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良あんちゃんは、クリスティーナとエロックにはさまれて、両手に花。
最後の夜、2人は感謝とおもてなしの気持ちをこめて、
バリ島の伝統舞踊を踊ってくれた。
2羽の鳥がはなやかに舞った。
感激した。
バリ島の伝統舞踊を平礒喜久家でまじかで観る。
踊りこそ違えど、その気持ちは通ずるものがある。
そんな2人の気持ちがうれしかった。
そう感じていたのは、私だけではない。
30人ほどいたのだが、みんな踊りに見入った。
中でも浅野良あんちゃんの感激ぶりはすごかった。
今回のグループワークキャンプでは、おおぜいの留学生たちをこころよく受け入れてくれた。
作業をしながら交流し、お互いの良さに気づいた。
普段は、口数の少ない良あんちゃんが楽しげに話している。
別れを惜しみ、話はつきない。
そんな良あんちゃんのうれしそうな様子や
変わりぶりをみていると、
人はきっかけさえあれば、いつだって変われるのだと感じた。
このすばらしい宴は、夜遅くまで続いた。