りのファッション感度が鋭い人でしかなくて、バーゲンが実際の買物シーズンだとでも言えるような状態になってきています。


昨年でしたか、百貨店や大手のショップで、あまりにも早いバーゲンに危機感を覚え、1週ほど送らせたこともありましたが、その結果はあまり取り立てて良くはなかったのでしょうか、今年はもうそのような声は全然聞かれなくなりました。


そりゃそうでしょ。

自分たちで少しずつ早めながらやってきたことで、それが首を閉め出したので、もう一度遅めに戻すなどということは、あまりにも自分たちの勝手過ぎなわけで、消費者に完全にそっぽを向かれてしまったのは、当たり前のことです。


勝手に自分たちで、消費者無視で踊った結果の果てだということも、もっと自覚したほうがいいですね。


バーゲンを早めるということは、そのときはいいでしょうが、それが後々どんどんじわじわと首を絞め始めるということがやっと昨年あたりに理解されたわけで(じゃなくてもっと前から分かっていたんだけど、手を打てずに今まで来ただけのことですが)、だからといって元に戻そうとしたって、元に戻るまでにはまた今まで以上の年数がかかるわけで、その間辛抱しなくちゃ、どだいそれは無理な話。


やはり時間をかけて、まったく新しい消費対策を練らなければならない時期に来ているように思えます。

あなたならどんな方法を考えられますか?

自分都合の対策ではなくて、お客様都合という視点から考えると、また違った解決方法が生まれる可能性が高いですよ。



それでは次は連載中の『ある学習塾の変身』、今日は第7回目です。

ここからどうぞ。


「今問題集はどういうようなものを作っているんですか?」

本田が聞いた。

「たくさん発行されている中から、私が選んだのは」
と遠藤が話し始めたので、本田は驚いた。

「え、自分のところで作って、やっているんじゃないんだ!」

「今は大手以外は、専門の業者が考えた、それぞれ特色のある問題をいろいろ発行されているので、私どものような小さな塾ではだいたいそういうものの中から、自分たちの教育方針に合ったものを選び、そこから一括で購入しているんです。
高くつきますけど、そこまで考えていると、余計に予算もかかりますしね」

「そうなんですか。私はまた、塾それぞれで考えたものを出しているのかと思っていたんですが、へえ、そうですか。
すみません、話の腰を折って。続けてください」

「ですから私どもでは今使っているのは、このように」
と言って遠藤は、近くの棚にあった問題集を持ってきた。

「薄いテスト集です」

「なるほど、薄いですね。

「薄いと、生徒たちはその1冊をすぐにやり終えることができます。
その度に1冊やったという達成感を味わうことになり、どんどんどんどんつぎへつぎへとやっていこうという意欲がわくんですね」

「その通りでしょうね。その達成感というのは、子どもたちの意欲を考えると、とてもいいことですよね」

「そうなんです。前に進んでちょっと判らないところが出てくると、もう一度その前にやった問題集にもどるんです。もう一度やってみると、もっと理解が深まりますから」

「はい。繰り返しだ大事だということですね」

「ええ。それでも判らないところがあったら、そこで初めて先生にーーわれわれですけど、聞くということになります。そうすることでとても理解が深まります。
これがこの塾独自の個別学習方式なんです」



                       つづく

それでは、また明日。

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言葉って?

2015-07-04 09:51:46 | スキルアップ

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今朝も曇っています。
昨日も雨が多くて、振りは、このあたりは千葉や東京とは違って、しとしとという感じでしたが、よく降りました。

今日もどんよりした1日になりそうです。


さて、本題です。

今朝ニュースを見ていたらある言葉が聞こえてきました。
「やくざいし」
それでわたしの頭が変換したのは“やくざ医師”。
うん?

もちろん冗談の変換ミスで、本当は「薬剤師」です。


わたしが以前勤めていた会社の、高崎支部の電話番の最後の4桁が“8933”。

わたしはいつも電話番号を伝えるときに言ってました。
“やくざさん”


日本語って難しいですね。って、何を言いたいわけ?


今年の始め、わたしの娘が第一子を出産しました。

東京に住まいがあるんですが、出産はこちらでやりたいからと、前橋のある産婦人科病院に入院しました。

自分でネットを検索して、評判のいいところを選んだみたいです。

もちろん、入院に付き添いました。

そして病室に無事入ったのですが、しばらくしてからわたしは違和感を覚えました。

またしても「言葉」のことで。


その病院は産婦人科専門で、付属として小児科もありますが、基本的には出産のための病院です。

その病院という名称にも違和感があるのですが、出産のために入る部屋も、案内板には“病室”とありました。

うん、“病室”?

病室じゃないだろ、というちょっとした不満でしたね。


これから新しい命が生まれてくるための準備の部屋を、“病室”と呼ぶのはあまりにも配慮が足りないんじゃないの?

これはほぼどの病院でも、同じように無配慮にそのように呼び倣わしていませんか?

さすがに最近では新しい産婦人科専門の病院は、“病院”という名称は使わずに“マタニティ・クリニック”などとネーミングしていますが、さすがに部屋までは相変わらず
に“病室”と呼んでいませんか?

クリニックという言葉にしても、日本語に訳すと診療所であって、病院と同じようなものです。

さらにそこに入る人は“患者”とほぼ呼ばれていますね。


それらすべて、産婦人科は病気ではないはずで、それら病院言葉よりも、もっと「喜びの場所」にふさわしい言葉にかえるべきではないでしょうか。

まず最初は、出産される方を「お客様」であるという意味から考えていきましょう。

そして新しい命を迎えるのにふさわしい場所としての自覚を持つと、おのずとそれらの言葉が生まれてくるのではないでしょうか。


こういったことは、もちろん病院だけには限りません。

あなたのお店でだって、いつも呼び倣わしている商売用語も、根本的にもうい一度考えてみると、接客の際にもまた意識が変わってくるような気がします。


たとえば、お客様を単に“客”というように言うことがあると思いますが、そこに「お」と「様」をつけるだけでも、自分の意識が一歩前に進むような気がします。



さて、連載中の『ある学習塾の変身』は、今日で6回目です。

ここからどうぞ。


「ええ、今の個別学習ですか、このシステムでは生徒数が少ないからできるんであって、たくさんいれば、先生の手が回らないんじゃないのかなって。
生徒全員を前にしての授業形式なら、たとえ10人一度に増えても全然困らないでしょうが、個別学習だと、生徒一人ひとりについて、アドバイスしなければならないわけですよね」

「………そう、ですね」

「だから生徒を増やしたら、逆に個別学習では先生の手抜きになると思いませんか。
それともまだ先生に余裕はありますか。
ちょっと拝見した限りでは、いっぱいいっぱいのような気もしますが………」

「でも、生徒を増やさないとすると、経営的にむずかしくなります」

「なぜ、きちんとそういうシステムだからこれぐらいの月謝が必要なんですと、いえないのですか」

「そりゃ無理ですよ、分かるでしょ?」

「分かりません」

本田は、次に遠藤の言う言葉がどういうものか、分かっている。

確かに自分は理想像を言っているだけだとは思っているが、ここはそうした本質をついておかないと、単なる金儲けの学習塾になってしまうと思った。

「月謝を高くすると、よそに行ってしまいます。当たり前でしょ」

「よく分かります。よそと同じようにしていれば、ね。
でもそこはこの塾の肝である教育方針を、きちんと言葉を尽くして説明すべきじゃないんですか。
その代わりに生徒一人ひとりに対応した学習が可能ですので、他の学習塾よりも生徒一人ひとりの成績アップには責任を持ちます、だからその分月謝は高くなっています。それを承知していただいて、入塾していただくのが筋だと思いますが」

「さっきも言ったように、それじゃ他の塾に安くされて、みんな生徒を持っていかれますよ!」

「なんだ、スーパーの安売りと同じですね、それじゃ」

「スーパーの安売りと一緒にしないでくださいっ!」

「だってあっちがここまで値段を下げたからうちも下げなきゃ、みんな持っていかれてしまう。というのと、まったく一緒の発想ですよ。
どこか違います?」

「………!」

遠藤は、一瞬言葉に詰まった。

「頭に来ました?」

「いや、ええ、少し………」

「少しどころじゃないでしょ。結構、顔、赤くなってますよ」

遠藤の顔には今にも怒鳴り出しそうな怒気がこもっていた。

「怒ってますよっ! いったい何のためのコンサルなんだ、って!」

遠藤は溜まっていた怒りをついに吐き出した。

本田はそれでも笑顔を絶やさない。

そして言った。

「やっと本音を出してきましたね、遠藤さん。これからですよ、本当の話し合いは」


さて塾長の遠藤氏を本気で怒らせてしまった本田は、いったいこれから何をしようとしているのか。


                    つづく







それでは、また明日。

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相手は相手?

2015-07-03 09:40:37 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨夜からずっと雨が降っています。
昨日は予報では晴れ間も見えるはずだったんですけど、ほぼ曇り空で、時おり小雨も降るといった天候でした。

気温はだから低め。
夏日にも届いていません。
(と言っても25℃ちょい手前だけど)
湿気が高い(わが家の湿度計は90%以上)ので、力をこめて動くと、汗が吹きでてきます。


さて、本題です。

それは昨日のなでしことイングランドの準決勝戦の終わり方。

結果を聞いたのは車の中で、中継も聞いていなかったので詳しい状況はわからなかったのですが、相手DFのオウンゴールという、それもアディショナル・タイム3分のうちの残りあと1分という時間帯。

運命の神さまは、ひたすら耐えたなでしこにほほえんだ、ということなんでしょうね。


ただ単に運の問題ではないにしろ、一生懸命さは同じなのに、なぜ神さまはなでしこの方にほほえんだのでしょうか。

なんだか今回のワールドカップのなでしこのゲームを見ていると、想いの強さがその運命を分けているように思えてならないんです。

もちろん相手だってその想いは強いはずなんですが、小柄ななでしこに対して、自分たちの身体の優位性は誰が見てもあるわけで、それが攻撃の際の意識にも現れ、シュートが止められたびに、なんで? という想いがだんだんといらだちに変わっていき、攻撃するにしても、緻密性がだんだんとなくなっていったような気がします。


なでしこの6連勝はすべて1点差勝ちです。

それにすべてが現れているように感じます。

もちろん前回の優勝国なわけで、見くびってはいないけれど、いざ実際にピッチに立ってなでしこたちを眺めてみると、その体格差は歴然(キーパーは別にしても)で、どうしても侮ってしまう感じになってしまったような気がしてしょうがないんです。

だから躱されると、ついついいらだちが出てくるんですね。


これはビジネスだって同じことですね。

競争相手を見くびった時点で、はっきり言って負け、です。


逆に考えると、相手は相手、自分たちのことは自分たちのことと割り切り、自分たちができる最善の策を講じていれば、勝てる、ということではなくて、全然問題なく進めていけるということではないでしょうか。


(次の決勝戦は)失敗してもいいから、のびのびやらせてやりたい、というようなことを、佐々木監督も終了後のインタビューで言ってました。

本音は違うでしょうが、のびのびやって、そして勝って優勝してほしいですね。

次は月曜日の朝8時から。

早く準備して、見よう。


さて、次は連鎖中の『ある学習塾の変身』は今日で5回目ですね。

ここからどうぞ。



本田が最初にアドバイスしたのは次のようなことだった。

「遠藤さんはせっかちなタイプなんですが、ここはひとつ長い目で見てほしいんですが、できますか。
途中で成果が出ないからと言って投げ出してしまえば、出発点にもどってしまいます。
いや出発点よりさらに前にもどってしまうでしょう。
それまでやってきたことが無になってしまい、さらにはそれに費やした時間さえまったくの無為のものになってしまうのです」

「自分自身でも困ってるんですよ。家内にもよく言われますから。
この性分をとにかく少しずつでもいいから直していきたいですね。
そのために本田さんからの提案を真摯に受け止めて、何とか実行していきたいんです」

「分りました。それを一度確認しておきたかったんです」

「よろしくお願いします」


「じゃあ、最初にお聞きしますね。
遠藤さんはいったい今回の目標はどういうことなんでしょうか。
まずそれをはっきりさせましょう」

「ですから、生徒を増やしたいんです」

「あれ、先ほどは個別学習で、じっくりと生徒を育てていきたいとおっしゃってたじゃないです」

「ええ、そのために生徒を増やさなければならないでしょ?」

「どうしてですか?」

「どうしてって、増えなければ、個別指導できないじゃないですか」

「おかしいなあ。じゃあ今いる生徒さんたちへの個別学習は?」

「それはやっていますよ」

「きちんと?」

「ええ、きちんと」

「じゃあ、それでいいじゃないですか」

「え、だって本田さん、学習塾は生徒を増やさないとやっていけないんですよ。
まず増やさなければダメですよ」

「ちょっと違うような気がしますよ。
それじゃ目標は個別学習じゃないですか。逆なんじゃないでしょうか」

「逆?」


                         つづく


それでは、また明日。

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率先遂行?

2015-07-02 08:16:14 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日は、午後まで小雨が続いていましたが、夕方になって晴れてきましたね。
気温は低めで、半袖だとちょっと肌寒く感じる時間もありました。

今朝は昨日の見事な夕焼けを裏切るようなドヨ~ンとした曇り空です。
それに蒸し暑い。


このブログを書いているのは女子ワールドカップのイングランド戦の真っ最中です。
終了前に家を出て、仕事で太田商工会議所に向かわなければなりません。

辛い。

太田に着く頃に終了です。

その頃には、いったいどうなっているやら。

録画してもいいけど、何かこういったスポーツものは録画して見るのもなんだかなあって感じです。
臨場感がやはり欲しいですからね。


さて、本題です。

わたしはどちらかというと冷え性で、クライアント先でも、お店に行っても、だいたいどこでも1回はトイレに入ります。

で、まあトイレの権威ではないんですけど、行く先々でいろいろなトイレがありますね。

面白いのは、『トイレをきれいにしましょう』という紙が貼ってあるところもクライアント先でもよくありますが、そういったところは大体トイレがあまりきれいではないですね。

同じように『挨拶をしよう』と挨拶励行を謳っている会社も多いのですが、そういった会社ほど一応挨拶することはするのですが、おざなりです。

そんなことはひと言も言っていない会社のほうが、入っていくと大きな声で挨拶してきます。

トイレを一人一人きれいにしないから、『トイレをきれいに』という貼紙が必要なんです。
挨拶しないから、しょうがなく『挨拶しよう』という紙が必要なんです。


そうじゃないでしょうか。


トイレを本当にきれいにしたのなら、率先遂行です。
まずトップからやらなくては。

トップがやってみせて、社員にもやらせなければ、いつまで経ってもその貼紙はなくなりません。



さて、連載中の『ある学習塾の変身』は今日で4回目です。

ここからどうぞ。


「よく聞きますね」

「差別化、差別化って言ってるうちに、何となくその差別化したいところと似てくるんですね。不思議なもんです」

「対抗意識がそうさせるんですね」

「そうなんです。相手なんか意識しないで、自分たちは自分たちの道を、着実に歩くことが一番大事なことなんですけど、それを忘れがちですね。
相手から離れよう、離れようと意識すればするほど、近づいていく。面白いですね」

「面白がらないでくださいよ、やってる方は真剣なんですから」

「いや、失礼、でもホントに面白いですよ。ちょっと見方を変えさえすればいいのにって。
傍目八目で、離れてみれば一目瞭然なのにね」

「う~ん、それ本田さんがこの間メルマガに書いていた、競争しながら真似をしているってことですね」

「ええ、そうです」

「嫌っている人に、なんだか少しずつ似てくることって、ありますからね」

「遠藤さんも、私から見れば、なんだかそんなようなことになっているように見受けられるんです。
まずはそういったことからの脱却を図ることから始めませんか」

「はい」


こうして、日進塾の立て直しが始まった。


                     つづく





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