以前から見たかった広瀬で浮流にいってきました。
子ども浮流はよく見ますが、大人の浮流は見たことがありません。
広瀬浮流は「武家浮流」といわれるもので珍しいとされています。
佐賀県重要無形文化財にも指定されています。
数百年の歴史があるといわれ、ハッキリした起源やいわれを伝える文献が残っていないそうです。
侍の心を受け継ぐ広瀬浮流は、裃を着用し笛、鼓、締め太鼓に鉦が続きます。
鉦をたたく人は、ねじり姿です。ここにも武家社会の趣を感じます。
子ども浮流の派手さから比べると厳粛さを感じさせました。
ここのもう一つの特徴は、大太鼓を叩くバチがとても小さいということです。
小さくともかなり大きな音をはするためにはかなり熟練と体力が必要なはずです。
そのために、大太鼓の面に太鼓を叩く時に当たって「血」がついています。
(左肩の上に注目)
伝統芸能を引き継ぐ後継者不足が、ここでも同じだと言われていました。
このお祭りに、大串衆院議員、坂井市長や県議などが顔を見せていました。