今朝の佐賀新聞(写真)では、坂井俊之市長が支部長を務める政党支部を解散したことを伝えています。
政治資金規正法では、政治家個人が企業団体からの寄附を禁じていますが、政党支部はこれを許されている事を利用して「迂回献金」していた疑いがもたれていたものです。
坂井市長は、市長に就任し「佐賀県唐津市101支部」を自宅の住所に県の選管に届けて、市内の企業団体から寄附を集め、その全額を毎年、自分の後援会に振り込んでいました。
「101支部」は、総会や党勢拡大などの実態や経費は一切計上されておらず「トンネル団体」とみられています。
市民団体は、このことを理由に佐賀地検と佐賀県警に告発し受理されています。
坂井市長は、解散の理由を「誤解を招いた」としていますが、やましいことがなければ解散はしなくて良かったはずです。
紙面によると、「もう一度確認したうえで25日に明らかにしたい」と述べています。
どんな説明をするのか注目したいと思います。