もしも2億円が当たったら何に使う?というこの時期ノロウィルスと同じくらい流行っている
質問。我が家も例にもれず、嫁から皆にその質問があった。
で、その答え。
俺は当然ギター。それと書斎も一緒になった自宅スタジオ。それ以上は思いつかなかった。
嫁は海外旅行。それとできることなら健康な体が欲しいと言っていた。
まぁ、二人とも普通の大人の見る夢なんてこんなもんや、という感じ。
ここから先は子供達(といっても大人やけど)の夢。これがまぁ姉妹の性格の差を表してて
おもしろい。
まず長女。真っ先に口から出たのが「みたらし小餅を食べたい」。この餅をご存知ない人
のために説明しておくと、これは、みたらし団子の“アン”が外につけてあるんじゃなくて、餅
の中に入っているというだけの珍しいもんでも高いもんでもない。まぁこれを2億円分食べ
ようとしたらたぶん10万円くらい使った時点でもう二度と見たくもないくらい嫌いになるや
ろね。他にないんか?と聞くと次にやっとこさ出てきたのが天体望遠鏡。これはピンキリあ
るけど、それでも素人が覗くものなら3万~せいぜい10万くらいのもんやろ。ホンマに欲
がないというか、ボーとしてるというか・・・。
次に次女。こっちも間髪入れずに口からでたのが「マンション」。俺が「へー、家欲しかった
んや」と言うと、「ううん、住むんやなくて、賃貸料を取るための不動産。2億円使ってあと
もうお金がない、というより、ちょっとづつでもずーとお金が入ってくるほうがええねん」やって。
こっちは、夢見ることより現実を見据えた答え。しっかり者(長女と比べて)の次女らしい。
そして、2億円を全部すぐに使ってしまう豪快さがまたしっかりさと反比例しててこれもまた
面白い。
まぁ、2億円が当たる確率は限りなくゼロに近いわけやけど、家族みんながそれぞれに
「夢を見るという行為」を続けるなら、それだけで、2億円以上の価値があるような気が
するなぁ。