今ウチの会社に関係クライアントから2週間ほどの予定で研修生が来ている。
仕事の内容については研修生なので何もいうことはないのだが、先日この研修生の帰りの
挨拶に度肝を抜かれてしまった。
普通にお先に失礼します。と言ったまでは良かったが、そのあと誰かにバイバイと(口に
は出さないが)手を振っている。その視線の先には俺も含めいいおっさん達が数人いたの
だが、皆お互い目を合わせて、「ん?誰か知り合いなん?」と尋ね合う状況になった。
結局誰もそういう関係ではなく、これはどうも最近の若者の文化らしい、ということにな
ったのだが、俺は、こんなものを文化などと言われては文化が怒る、と思ったね。
尊敬する作家の司馬遼太郎さんは著書の中で、「文化は濡れているいるものだ」と言った。
文化の本質をものの見事にひとことで表していると思う。捉え方は個人によって違うだろ
うが、俺は“人に浸透していくもの”という意味合いで捉えても間違いじゃないと思う。
それを当てはめてみるとどうだろうか?こんなに乾き切った行動を文化などと定義しては
いけないだろう。大体からして「個人」→「チーム」→「組織」→「業界」・・・という
階層にある文化の「組織」の壁を超えなければ会社にとっては文化ではない。遠くで文化
と呼ぶのは勝手だが。
今度俺に手を振ったら、「俺のこと好きなん」と聞いてやろうかと思うが、「セクハラお
やじ」という文化語で呼ばれて一巻の終わりなんやろね。
仕事の内容については研修生なので何もいうことはないのだが、先日この研修生の帰りの
挨拶に度肝を抜かれてしまった。
普通にお先に失礼します。と言ったまでは良かったが、そのあと誰かにバイバイと(口に
は出さないが)手を振っている。その視線の先には俺も含めいいおっさん達が数人いたの
だが、皆お互い目を合わせて、「ん?誰か知り合いなん?」と尋ね合う状況になった。
結局誰もそういう関係ではなく、これはどうも最近の若者の文化らしい、ということにな
ったのだが、俺は、こんなものを文化などと言われては文化が怒る、と思ったね。
尊敬する作家の司馬遼太郎さんは著書の中で、「文化は濡れているいるものだ」と言った。
文化の本質をものの見事にひとことで表していると思う。捉え方は個人によって違うだろ
うが、俺は“人に浸透していくもの”という意味合いで捉えても間違いじゃないと思う。
それを当てはめてみるとどうだろうか?こんなに乾き切った行動を文化などと定義しては
いけないだろう。大体からして「個人」→「チーム」→「組織」→「業界」・・・という
階層にある文化の「組織」の壁を超えなければ会社にとっては文化ではない。遠くで文化
と呼ぶのは勝手だが。
今度俺に手を振ったら、「俺のこと好きなん」と聞いてやろうかと思うが、「セクハラお
やじ」という文化語で呼ばれて一巻の終わりなんやろね。