こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

シルバー農業

2010年07月24日 06時42分27秒 | Weblog


 中山間地農業で最も重労働は、夏場の草刈り作業です。
その草刈り作業を、シルバー人材センターにお願いして作業をしながら、農業をされている方がおられます。
85歳と82歳のご夫婦です。子ども3人は都会に出て老人世帯です。
懸命に農地を守りながら生活されています。
 中山間地の農業は、不採算農地ばかりですが、先祖代々の農地を粗末にはできないといわれています。

 77歳と73歳のご夫婦は、子どもと孫に囲まれて生活していますが、上場開発と水田ほ場整備事業の負担金を年間30万円払わなければならないと嘆いておられます。
 その方は、幾ばくかの年金から負担金を払っているけど、子どもや孫に迷惑かけられないからと「払い終えるまでは死ねない」といわれていました。
しかし、支払期間はあと17年ほど残っています。
「上場開発も水田ほ場整備もしなかったら楽なくらしができていたのに」と後悔の念を語ってくれました。
 農業を大企業のもうけのために踏みつけにしている実態を判ってもらえる時期がきたようです。現実を見ることで。

上の写真は、京都金閣寺。下は、太刀鉾の荷台です。右にいるのが私です。




 
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