kikoがスタート

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大阪中之島美術館③「ジャイアント・トらやん&いわくつきの一点」完

2022年03月26日 | 美術館・博物館
「大阪中之島美術館②」のつづきです。
4階の階段横で気になっていたのは巨大ロボットです。

《ジャイアント・トらやん》

大阪出身の現代美術家・ヤノベケンジさんの作品で
2005年に制作された、高さ約7メートルの機械人形です。


アルミニウム、鉄、真鍮、FRP、発泡スチロールなどから作られ
音声認識技術を利用し、大人の声と子供の声を区別できるのです。


そして、この本体を動かすための仕掛けは
ヤノベ氏の息子さんの声が登録されていることでした。


ジャイアント・トらやんは、子供の命令にのみ従い
「歌って踊り、火を噴く子供の夢の最終兵器」でした。

中之島三丁目歩道橋

大阪中之島美術館、関電ビルディングやダイビル本館の2階、北西広場・中之島四季の丘等から京阪渡辺橋駅への入口です。


「なかのしまさんちょうめほどうきょう」でした。

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大阪中之島美術館 館長・菅谷富夫氏の一点

ウンベルト・ボッチョーニ《街路の力》1911年
※写真はお借りしました。

この画面の中には具体的な物語を想起させるようなものはほとんど描かれていません。上方から差し込むスポットライトのような街の灯りがきらめき、いくつかの人影と、電車か車のヘッドライトのような切り子ガラスや万華鏡のように見えます。

1909年にイタリアで誕生した未来主義が国際的に認められたきっかけは、1912年にパリ、ロンドン、ベルリンなどを巡回した「イタリア未来主義画家展」でした。《街路の力》はこの展覧会に実際に出品された海外での注目が高い作品でした。

館長・菅谷富夫氏
「工業化する大都市ミラノを描いた「未来派」の問題作です。この作品を持っていることはちょっと自慢です(笑)当時の観客が怒って『こんな絵!』と傘で刺したといういわくつきで、海外からの貸し出しオファーも多い貴重な作品です。」

大阪中之島美術館コレクションは、過去幾度となく海外の主要な美術館に貸し出されていますが、《街路の力》は海外貸出歴において五指に入り、これまでに欧州5都市で展示されているそうです。

〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550(代表)

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2 コメント

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もにもにさんへ (kiko)
2022-03-27 10:09:09
もにもにさん、おはようございます。
ジャイアントロボは、子供の世界だけではなく
大人にとっても思い出がありますね。

「トらやん」の名前から
阪神タイガースが思い浮かびました。(^^ゞ
コメントありがとうございます。
返信する
楽しそうです (もにもに)
2022-03-26 23:39:02
ジャイアント・トらやん 楽しそうですね。
『ジャイアント』と付くロボットと言えば 私の中では
『ジャイアント・ロボ』・・・そのままですね(笑)
子どもの頃にテレビで見たのを思い出しました。
返信する

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