喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家お別れ会

2012-03-15 | 喜久家の情報
 今日、喜久家を旅立った若者たちがいる。
大阪の千晶ちゃん、韓国のミナ、フランスのゾエ。
昨夜のお別れ会のために急きょ松山からかけつけてくれた南ちゃんも、そのお供をする。
明日は、ドイツのヘンドリックとアメリカのリタも出発。
 私は仕事のため見送りには行けないのが残念。

 毎年のことながら、別れは悲しい。
わずか2週間の出会いなのに、一生のつながりができそうなくらい深く心に残る。
日常に返れる安心感ともっと一緒にいたいという思いが入りまじることだろう。

 昨夜は、国際ワークキャンプメンバー最後の夜。
一緒に汗を流し、語り合った受け入れ農家のみなさんも集まった。
少し緊張していた2週間前とはまったくちがう表情。
大佐田の木野本さんが、笑いの渦に引きこんでいく。 
二名津の村市君は、おだやかに若者たちの声に耳をかたむける。
いいなー。この雰囲気。

 最後にこの2週間のスライドショーを観る。
笑いあり、涙あり。
千晶ちゃんの涙にもらい泣き。

 時計は真夜中12時を過ぎた。
お別れの時だ。
みんなが見送ってくれるなか、
最後のあいさつをかわし、かたい握手をする。

 若者たちのこの手が地域に元気を与えてくれた。
ありがとう。
また会おう。

 行ってらっしゃい。
コメント (4)
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