kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

文化財時別公開 「しょうざん 峰玉亭(ほうぎょくてい)」

2014年09月14日 | 京都
北山台杉や紀州青石で造られた、約3万5000坪の広大な「しょうざん庭園」の
中に建つ峰玉亭は、創始者松山政雄氏が昭和30年代に建てた数寄屋造です。
南天の床柱や欅の一枚板の床板など、全国から選りすぐりの材を集めて建てられ
江戸期の狩野派の襖絵や、竹内栖鳳の掛軸が掛けられた迎賓館でした。


峰玉亭の玄関です。


初めに案内された部屋は、栖鳳(せいほう)の間
竹内栖鳳の掛軸がかけられており、部屋の名前になっています。

一枚板の床に南天の床柱、家にも南天はありますが・・・
こんなに太い南天は初めて見ました。


そして狩野派の襖絵です。


廊下の床財は「とちの木」です。
(肌触りが良くて裸足で歩きたいほど)


廊下の天井部分も、各地から集められた竹で凝っています。
(すべての天井に、凝った竹が使われていました。)


こんなお部屋も・・・


ここは、金箔の襖のお部屋です。


いま通ってきた廊下の端に鶏の襖絵が・・・
これは伊藤若冲が描いたものです。


吉井勇の間
商談に使われた部屋で、部屋の片側が書院棚のようになっています。
そこに商品(着物)を並べて、お客さんに品定めをして貰っていたそうです。


「吉井勇の間」に名付けられた、吉井勇の直筆がかけられています。


振り返えると、すぐ後ろに「円山応挙」の襖絵が・・・


応拳の名前があります。
こんなに近くで見ていいの? と思うほど近くです。(^з^)-☆


最後に案内された部屋です。
床柱は最初の部屋にあったナンテンと同じ木の下半分だそうです。


富岡鉄斎の作品があります。(富岡鉄斎の間?)


窓の外に見えるのは、坂東妻三郎邸にあった梅ノ木が移植されたものだそうです。
コメント
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