ふるさとの平礒は、人口50人の小さな郷。
1年前に引っ越して帰って来てから、この小さな郷にたくさんの人が訪れる。
風通しのよい郷。
交流人口が増えるということは新しい何かが生まれてくることを予感させる。
今日、伊方中学校時代のかわいい教え子2人が訪ねてきてくれた。
14年前に出会い、今でもつきあいが続いている。
彼女たちにとっては、人生の半分以上の時間のつきあいとなる。
自分にとってこんな関係って、本当に幸せだと感じる。
生涯大切にしていきたい2人。
今日、訪ねて来てくれた理由というのが、
友だちが結婚するので、その人に贈るためのビデオレターに協力してほしいということ。
もちろんその友だちも教え子の一人で、今でもつきあいが続いている。
結婚することを聞いて驚いたが、それ以上にうれしかった。
笑顔の似合うとてもやさしい子で、きっとすてきなお嫁さんになる。
ビデオレターでは、彼女のことを思い出しながら、
緊張の汗も出しながら、メッセージを贈らせてもらった。
2人とは、それ以外のいろいろな話しもした。
すてきな大人になっている。
うれしさとそんなつながりが続いている幸せ感。
静かな平礒の夜は、たくさんの笑い声で響いていた。