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東京都:江戸川区西葛西にて、室内部屋抜きエアコン工事(配管カバー仕上げ)

2012年01月14日 | エアコン工事
1月13日分

今日は、東京江戸川区西葛西へお伺い致しました。

昨年暮れにお見積りさせて頂いたお客様からです。

この度はご依頼頂き、誠にありがとう御座います(*^_^*)



とあるマンションの世帯で、通路側のお部屋にエアコンを設置したいとの事です。

通常なら、そのまま通路側に室外機を置けば済むのですが、管理上それはなのです。

そこで室外機をバルコニー側のお部屋まで、途中にある中部屋を貫通し、設置できないか?とのご希望でした。



現場検証の結果、なんとか施工できると判断しました。




しかしながらその工程は多く、ドレンの関係もあるので簡単にはいきそうにもありません。

そこで今回は、強力な助っ人を頼む事にしました。



私の実弟です>< 

(某有名”P"メーカーで、エコキュートの修理をしています。その他設備関係が本職です)



その為、前もって声を掛け予定をする必要があります。本職を休む訳ですから…

ありがたい事です><  アルバイト代が掛かりますが?




手順を説明し、早速始めていきます。

流れを読むのが大変早いので、こちらとしては安心して任せられます。

二人で終了予定時間を決め、作業に入ります。(ダラダラやるのではなく、手際良く進めるためです)




現場に着き、早速配管カバーの取り回しから確認していきます。

室内機を取り付ける部屋から約12M近く処理していくので、勾配が重要となります。

とは言え、あからさまな勾配を付けるのはかえって見栄えを悪くします。

あくまで室内を取り回す訳ですからほどほどに。そして勾配は付けなければなりません。

ここが難しいところです。




最終配管出口のLボと立体の組み合わせがキモとなるので、ここから計算していきます。

貫通部分にしるしを付け、全体のバランスを考えます。




予定では、室内機の左端を抜き(左直)Pから施工する予定でしたが、今後の事を考え、

右直出しでの施工に変更しました。どちらにしてもクローゼット裏となりますので。



2か所を貫通し、配管カバーのベースを取り付けていきます。




(ここから立体Cで3か所曲げていきます)




今回、ドレンは”ACドレン-20Φ”を使用しますので、カバーはLD90シリーズで

取り回していきます。

このACドレン、20Φの塩ビの上に断熱材がコーティングされているものです。



なので、断熱材を巻く必要がなく施工性は抜群です。但し、スペースを取りますので

カバーは太めのものでないと困るんですね。ハイ!




ベースの取り回しを終え、配管・ドレン管・Fを通していきます。



Lボのところが一番のネックです。




ここから先は、既存のエアコン下までLD90で導き、Lボ手前で異型ジョイントを使いLD70に変換します。

変換手前で塩ビを断熱ドレンに変換しておきます。落としの部分は、断熱ドレンの方が作業性が良いので。






室内機裏側の処理です。LDW→LD→LDC→LDPとし中部屋へ…




中部屋からバルコニー側の部屋へ。

それぞれLDPを使用して


3か所のLDCを通して

最後の立ち下げ部へと


この部分のみ、LD70で処理していきます。
微妙な角度の為、フリーコーナーを使用してLDWM-Lで室外側へと排出します。



電動真空ポンプにて、キッチリ真空を引きます。(約30分!)




その後、10分にわたってリークテストを行います。(これが大変重要です)



その時間を利用して、ドレンチェックをします。距離が長いのでしばらくは水が排出されませんでした。

それでも無事排出され、一番の懸念だったドレンの問題が解決されました。



試運転を実施し、その間に隠蔽で専用回路の工事をします。

ユニットバス天井が開きましたので、そこから通線していきます。

室内機側のコンセントは、クローゼット天井部に埋め込みコンセントで増設しました。

ただここで新たな問題が!お客様宅の分電盤がパナの新型でして、細長いサーキットブレーカーを用意していなかった為、

専用回路の完成には至りませんでした。

後日、部材を用意の上伺い完成させる事になりました













コンセントをクローゼット内に設けましたので、表面上はスッキリしたかと思います。




この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^

完成まで今しばらくお待ち下さい。