喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の休日 ~33年ぶりの自転車通~

2019-04-21 | 生き方
 日曜日だが、山積みの仕事をしに職場へ向かう。
地域を自転車で回ってみようと思い、平礒から自転車で約8㎞ある三崎中学校を目指した。
自動車なら15分ほどだが、ゆっくりと30分ほどかけて。
とはいえ、立こぎしなければならない上り坂も。

 三崎高校へ通っていたころ以来の自転車だ。
何と33年ぶり。


 実は、先週も自転車で行った。
 6年前、現在21歳の息子が高校生になるときに買った自転車。
息子が卒業した後は、娘が引き継いだ。
2年間乗ってバイク通を始めたので、乗られないまま倉庫で眠っていた。
さびや汚れが付いたものを磨き、動きが鈍くなったところに油を塗った。

 先週は、試運転を兼ねていた。
我が子が乗った自転車を父が引き継いだ。
いいものだ。
思いがこもった親子の自転車。長く大切にしていきたい。


 途中、瀬戸内海側から望む伽藍山。
三崎中学校の校歌の歌詞にも出てくる伽藍山。
そして二名津湾。


 二名津に入った。旧二名津中学校。
当時、正門前であいさつ活動をしていた。


 二名津中学校の側で、お大師様(弘法大師)のお接待をしていた。
私もお菓子をいただいた。
 今もなお、信仰心厚い地域の人たちによって引き継がれている。
いろいろな話を平尾長さんや山西のおばちゃんから聞いた。




 三崎トンネルを抜けると下り坂。
山桜の名所奥山は、今は葉桜がパッチワークのようにきれい。
 手前には、地域の人たちによって育てられた芝桜が鮮やかなピンク色。


 ついに三崎中学校に到着。
伽藍山をバックに、絵になる学校だ。


 途中、多くの地域の人たちに出会い、話を聞いた。
言葉の端々に、三崎中学校への温かい気持ちが感じられた。

 四国最西端の三崎中学校。
地域と共にある学校を目指したい。


            岬人(はなんちゅう)


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