喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

田舎者の平和学習と被災地支援 4

2011-08-12 | ブログ


 愛媛新聞ヤング落書き帳コーナーに4日間にわたって連載されました
「三崎中の平和学習と被災地支援」も今回が最後です。

 けっこう、多くのみなさんが見られているようで、
「三崎中の投稿を見ましたよ。すごく良い取組ですね。」
と声をかけられました。

 そして昨日、伊方町地域振興センターの兵頭所長から
ガラン山「東日本大震災義捐イモ」栽培プロジェクトのお誘いを受けました。
 伊方町内の多くの組織や個人が連携して、
ガラン山体験農園で栽培したサツマイモを被災地へ送り、応援メッセージを届けるというものです。

 三崎中学校が被災地気仙沼市立大谷中学校との顔の見える交流をしていることを知り、
一緒に特産物のサツマイモを届けましょうとお誘いいただいたもの。
 支援が連携していくことが心強いですね。
 ちなみに、二名津の田村菓子補3代目もメンバーに入っていました。

 さて、シリーズ最後のヤン落で掲載された2人の題名は、
○ 原爆の悲劇を絶対に忘れない
○ 1本の被爆の木 昔と今をつなぐ

「このアオギリは、広島の昔と今をつなぐ架け橋のようなものだと思います。
 アオギリが2度と戦争を起こしてはならないと、
僕に語りかけてくるかのようでした。
 どんどん成長して、広島のできごとを忘れないように記念植樹にしたいと思います。」
と結ばれています。

 ヤン落デスクのコメントは、
『三崎中の「おりづるの旅プロジェクト」チームは、
「思いをカタチに」を目指し、過去2年間、折り鶴を折ることで、
思いやり・勇気・平和などの心を育んできました。

 今回の特集を通じて、生徒たちの思いやりや平和を願う心が、
ヤン落仲間のみなさんにも伝わったと思います。
 担当の先生は「あらゆる機会をとらえて『自分に何ができるか』を考えたい」
とおっしゃっています。

 私たちもそんな気持ちを忘れず、日ごろから心して行動したいですね。』

 ありがたいことです。
思いがカタチに変わる。
社会がつながっていく。
社会が変わっていく。

 そんな経験を佐田岬の田舎の子どもたちにしてほしいものです。

             岬人(はなんちゅう)