kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都大原の里・ 額縁の庭園と血天井で知られる「宝泉院」 2014年11月

2021年01月27日 | 京都

三千院を出て右側の道を歩いていくと
正面に、大原問答で知られる「勝林院」があります。

「勝林院」

勝林院は、天台宗3代座主慈覚大使師によって開かれました。
本尊に阿弥陀如来座像が安置されています。

勝林院の調査が始まったのは、全国の専門家とともに2020年の1月からでした。
その調査で、勝林院の「蔵の中」には1853点の文化財が見つかりました。


勝林院を左に行くと、右側に勝林院の子院として創建された
「宝泉院」があります。


いま宝泉院に向かっています。

現在の書院は1502年に再建されたもので
ここも、以前から行きたいと思っていた所です。


囲炉裏越しに庭園が見えています。

額縁庭園

客殿の西方、柱と柱の空間を額に見立てて観賞することから
「額縁庭園」と呼ばれています。


この五葉松は「大原や 無住の寺の 五葉の松」 と詠まれています。


その「五葉の松」を前にして
お抹茶と宝泉院と書かれたお菓子を頂きました。


上に、テレビで見たことのある「血天井」のことが書かれています。

慶長五年関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が
豊臣の大軍と戦い伏見城中で自刃した。その武将達の霊をなぐさめ
自刃した床板を天井にして祀り、供養としているそうです。

血天井

お庭に面した廊下の上にある「血天井」です。


血天井の所から見えるお庭が紅葉してきれいでした。

もう少し「鶴亀庭園」を眺めていたかったのですが
手入れされた宝楽園を足早にまわって宝泉院をでて「実光院 」へ。
次の機会があれば、ゆっくりと大原の里を楽しみたいです。(^^ゞ
コメント
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