喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

大人の教科書

2016-10-09 | 教育
「自分は、なぜ勉強し、なにを勉強するのだろう?」

 そんな質問をされたら私たち大人は、どう答えるだろう。
以前買って読んだ本に「16歳の教科書」というものがある。
本棚から取り出し、再びパラパラとめくってみた。



「なぜ、大学に行くのだろう?
親や先生が行った方がいいというから?
友だちほとんどいっているから?
就職に不利だから?

 これだけが理由であるなら、行く意味はあまりない。

なぜなら、これらは、すべて『自分の外にある理由』だから。

 自分の人生なんだ。
自分でしっかりと決めないと。

 ただなんとなく、多くの人がそうしているから大学に行こうとしている。
そしてなんとなく勉強している。
あれほどたいへんな教科の勉強も、あやふやな理由で勉強しているだけかもしれない。

 もちろん、大人も勉強する。
それは、仕事に必要なものがほとんど。
勉強する理由、しなければならない理由は、しっかりとあるのが大人の勉強。
 だから関係しない勉強はほとんどしない。

 では、なぜ子どもたちは、大人たちもしないような勉強をするのだろう?
何を学ぼうとしているのだろうか?

 だから、16歳という今、真剣に考えてほしい。
自分が勉強する理由、そして何を勉強するかを。」



 私たち大人もしかり。
勉強って、自分を豊かに成長させていくためにあると思う。
そしてそんな自分が、誰かの何かの役にたてれば幸せ。

 自分の内にある理由を考えてみよう。
勉強に対して、みえてくるものがちがってくるのでは。

 
                   岬人(はなんちゅう)
         

若者たちは、なぜ佐田岬(平礒、喜久家)へ帰って来るのか

2016-10-09 | 地域づくり
 昨日、昨年の喜久家国際ワークキャンプのメンバーだった薫ちゃんとみおちゃんが、平礒に帰ってきた。
2泊3日の岬旅(はなたび)だ。
 現在喜久家には、台湾のゴー、フランスのジョーがいる。

 もちろん夜は、懇親会。
弟の洋海、ちょうど帰省していた息子の武蔵、幸徳くん、美奈ちゃん、そして藤原先生。
今回の話題の中心は、「愛について」。

 人口50人の平礒で、喜久家に10人が集う。
この夜一番にぎやかだった場所だ。











 田村よっくんからのうれしい差し入れ。
みっちゃん大福、浅野さんちのデコポンろーる
みんな大好きな、思い出のスイーツ。

 



 薫ちゃん、みおちゃんのように、
若者たちは、なぜ佐田岬(平礒、喜久家)へ帰って来るのか。


 今回は、この疑問を薫ちゃんやみおちゃんにじっくりと聞いてみようと思う。
それが、田舎の、岬の、平礒、喜久家の魅力づくりにつながる。

「みおちゃん、東京から松山、そして佐田岬へと。
どんどんまちは小さくなり、人もいなくなる。
 すごいギャップやけど、なぜ何回も帰って来るの?」

「神崎口のバス停を降りると、空気がちがうんです。
湘南の海とも違う、千葉の海とも違う。
そして海の香りがします。」


 両側に広がる岬の群青の海。

 2人が出発するまでに、まだまだ聞いてみよう。


              岬人(はなんちゅう)

八幡浜に「みなと湯」

2016-10-09 | 地域づくり
 八幡浜に待望の温泉ができた。

その名は、「みなと湯」。

 まだ入っていない。




 「高台から望む海、

 潮風にふかれ、

 山に実る木々の香り、

 風情のこる町並み、

 自然豊かな八幡浜。」


        
            岬人(はなんちゅう)