桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

尾瀬沼・大江湿原

2016-07-24 14:27:19 | 山歩き情報
2016年7月19日、尾瀬沼・大江湿原に行ってきました。
大清水から低公害バスに乗って一ノ瀬に行き、そこから、
三平峠、三平下、尾瀬沼ビジターセンター、大江湿原へ
と歩き、同じルートを戻ってきました。全行程4.5hでした。


一ノ瀬休憩所に着き、バスを降りたらすぐに目に入って
きたシシウドです。


歩き始めてすぐの、ここから入山します。まずは、三平峠へ
の上りが続きます。


ヨツバヒヨドリが咲き始めていました。


これは、トリアシショウマです。今まで、ヤマブキショウマ
とばかり思っていましたが、違っていたみたいです。いまが
ちょうど盛期みたいで、この日いろんな所で見ました。


ミヤマシシウド。道に並行して流れる沢との間に
咲いていました。


これはクルマムグラですね。後で出てくるヨツバムグラは
いっぱいありましたが、これは希少でした。


ズダヤクシュです。


カニコウモリもまだ早かったみたいでした。


ギンリョウソウが落ち葉の中から顔を出していました。


三平峠への上りが半ばを過ぎた辺りで視界が開けた所を
通ります。そこからの景色を撮りました。自分なりに、
ここを第一展望所と名付けています。この先、もう一カ所
開けた所があって、それを第二展望所と呼んでいます。


これはクロヅルではないかと思います。初めて見ました。


モミジカラマツ。これも至る所で見ました。


ヨツバムグラ。花がアンテナみたいですね。


これはホソバノキソチドリみたいで、三平峠近くまできた
シラビソの林の中で発見。大江湿原ではよくみられます
が、ここでは珍しいですね。


三平峠に着きました。もう、ここから先は尾瀬沼まで
下りになります。


三平下の山小屋近くにきたら、ヤマオダマキが隠れる
ようにひっそりと咲いていました。


小屋の近くでマルバダケブキが集中して咲いていました。


すぐ近くの岸辺へ下りて、尾瀬沼と燧岳を撮りました。


写真を撮ったすぐ横にあったこれは、ノダケでしょうか?
ちょっとはっきりしません。


大江湿原に向かって歩きだした木道わきにオタカラコウが
咲いていました。


同じく、こちらはコオニユリですね。きれいに咲いていました。


木道脇に設けられた展望台から燧岳を撮りました。


展望台のすぐ傍にあったワレモコウ。でも、何か変。普通
なら展望台周辺にはいろいろな花がある筈なのに、ほとんど
見当たりませんでした。この日の目的のニッコウキスゲも
まったくなし。悪い予感がしてきました。


木道を先に進みました。途中ではオオバセンキュウが
固まって咲いていました。


アザミ。ビジターセンターが近くになってきたら、ポツリ、
ポツリと出てきました。ハチが止まっているのが分かりま
すか?


それこそ天にも昇れとばかりに現れた、大きく背を伸ばした
オオウバユリ。その大きさに驚きです。後に見えているのは
長蔵小屋。


長蔵小屋前のヒメサユリはもう終わりでした。


道脇に、ハナニガナが固まって咲いていました。


こちらはヤナギランですね。これから咲こうとしている処
みたいです。長蔵小屋前でヤナギランが咲くとは、今まで
気が付きませんでした。


大江湿原に足を踏み入れました。これは異変だ!! ご覧の
ように、ニッコウキスゲの姿がありません。もう終わって
しまったのか(おそらくそう)、それともこれから本格的に
咲くのか、と疑問が湧いてきました!?


僅かばかり咲いている内で、少しでも見栄えがよさそうな
のを撮りました。


唖然とした思いで木道を歩いていくと、ネジバナのきれいな
ピンクの色が目に付きました。


オタカラコウが燧岳の方向に向かってずうっと並んで咲い
ていました。


こちらはオトギリソウです。


コバギボウシがこちらの方へ向かって花開いていました。
この花もいまが一番みたいで、いっぱい咲いていました。


アオヤギソウ。周りの緑に溶け込んで、ちょっと分かり
づらいかもしれません。


カラマツソウも、普段ならもっとたくさんあってもいい筈
なのに、少なかったです!?


沼山・沼尻の分岐点を少し沼山方面へ行った所から、
それでも少しまとまって咲いていたニッコウキスゲを
撮った積りの景色です。


戻り始めた処で撮ったオニシモツケ。これから本格化します。
いつもと同じペースで咲いてくる花もあるのです。


これはまだ小さいですが、ミズチドリではないでしょうか。


オゼミズギク。まだみんな小さな蕾状態が多い中で、大きく
咲いていたのを撮りました。


三平下近くの展望台傍まで戻ってきたら、咲き始めた処の
キンコウカを見付けました。


こちらは湿原でよく見かけるミタケスギ。


三平峠へ向かって上る木段と木段の間に、赤い実を付けた
タケシマランがあったのに気が付きました。


三平峠を過ぎ、第2展望所から見えた景色を撮りました。
傍を歩いていた人が、中央遠くに見えるのは赤城山と話し
ていましたが、本当にそうでしょうか?

大江湿原のニッコウキスゲ、通年ではこれからが本格的に
咲いてくるはずなのが、殆ど見当たりませんでした。5月
のミズバショウといい、本当に異変が起きているみたいな感じ
を受けるのは私だけでしょうか!?
コメント
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