下の川という川があります。
上水道がなかった頃は、郷の人たちの命の水でした。
郷はずれにあるので、この世とあの世の境目である「三途の川」のようにも思えます。
この場所には、毎年大草鞋(おおわらじ)がつられます。
郷内の無病息災を祈って。
「この郷には、こんな大きな草鞋をはく、大男がいるので、
悪さをしたらひどい目にあうぞ。」
という意味があるらしいです。
これもまた、古き良きものです。
この先、茅場の急な坂道をのぼれば、お墓参りです。
信仰深い、ご先祖さまを大切にするみなさんの姿があります。
つづく。
岬人
上水道がなかった頃は、郷の人たちの命の水でした。
郷はずれにあるので、この世とあの世の境目である「三途の川」のようにも思えます。
この場所には、毎年大草鞋(おおわらじ)がつられます。
郷内の無病息災を祈って。
「この郷には、こんな大きな草鞋をはく、大男がいるので、
悪さをしたらひどい目にあうぞ。」
という意味があるらしいです。
これもまた、古き良きものです。
この先、茅場の急な坂道をのぼれば、お墓参りです。
信仰深い、ご先祖さまを大切にするみなさんの姿があります。
つづく。
岬人