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介活6カ条

2019年07月13日 | 日記
      
 介護サービスを受ける為に40歳から加入する介護保険制度。2000年の開始から3年に1度、制度が見直され、2018年4月より新制度が始まりました。65歳以上の介護保険料は上昇し、40~64歳の保険料も総報酬割の採用により負担が増える場合があります。更に8月からは所得により介護サービス利用時の自己負担額が2割から3割に増加する人も出てきました。10年後は更に自己負担が増え、介護サービスは減少、必要なサービスを受けられない人たちも… 此のような金銭的負担の増加は勿論不安ですが、更に深刻なのが介護士やヘルパーの不足です。介護サービスの需要は高まりますが、介護保険料が上がっても介護士やヘルパーの給料には必ずしも反映されてはいません。しかし利用者は保険料を払っているのだからサービスを利用するのは当たり前と思ってしまいがちです。利用者やご家族から介護士への暴言や暴力などの問題は多くあり
これが離職の原因にもなっています。将来、人員不足となった時に処遇困難な利用者はサービスを受けられる事業所を見つけることが難しくなるケースが出てくるかも知れません。
         
            そんなことにならぬよう、私たちが今から出来る《介活6カ条》

① 「支えられ上手」になりましょう
  “サービスを受けるのは当たり前”は禁物。日頃から介護士と「お早う」「有難う」等のコミュニケーションを
  取り、気持ち良く介護サービスを利用しましょう。
② 「口コミ」を大切にしましょう
  介護サービスの良し悪しは、利用者が一番よく知っています。その為、普段からサービスを実際に受けて
  いる人が身近にいれば、その声を聞いて情報を集めておきましょう。
③ 「介護」について話し合いましょう
  介護問題は元気なうちから周囲と話し合うことが重要です。普段から家族や友人で話し合って、「介護」に
  関する知識を身に付けましょう。
④ 「かかりつけ医」を持ちましょう
  介護が必要になった際、介護認定の申請には主治医の意見書が必要な為、「かかりつけ医」が居る方が
  手続きはスムーズです。健康について日頃から相談できる医師を見つけておきましょう。
⑤ 「相談できる人」を持ちましょう
  介護が必要になった時に相談できる人を持つと共に、相談窓口を知っておくと便利。元気なうちから「介護
  予防教室」に通い、地域包括支援センターのスタッフと関係を築くのも一つの方法です。
⑥ 元気なうちは「仕事・ボランティア」をしましょう
  出来る範囲で仕事やボランティアを続けましょう。外出は介護予防にもなるし、介護ボランティアなら介護に
  関する情報も得られるでしょう。
         
 世の中には《就活》、《婚活》、《終活》など様々な《〇活》が溢れていますが、更にもうひとつ《介活》を加えて
やがて来るだろう、“要介護期”に備えておくことが必要かも…ですね。
コメント (2)
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