喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

袖振り合うも多生の縁 ~広島の学生さんとの出会いと再会~

2016-10-25 | 感動
 昨夜、喜久家に思いがけないお客さまが来られた。
広島の女子大生、カラリー。

 カラリーとの出会いは2年前にさかのぼる。
所属している地域教育実践交流集会が大洲で開かれた。
その時に「おのみち100㎞徒歩の旅(人間力育成塾)」という活動をしていて、参加してくれた。

 はじけるような笑顔が印象的で、昨年も参加してくれ、
その活動も含めてすばらしい人だった。

 私もふるさとで行っている「喜久家プロジェクト~若者と共に郷づくり~」を紹介し、
興味を示してくれた。
「いつかおいで、おいで。」
と約束し、ブログやフェイスブックを通して紹介し続けていた。

 今から1か月ほど前、彼女から連絡があり、
約束が実現することになった。
 本当、不思議なものだ。
袖振り合うも多生の縁。
小さな出会いが、大きな絆へと変わっていくのを感じる。

 昨夜8時、広島から5時間も車を運転して、伊方で合流。
ほぼ1年ぶりの再会に、そして約束の実現にうれしくて、うれしくて。
 様々な話をしながら家路を急いだ。

 平礒に到着し、星空を見上げて感激しているカラリー。
そうここは超田舎。
街灯が少ない代わりに、輝く星はたくさんある。


 道路から息を切らしながら上がること5分。
喜久家に到着。
 すでに懇親会は始まっていて、かわいいカラリーの歓迎ムードは高まっていた。
台湾出身のゴー、シュー。
フランス、パリ出身のジョー、そして3日前に入って来たフランス、ニース出身のルーセン。
平礒の幸徳くんと弟。


 
 この夜も喜久家は多彩な顔ぶれでにぎわった。
そんな楽しさと熱は、カラリーにも伝わったのではないだろうか。
 まだまだ話したいことはたくさんあったが、今日に備えてお開きとなった。



 今日は午前中、カラリーは幸徳くんの園地で農作業の初体験をしたようだ。
 先ほど電話で聞いたら、体験が新鮮で、
同世代の幸徳くんから夢のある熱い話を聞いてうれしくなったとのこと。
 若者の出会いは、実におもしろい。
カラリーともまた会いたいと思う。




 今夜も超田舎の平礒、喜久家はにぎわっている。

      
         岬人(はなんちゅう)