kimitsuku独り言

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友情

2018年04月22日 | 日記
                   
 長男の中学校時の級友Sくんは27歳の若さで脳出血を発症し、以来ずっと道南の街の障害者施設で療養中です。Sくんが札幌で開かれる同窓会に出席したいと願っていると知り、級友たちが役割分担してその願いを実現させました。施設と連絡を取り必要な情報を収集する者、同窓会を予定しているホテルと交渉する者、入所している施設まで迎えに行く者、会食時に摂食介助する者、就寝や排泄、着脱、朝食など翌朝チェックアウトまで様々な生活介助をする者、施設まで送って行く者。
 級友の女性一人がホームヘルパーをしており、彼女を中心にSくん25年振りの帰郷旅行が組み立てられました。重度の身体障害のため日常動作の全てに介助が必要で、移動中の車中では両隣で身体を支え、車椅子へ移る際には二人で抱えて移乗し、言語障害のため会話は文字盤と筆記、食事形態はミキサー食で介助が必要。級友たちが手分けして役割分担したが困ったのは夜間の介助者が見つからないこと…そこで白羽の矢が立ったのがKimitsukuでした。「よし分かった 何とかしようじゃないの」。元職場の後輩である男性介護職員Tさんにお願いすると、快く引き受けてくれるとのこと。Sくんの状況について施設に確認してTさんに伝えると、何とか大丈夫でしょうと心強い返事に一安心でした。
 同窓会が開かれた21日は長男がD市の施設まで迎えに行き、昔Sくんが住んでいた辺りをドライブして楽しんだようです。
長男と面識ないTさんを一人でホテルへ行かせる訳にはいかず、Kimitsuku も同行して長男に紹介し、Sくんにも逢って安心して帰宅しました。
 翌朝の長男とTさんの話では、Sくんは二次会にも出席し午前1時過ぎに戻って来たとのこと。25年振りの帰郷と同窓会に
とても満足そうだったと聞いて心から嬉しく思いました。
 札幌K中学校1980年卒業の皆さん大変ご苦労様でした。ホント友だちっていいわねぇ、これからも此の友情を大切に…ネ。
コメント (4)
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