こんにちは浦田関夫です

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劣悪な労働条件では集まらない

2014年09月12日 06時40分50秒 | Weblog


 先日の一般質問で「人手不足」が取り上げられていました。
最近、「求人しても人が集まらない」と言うのです。
7月の求人倍率は、1・1倍(全国)唐津市は0,96倍で近年にない高水準です。
業種別に見ると、建設業、医療や介護、スーパや外食産業でも顕著に表れています。

 では、本格的に企業求人は回復してきているのでしょうか?
正社員の求人倍率は依然として「1」を下回っており改善されたとはいえません。
企業が求めているのは正社員ではなく、低賃金のパートなど非正規労働者です。
「人手不足」といっても、企業は「安上がりの労働者」を求めているのでは、労働者が集まらないのは当然です。

 ただ、中長期的に見れば、日本が人手不足になることは明らかです。
それは、少子高齢化で若年人口が減少しているからです。
そこで、政府や財界は「女性や外国人」を活用しようとしています。
しかし、女性や外国人を「活用」しようとするならば労働環境の改善が不可欠です。
男女の賃金格差は大きく、外国人労働者の雇用は低賃金で雇用する制度となっています。

 このように、人手不足と現状と背景を考えると、正社員が当たり前の雇用条件の改善や外国人の労働処遇改善なくして人手不足は解消しないと私は思います。

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