此処長野県駒ヶ根市赤穂「光前寺」は開創1,150年を迎え丁度、訪ねた時が7年に一度
のご開帳時期でした。秋十月23日より再度のご開帳が有ります。
天台宗別格本山、開祖は本聖聖人、開基年代(860年)。
境内は6.7ヘクタールも有り樹齢数百年ほどの杉の巨木が林立しており、山門からは
しだれ桜が沢山あり、参道の脇には天然記念物の「ヒカリ苔」の群生が見られる。
立派な「三門」をくぐると弁天堂が有り参道の奥に階段越しに「本堂」が見える。
この寺には「霊犬早太郎」と云う犬の伝説が伝わっていて、本堂脇に高さ70㎝程の
その犬の彫刻と由来が書き添えられており、不動明王の化身として、災難除け、厄除
けの霊犬として信仰を集めているようです。
本堂から左手の道を行くと「霊犬早太郎」の墓、更にその左手奥に県指定重要文化財
である「三重塔」が有ります。
周りは杉の巨木が生い茂り、境内に幾本かの道が造られさしずめ自然探索路のように
歩けるこの時は「シャクナゲ」が咲いて居た。
光前寺敷地の隣には駒ヶ根高原美術館も有り、今回は入館しませんでしたが、時間の
ある時は寄ってみるのも良いと思います。
車で行った場合、駒ヶ根高原観光案内所に車を置き徒歩で回ると、光前寺以外にも
結構観光が出来、帰りがけに「こまくさの湯」で一汗流すのが良い。