僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

I LOVE 9

2006-08-05 | Weblog
長女がアメリカ留学中の話。
授業の一環として、現地の幼稚園児に日本語を教える機会があったそうな。
その中で、1から10までの数字の発音を教えるにはどうするかを考えた時、
3なら“太陽のSUN”、5なら“行くのGO”という風にして教えていったらしい。

そうやって教えていって「9」まで来た時。発音の例より先に日本語で「キュウ」
と言ったところ、何故か子供たちが揃ってその「キュウ」が大好きだと言い出し、
別に1から10までの数字の中の好きな数字を言いなさいといった訳でもない
のに、とにかく I LOVE “kyu”だったということなのよ。

それを聞いてなんでなんやろと思って、実際に1から10までの数字を普通に
日本語で発音してみたら、 確かに9だけがやけにチャーミングな音には違い
ない。でもただそれだけなんかな、と考えてたらもうひとつあった。9だけには他
の数字にはない、間に小さい「ュ」があって発音すると、くちびるがキスをする時
の形になるのだ!
きっとアメリカの子供ならキスには慣れてるやろし、表現力が豊かで、人の表情
もよく見てるから、そのあたりで9が好きになったんとちゃうやろか。

まぁこの論が正しいかどうかは分からんけど、その論を検証する時に絶対にし
てはいけないことがひとつある。

間違っても俺がキスする時の顔を連想しないでください。