一昨日いつものごとく何気にテレビを見ていたら、亡くなられた著名人の特集?みたい
なことをやっていた。
その中でとても感動した話があったので今日はそれを書こうと思います。
ある著名な地震学者の先生がいた。その先生は地震の知識を広く伝えるために昼夜を問
わず働き続け、家族のための時間などほとんどとれず、奥さん曰く、ありがとう、ごめ
んなさい、など一度も聞いたことがない、という人だったらしい。
その先生が亡くなられる前、奥さんに最後に残した言葉が「many many many many many
many many many many many(数は定かではないが)Thanks」だったらしく、俺はそれを
聞いただけでも感動してたのに、次の奥さんの言葉を聞いてもう恐ろしいまでに感動し
てしまった。それは、
「私は主人から今の若い方のようなプレゼントは何ももらわなかったけれど彼の人生
そのものが最大のプレゼントです」という言葉。
なんと深い言葉なんだろう。人生は“上手く”やったり、器用に立ち回ったりするもん
じゃない。自分が最も輝く場所で心のままにわがままに、でも人に感謝して手を抜くこ
となく生きるものだ。そしてそれを理解してくれるパートナーは世の中に必ずいる」と
証明してくれたような気がする。
谷川俊太郎さんは「自分の人生が自分の墓石になってくれることを願っている」と言っ
たが、どちらも同義で、人生の達人達が放つ言葉のなんと密度の濃いことか。
日本人、とかく男性は特に女性への愛情を言葉にしないし態度にも出さない、と言われ
る。逆に欧米では言葉も態度も大げさなほど表現する。文化の違いだからどっちがいい
とかいう問題ではないが、「失われつつある日本人の素晴らしさ」を感じたこの「人生
がプレゼント」という生き様は、俺の人生のプレゼントにもなった。
たいしたことはしていないが、なんとか毎日頑張っていれば、どこからともなくプレゼ
ントをもらえるものでありまする。
なことをやっていた。
その中でとても感動した話があったので今日はそれを書こうと思います。
ある著名な地震学者の先生がいた。その先生は地震の知識を広く伝えるために昼夜を問
わず働き続け、家族のための時間などほとんどとれず、奥さん曰く、ありがとう、ごめ
んなさい、など一度も聞いたことがない、という人だったらしい。
その先生が亡くなられる前、奥さんに最後に残した言葉が「many many many many many
many many many many many(数は定かではないが)Thanks」だったらしく、俺はそれを
聞いただけでも感動してたのに、次の奥さんの言葉を聞いてもう恐ろしいまでに感動し
てしまった。それは、
「私は主人から今の若い方のようなプレゼントは何ももらわなかったけれど彼の人生
そのものが最大のプレゼントです」という言葉。
なんと深い言葉なんだろう。人生は“上手く”やったり、器用に立ち回ったりするもん
じゃない。自分が最も輝く場所で心のままにわがままに、でも人に感謝して手を抜くこ
となく生きるものだ。そしてそれを理解してくれるパートナーは世の中に必ずいる」と
証明してくれたような気がする。
谷川俊太郎さんは「自分の人生が自分の墓石になってくれることを願っている」と言っ
たが、どちらも同義で、人生の達人達が放つ言葉のなんと密度の濃いことか。
日本人、とかく男性は特に女性への愛情を言葉にしないし態度にも出さない、と言われ
る。逆に欧米では言葉も態度も大げさなほど表現する。文化の違いだからどっちがいい
とかいう問題ではないが、「失われつつある日本人の素晴らしさ」を感じたこの「人生
がプレゼント」という生き様は、俺の人生のプレゼントにもなった。
たいしたことはしていないが、なんとか毎日頑張っていれば、どこからともなくプレゼ
ントをもらえるものでありまする。